そして今日も日は過ぎる

2007/01/13(土)12:49

例えば月は無慈悲な夜の女王

歩く図書館と本の虫(135)

 ミステリーにしろ、SFにしろ、ホラーにしろ、最近はそうしたジャンルの小説を紹介しているガイドブックを買ってから、面白そうな小説をピックアップして購入するようにしています。  例えば、SFの場合は、ハヤカワ文庫から出ている『新・SFハンドブック』という本を読んで、面白そうだなあと思った本を購入しています。文庫本8冊に及ぶ大作ハイペリオン~エンディミオンの帰還シリーズなんかは、このハンドブックを読んでなかったら、恐らく尻込みして手を出していなかったことでしょうね。  最近、この『新・SFハンドブック』をちらちらと読んでいるのですが、SF小説のタイトルって妙に惹かれる、詩的というか、心を打つというか、凝っているというか、なんともいえない魅力に溢れたタイトルが多いなあと思いました。  例えば  世界の中心で愛を叫んだけもの(既読)  月は無慈悲な夜の女王(未読)  夏への扉(既読)  果てしなき河よ我を誘え(未読)  たった一つの冴えたやり方(既読)  愛はさだめ、さだめは死(未読)  鳥の歌いまは絶え(未読)  幼年期の終わり(既読)  ソラリスの陽のもとに(既読)  星を継ぐもの(既読)  地球の長い午後(未読)  アルジャーノンに花束を(既読)  いつの日か還る(未読)  太陽の黄金の林檎(既読)  百億の昼と千億の夜(未読)  等々  あげていけばキリがないですが、中には思わず衝動買いしてしまうそうなタイトルもありますね。私がハンドブック購入前にタイトルで衝動買いした本は、『星を継ぐもの』だけですけどね^^;

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