北朝鮮危機への対応は迎撃ミサイルの開発で
北朝鮮情勢が緊迫化してきている。この緊迫感を煽るような形で日本政府は騒いでいるが、その対応はお粗末だとしか言いようがない。「こんな緊急時なので、籠池問題などに国会で時間を費やしている暇はない」などという変な話をしている。そしてこの間、4月21日に「弾道ミサイル落下時の行動について」という文書が各都道府県の防災・国民保護担当局長あてに出された。この文書は以下のところからダウンロードできる。そこには弾道ミサイルが日本に着弾する可能性がある場合に取る行動が説明されている。上の画像のようなことが書かれているのだ。何か非現実的な感じがする。大体、弾道ミサイルは何も弾頭につけていないわけはなく、強力な爆弾、水爆、毒ガス、などが取り付けられているはずだ。弾道ミサイルの直撃を受けた場所一帯は上に書かれたような対策では身を守ることは不可能だ。まあ、飛んできたらいっかんの終わりと思ったほうが良い。こんな対策しか出せないのなら、出さないほうがよっぽどマシだ。この北朝鮮危機に関連して、元大阪市長の橋下徹氏が、「対策は『核ヘッジング』だ!」と言っている。d(プレジデント・オンラインによる)つまり、日本の自衛力を強化しないといけない、そしてそれは「日本は北朝鮮が核兵器をもつなら、日本も持つ用意を行う」というものだ。いつでも核兵器を造れる状態にするということで、保有すると行っているわけではない。この対策は、日本の自衛力強化という点では、納得できる面もある。日本の政府のように、「対話と圧力だ」なんて言っているよりも、良い。しかし、日本が核兵器をいつでも製造できる状態にすると言った途端に、それを阻止しようとするのは、中国、ロシアや北朝鮮ではなく、米国だろう。日本が核兵器を持つことを一番恐れているのは、米国だから。だから、これはちょっと現実味がない案でしかない。それに対して、迎撃ミサイルの開発というのは、米国もそれを阻止しようとはしないはずだ。問題は、開発が難しいこと、開発期間がかかるので即効薬にならないこと、技術を盗まれる危険性がある、などいろいろとある。しかし、セキュリティを高めて、技術が盗まれないようにし、期間がかかるが開発を進めていくことが、本当の対策なのではないだろうか。ホットプレート ザイグル 赤外線卓上調理器 赤外線ロースター JAPAN-ZAIGLE 煙が出ない調理 炭火 キッチン家電 正規販売元直営店