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カテゴリ:歩く図書館と本の虫
剣竜@自宅です。残業し、帰宅して、ちょっと飯食って、ぼーっとしています。
今日はディーン・R・クーンツのお話しです。 スティーヴン・キングに並び称されるホラー小説の大家で、会話を上手くつないでいく文章の組み立て方をはじめ、読みやすさにも定評のある小説家ですね。 一時期はキング並に翻訳本も出ていたのですが、最近はめっきり少なくなってしまっているのが気にかかるところです。キングに比べると日本での知名度はちょっと劣りますかね。 ホラー小説を読むようになって、クーンツの作品もいくつか読んだのですが、正直、あんまり面白いと思った作品にあたったことがありませんでした。 ずっと昔に読んだ『トワイライトアイズ』は設定は面白そうだったのに、筋に吸引力がない気がしましたし、もったらもったらしてあんまり怖くなかった印象がありましたね。 また、つい先日まで読んでいた『呪われた少女』も展開が遅くて描写がくどいわりに怖くないので、遅々として読み進まなかったし、終盤があまりにもあっさりしていたので印象にあまりのこりませんでした。 しかし、今、読んでいる『ファントム』はうってかわって面白いです。 冒頭、とある姉妹が姉の住んでいる町に戻ってきたところ、町は静寂に包まれており、人の気配も動物の気配もしない。不思議に思って、家に戻ると、そこでは家政婦の死体が。のみならず、町中の人々が死亡し、あるいは行方不明になっていることを知ります。 一体、何がおこっているのか? 地区の保安官達に連絡して来てもらいますが・・・。 といった感じで、非常に先が気になる展開になっております。これは面白い。 もしかするとクーンツって当たり外れが意外と多い作家なのかも知れないなあと思った次第です。名作とされている『ストレンジャーズ』とかも読んでみたいところですが、どうも絶版になっているのか本屋でみあたらないところが、何ですね^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/01/25 10:45:44 PM
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