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2011.08.18
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カテゴリ:健康・ダイエット
日本の食糧自給率は39%(2010年度)、約40年前は79%でした。
そのうち、穀物自給率は28%、約40年前は82%でした。

このように約40年で、戦争や内乱そして大災害がないのに、大幅に自給率が激減し、その結果、自国の農業が悲劇的に崩壊させられたことは、古今東西、ありません。

約40年の間で、私たちは穀菜食という伝統食を捨ててきました。
国策によって「捨てさせられた」と言ったほうが適切です。

まさに日本は徹底的に「植民地化」され、悲惨な「人体実験」を受けてきた結果、
病気になるのが当たり前、
介護の世話になるのが当たり前、
という狂氣に満ちた社会になってしまいました。

2010年度食糧自給率の品目別を見てみましょう。
米は98%、野菜は77%、魚介類は60%とある程度、自給しています。
一方、砂糖類26%、畜産物16%、小麦8%というように穀菜食には含まれないもの(病因食)を外国に依存していることが分かります。

特筆すべきは、穀物自給率です。
米は98%というように、主食用穀物は60%とある程度、自給しています。
しかし、トウモロコシの輸入が約40年前に比較して約11倍に増加しています。
輸入穀物の約60%がトウモロコシです。

このトウモロコシは、主に牛の飼料の材料となっております。
牛の食性、つまり本来の主食は牧草ですが、この牛を美味しく食べるために、トウモロコシを濃厚飼料に加工して、牛に与えています。

本来の牧草ではなく、トウモロコシを材料とした濃厚飼料を与えられた牛が、奇形や病気になるのは当然です。
その死体である「牛肉」を、自らの食性に反して「霜降り肉が美味しい」と錯覚して、食べている人間も罹病するのは必然ではあります。

さて、昨年来、世界的な穀物価格が高騰し、食糧危機は何時到来してもおかしくない情況になっております。

平成20年7月23日日本経済新聞に、経済教室・「先進国の補助金も一因」という小論が掲載されていました。
著者は農林中金総合研究所主任研究員・Ruan Wei氏。
以下、要約引用いたします。

穀物は人間の生存に欠かせない主食で、生産は立地や気候条件に制約される。
一人の人間が食べる穀物の量は所得や価格との関係が薄く、価格弾力性が小さい特徴がある。
主食がグローバル市場に過度に依存すると、価格高騰時に貧困層の生存が脅かされるリスクが高い。
そのため各国は安全保障の観点で穀物自給率を高く維持することを目指してきた。
それを困難にしたのが先進国の農業補助金による人為的な価格低迷なのだ。
   
                              引用終了

戦後、日本という「途上国」が「先進国・アメリカ」の物量に呑み込まれ、食糧自給体制と農業とが崩壊させられた本質的理由を再認識することができます。

本来、食糧、穀物には「競争力」はありません。

つまり「身土不二」の原則があります。
この意味は、「身体と土(環境・風土)とは一つ」です。

風土から生まれた人間にとって、健全に生命を維持して行くには、それと同じ風土で栽培された食べ物を食べるしかありません。

食べ物が血となり、
血が細胞となり、
細胞が身体を作ります。

身体は食べ物から創られます。
その食べ物が、異なった風土で作られたものであれば、「異常な身体」になってしまいます。
伝統食の原則は「三里四方で獲れた食べ物を食す」ではあります。

日本では、日本産の米・野菜は「食べ物」です。
アメリカでは、アメリカ産の米・野菜は「食べ物」です。

しかし、日本では、アメリカ産の米・野菜は「食べてはいけない製品」略して「食品」です。
同時に、アメリカでは、日本産の米・野菜は「食べてはいけない製品」略して「食品」です。

つまり、
食べ物は、風土限定であり、
外国産とは競合などは有り得ませんし、
外国産との競争力も、有りません。

食べ物は、ただ唯一、その風土が生んだ人のためにあるのです。

食べ物は、一旦、違う風土に運ばれますと、それは「食品」となり、異物・毒物となってしまいます。

食べ物を、自動車やテレビなどの一般的な工業製品と同様に扱っては断じてなりません。
「食べ物は、生命そのものです」

「食べ物」「農作物」を含む「自由貿易」。
その「自由貿易」こそ「禁断の実」を食べることに他なりません。

「禁断の実」に触れた以上、「楽園」から追放されるのは当然でありましょう。
「楽園」に復帰するには、同じ風土の食べ物を食べるしかありません。

日本の伝統食である穀菜食への復帰です。
よく噛んでいただく少食・粗食への回帰です。

さて、牛は草(植物)だけを食べて、あの大きな身体を創っています。
草、穀物、野菜、豆類などの植物性の食べ物は、一般的に?は炭水化物と呼ばれています。
しかし、正確に言いますと「複合炭水化物」です。
  この「複合炭水化物」には、次のような要素が含まれ?ています。
炭水化物、粗たん白質、類脂肪、ビタミン、ミネラル、植?物繊維など。
このうち、「粗たん白」は腸内で「たん白質」に、「類脂?肪」は「脂肪」に転換されます。
これで、あらゆる栄養素が揃います。
 ですから、牛は草だけで、あの身体(体脂肪)を創り上?げています。
牛の「食性」は「草食」です。
 人間の「食性」も「草食」ですが、正確には、歯の形状?から見ますと「穀物を主食とした植物食」です。
すなわち、穀物を主食として、副食は野菜、豆類、海藻類とする穀菜食です。
日本の伝統食であります「穀菜食」に戻りましょう。

これが実現しますと、食糧自給率は100%になります。

付記:ここでいう「食糧自給率は39%」は、供給カロリー換算ベースです。
そこで「消費カロリー・ベース」や「金額ベース」で換算しますと、65%になるという考えかたがあるようです。

しかし、一般的な日本の食糧供給は、化学肥料・農薬・トラクターなどが必須の「石油農法」であり、石油の98%は輸入ですから、食糧自給率は「数%」となります。

更には、化学肥料・農薬に加えて「化学添加物塗れ」のものは、「身土不二」の原則から逸脱しますので、食品という「異物」「毒物」です。

本来、食糧自給率は「百%」か「ゼロ%」しかありません。
現在の日本は、残念ながら「ゼロ」です。







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Last updated  2011.08.18 14:43:59
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