そして今日も日は過ぎる

2004/08/20(金)23:05

子連れ狼

適当鑑賞記(49)

 最近はTVをあまり見ないのですが、子連れ狼だけは見ています。  最近の時代劇はなんかいろんな意味でぬるいのばっかりですが、これは違う。  音楽がやたら格好いいし、画像が最近の主流のビデオとは明らかに違って重厚な印象を与えますし(なんか特殊な撮り方らしいですね)、脚本も重くて良い。  北大路欣也の殺陣もさすがだし、夏八木勲の存在感も良い。  大五郎役の子役がまた良い。特に目です。人質にとられ命の危機に見舞われているのに、しっかりと正面を見据え強い意志を示し揺らがないところなんて本当に凄い。  狼親子の生き様の重さ。  柳生の草達の悲哀。  いつも見ると満足できるんですよね。どっかの局の看板番組が剣豪を(しかも実在の剣豪を)扱っていながらいろんな意味で軽くてショボイのとは違います。  時代劇復権にはこういう作品が増えてくれることが第一と思います。今後も子連れ狼には期待していきたいんですが・・・。次回の放送は10月になってしまうそうです。  何でだ・・・哀しい・・・。

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