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穂村弘の『手紙魔まみ、夏の引っ越し(うさぎ連れ)』を新宿ルミネの青山ブックセンターで手にとって以来、むさぼるように、関連書籍をよみあさってきた。おかげで、短歌という形式がもつ可能性について、多少知ることができた。『本の窓』2003年7月号に、穂村氏は「したあとの朝日はだるい」という文章をよせていて、短歌論と若者論を、平易かつ中立的に説いている。短歌形式のよいところは、「よみやすい」「時間がかからない」「(場合によっては)わかりやすい」「単純で複雑」といったところだと私は思うのだが、だらだらと駄文を書き連ねるよりも、この形式に、ぎゅっと押し込めることのほうが、なんだか人生はより豊かになるのではないかと思う。本当はこの駄文日記も、毎日ひとつずつ、短歌をつくって書き込むのがいいと思っているのだけれど、やはり駄文を書き連ねるほうが時間的にも作業的にもラクなのだ。
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最終更新日
2012年04月15日 16時29分46秒
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