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2009/04/11(土)00:51

「ローマのパンとサーカス」日本版

健康(9)

中学生フットサル大会で試合にわざと負けるよう指示したとして、公立中サッカー部のコーチで同校の教頭(47)が9日、日本サッカー協会から「12カ月のサッカー関連活動の停止」という厳しい処分を受けた。 日本協会によると、同校は今年1月の上越地区大会で3連勝し予選リーグ突破が決定。 教頭は準決勝で相性の悪い相手との対戦を避けるため、次戦で大量点で負けての2位通過を画策し、生徒に指示した。 すると生徒は故意のオウンゴールを6度繰り返すなど忠実に指示を“実行”。 試合は0-7で敗れ、狙い通りの2位通過を果たした。 犬飼基昭会長は「教育者の風上にもおけない」と怒り心頭。 教頭も「フェアプレー精神に反し、教育的配慮にも欠けていた」と事実関係を認め、謝罪した。 もっとも、同校は決勝トーナメント初戦で敗退。“悪知恵”も実を結ばなかったようだ。   以上は産経新聞4月9日記事からの引用です。 これを「悪知恵」という「産経新聞」も「頽廃の極み」ではあります。 古代ローマの「パンと競技場」、これを英語読みして「パンとサーカス」という否定的な現象があります。 ローマ帝国は、広大な支配地からの搾取で成り立っていますので、ローマ市では市民権を持つ市民に無料若しくは極めて安価の「パン」と、 刺激的な競技を見せる「競技場」、「サーカス」更には「娯楽一般」が与えられました。 要は、ローマ市民は働かなくても、無料で食糧を得るとともに、与えられた「娯楽」で刹那的な刺激や快楽に溺れていき、精神的・肉体的に退廃していくようになったという史実です。 このようなローマ市民の退廃が、ローマ帝国の没落の原因となったと言われています。 このことは西洋社会では、良く知られた史実ではありますが、日本の中学・高校の世界史では教えられてはいないようです。 さて、日本では「パン」に象徴される「食糧」には、下記のような物が安い価格で与えられています。  化学肥料・農薬に塗れた食品  化学添加物で厚化粧された食品  日本人の生理に反する「違う風土」で生育された「輸入食品」  白米・砂糖・小麦粉に代表される「精白食品」 次は「競技場」「サーカス」に象徴される「娯楽一般」とは。 まずは、プロ・スポーツへの過剰なほどの報道があります。 テレビやラジオの「定時ニュース」では、必ず、アメリカ・大リーグでの日本人(?)選手の成績が伝えられます。 「奴隷」として買われて行った輩は知るよしもないのかも知れませんが、輩の名前・写真や成績が日本に伝えられる度に、大リーグ側に「寺銭」が入っていきます。 奴隷として行くのは本人の自由ではありますが、それをネタに日本人がアメリカ側に搾取されることは許されません。 その奴隷の一人が「侍・日本」のリーダーとして喧伝されるのも頽廃の極みではあります。 日本で「商売」する「自営業」のプロ野球選手も「神格化」されています。 1勝も出来ない投手に年俸1億~2億円も払い、 2年間に亘って、公式試合に一度も出なかった投手に2億5千万円が払われています。 これ以外にも、年俸1億~3億円までの「固定給の自営業者」がゴロゴロいます。 勿論、運営会社は赤字です。 その親会社が国民から搾取して黒字としています。 一般国民は、このような食品を買わされて「安物買いの銭失い」だけではなく、 「安物買いの命失い」に堕落していることには気が付きません。 同じように生涯賃金が2億6千万円~2億9千万円の一般国民が、一年間で同額の収入を得る輩に夢中となりつつ、搾取されていることにも気が付きません。 それと同時に、このような輩を見ていては、「時給1000円」で働くのが馬鹿らしくなってくるのも当然ではあります。 輩は「若い人たちに夢を与えている」などと僭越なことを平気で言いますが、実際には、日本人の特質である「勤労意欲」を低下させていると言えます。 最近は、プロ・サッカー選手も同じような状況にあります。 二足歩行を実現し、自由に手が使えるようになった人間が、原則「手が使用できない」サッカーに興じること事態、私は差別的で異常な世界ではあると考えます。 更に言えば、日本は「世界的にサッカーは弱くても良い」と思ってます。 本来「喧嘩」ができない日本人には不向きのスポーツではあります。 パチンコも「永遠に不滅」ですね。 テレビも「低脳人」「芸NO人」の私生活と裸と馬鹿笑いを映し出すだけで、自動車や食品などのCMを垂れ流して、一般国民の「低脳化」を推し進め、思考能力がドンドン減退していきます。 政治には「お金が掛かる」と言い、一般国民からの血税から「政党交付金」が投入されても、まだ足りないから、個人献金を頼りにしたいとのこと。 「企業献金が駄目なら個人献金に!」という流れでしょうか。 何故、政(まつりごと)を担当する者が、第三者から「お金」を献金して貰わなければならないのか、私には分かりません。 端的に言いますと、政を担当する者(これを政治家と言う)は、集めた血税を再配分する役目であります。 出来るだけ多くの国民に安全と安心を与えるために、立法して「血税を再配分」するのが「お仕事」であります。 その公人、特別職の国家公務員が特定の人から「個人献金」を受けて、公平な「再配分」ができると考えるには無理があります。 若しかして、この因果が分からないほど「思考能力」が低下しているのでしょうか? 政治に無関心になるのは、ある程度、許すことはできますが、ここまで「思考能力」が減退している事実は看過できません。 このように、日本人はスポーツ観戦、テレビ、パチンコなどの博打、映画・ビデオ・DVD、更にはインターネットで呆けていきます。 新聞記事の生徒は「故意のオウンゴールを6度繰り返し」ただけで済みましたが、一般の日本人は「知らず知らず」のうちに、365日、毎日、何度となく「オウンゴールを蹴り」続けています。 まさに「日本におけるローマのパンとサーカス」という自滅への道行きではあります。 これを避けるには「歴史」から学ぶしかありません。 それも、与えられた、捏造された「歴史」ではなく、私たちが発掘した「歴史」でなければなりません。

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