Limp Bizkit ”results may vary”
おこばがサイトを作成して独立しました。 それはさておき待望のLimpBizkitの新作”results may vary”を購入してきました。 ベーシスト脱退、ギタリストの発掘など色々やっているうちに弟分のLinkin Parkが大ブレークしたり、Evanescenceのような新世代ヘヴィロック勢が登場したり、Metallicaがヘヴィロック勢顔負けの激重アルバムをつくったりと、Limp最強の時代は過ぎ去ってしまった感がありますが、ラウドロックの盟主の新作は一体どうなのか。 アルバム全体としてかなり完成度が高く、フレッドの手による楽曲も素晴らしい、その上フレッドの歌がますます巧くなっていると、確かに成長の跡が伺えるし、優れたアルバムだと思います。 しかし、ラウドっぽい重い曲が減ったのがとっても残念です。フレッドのボーカルもあの強烈な味が薄れているし、ゴチゴチに重いベースラインも何だか普通になっているし、Limpのアルバムじゃないみたい。前作ほどの強烈なインパクトがないですね。 ただし、楽曲は文句なし良いです。新しい試みのミドルバラードやアコースティックをフィーチャーした作品も良いし、前作に比べるとバラエティにとんだ作品にはなっています。 特筆すべきは”eat you alive”に”gimme the mic”それに従来のLimpらしさの光る”phenomenon”、新しいLimpを感じさせる”undearness gun”に”Build a bridge”それと”creamer”かな。 結論。ゴリゴリに重いヘヴィロックを望まなければ、十分に満足できる作品だと思います。