営団南北線から、目黒経由で直通となった目蒲線(とは今はいわないのかな)で、大岡山へ。東京工業大学へ行く。石川台6号館の赤堀侃司先生の研究室にて取材。各種シンポジウム等では何度も先生のお話を伺っているが、一対一で情報教育についての講義を受けることができて、とても刺激的であった。贅沢な時間である。平成15年度から高等学校では、教科「情報」が新設される。しかし実際は、平成17年度にこちょこちょと実施してお茶を濁そうか、といった雰囲気が漂っている。3年次に実施してもし単位がとれなかったら、どうするのですか?とある高校長に質問をしてみたところ、「履修と習得は別だから」というお返事をいただいたこともあった。是非は別として、これが現実である。そうした状況において、情報教育を行う意義や楽しさについて、いろいろ勉強させていただいた。赤堀先生の豪快な話しぶりと、繊細な心遣いに感謝しながら、研究室を出て、少しお腹がすいたので、正門近くの「伊勢屋」で焼き団子とあん団子を買って食べる。なかなか美味。年賀のタオルまでもらってしまった。文献狩猟も大切だけれども、誰かに会いにゆくというのも、重要な勉強だと身にしみて感じるのがこのところの取材直後の感想である。風邪はまだぬけない。
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最終更新日
2003年01月08日 14時31分37秒
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