日曜洋画劇場エンディングテーマ曲淀川長治さんといえば日曜洋画劇場を思い出す。1998年のお亡くなりになる直前まで、その日の映画を楽しく解説し、いつも最後に「サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」と言っておられたのが昨日のことのようだ。 その「サヨナラ」の後に流れていたエンディングテーマ曲がSo In Love。 まるでラフマニノフのピアノ協奏曲かと思われるほど、壮麗で美しいメロディーをもち、きらきら輝くピアノのアルペジョが活躍する曲。 実はこれ、コール・ポーターが作曲したものでアメリカのミュージカル舞台劇"Kiss Me Kate"(1948年)の中の曲である。 私は、この曲が大好きだったのだが、いつも途中でフェードアウトしてしまうので残念な思いをしていた。 以前、林忠男さんがハープでこの曲を弾いたアナログレコード"Finger Trip"を入手し、その演奏もとても好きだったが、昨年モートン・グールド楽団が演奏したCDを見つけ、早速購入。これはTVと同じオーケストラ+ピアノ、というかTVはもともとこれを流していたらしい。途中で日本の演奏に切り替えたそうだが。 モートン・グールド楽団の演奏は磯崎英隆さんが個人で制作されたCD「レコードのムード」に収められている。 ジャンル別一覧
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