|
カテゴリ:カテゴリ未分類
校了前で殺気立っている編集部に、とんでもない飛び込み営業がやってきた。1000円ぽっきりで、おもしろ時計とFMラジオを三個セットで、買いませんかというのだ。誰も相手をしなかったのだが、不思議な迫力があって、出版部長が腰をあげた。で、結局買ってしまった。お前にもやる、といって、ぼくにもラジオくれたのだが、いらんて。そんなの。でも、不思議だったなあ。まだ30代後半くらいで、あんなものを、あの雰囲気のなかで、売りつけて帰っていったというのが、本当にすごい。ぼくは原稿をぱちぱちと打ちながら、顔もあげずに聞いていただけだけど、ちょっと笑ってしまった。その笑ったところに鋭く、「その奥の人、買いませんか」と声をかけてきたタイミングも、今思うと、すごかったなあ。なんだろう。小劇場の役者みたいな迫力だった。いやあ、立派、立派。
○ テッパン勝負じゃよう見とけ ラジオと時計でショーマストゴーオン ○ ○ 「元気ですかァー」お前は猪木か 元気があればなんでもできる、か ○ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2002年11月28日 00時41分39秒
コメント(0) | コメントを書く |
|