直腸ガンと胆嚢ガンを併発、手術してもうすぐ2年

2010/11/12(金)22:58

11月12日の日記

昨日3ケ月ぶりに検診に行ってきた。 血液検査とその結果での検診だけだったが、医師がこんなに明るく接してきたのははじめてだった。--ようやくこの医師にとって、当方がもろもろのデータ(むろん5年生存率など)の上でプラスにカウントされ得る患者になったのかな--と思った次第。(血液検査では肝臓関係の諸数値と腫瘍マーカーがピクとも動かないのでやはり自分でもホッとする) 医師は、腹部の手術跡は必ず診るが、あとは目(とくに白目)、大腿部、首などのリンパ節だ。ものの本には転移しやすい先は肝臓と肺臓とあるが、当方の医師はほとんど100%、肝臓への転移を懸念していることがまじまじとわかる。  それにしても今回はものの5分で終わった。次回3ケ月後のCT検査もすんなり日程が決まり、最後に何か希望は--と聞かれ、先日の福岡での便通のランダムなことを話したら、直腸切除の患者はある程度やむなしとのことで、当方希望どおりの10回分の下剤を処方してもらう。 (今後とも旅行前などに服用、大掃除しておくため) その薬をもらうべく薬局で待つ間、当方の前の患者氏(当方より大分年上、かなりやせてよろよろ-ただし付き添い無し)が財布から1万円札を何枚も出して支払いを--抗ガン剤だな,とついつい推察してしまう。  当方もちょうど一年前の10月までの12か月、ティーエスワンだったか再発予防で抗ガン剤を服用したが、月4万円弱の支出が一年続いた。それが効いたかどうかはわからないが、今日まで元気なのだから、良かった・効いたと思うことにしている。 最近では抗ガン剤もさらに進歩しているが、保険適用外のものも多く、月20~30万というのもざらにあると新聞記事に出ていた (高額医療費限度額が政策論議になっているとか) 今回の当方の薬代はわずか380円、かの患者氏の快復を祈るのみだ。 12日の今日はインターネットで注文したものが相次いで配達されたので記録を。 一つは、家内に頼まれ注文した本--ベニシア・スタンリー・スミスのハーブ便りという本。BSで以前から見ていたが、薪ストーブ、また数はずっと少ないが我が家でも何種類かのハーブを作っていること、また、しその葉やよもぎ(当地ではもち草という)さらにはどくだみなどもハーブの一種となれば 、カミさんもいろいろ意欲がわいてきたのだろう。 本人の自叙伝みたいなのも随所にあり、当方が半日横取りして読んでしまった--結構面白い。カミさんは今後いろいろレシピに取り組むつもりだろうが、当方、ベニシアさんの、貴族の身分を捨てて、日本人と結婚し子供をもうけ、京都・大原に永住を決めたその心意気にえらく感激、元気づけられた。  (手術後まもなくの秋、京都の紅葉をウィークリーマンションで、その時大原三千院も訪れ  た、昨年は紅葉の混雑を避け、新撰組などをテーマに10月にやはりウィークリーマンシ  ョンで訪問した。--いずれもブログに書き込み済み)  もう一つは、GOPANというホームベーカリーを三洋電機が11日に発売した。 米からパンを作るもので、インターネットで予約していたのが今日届き、早速試作した。  退職まもなくからパンを作ってきた。 ライ麦パン、玄米パン、そこへ乾しぶどうやクルミを入れて。ただ手術を契機にではないが、やや面倒くさくなってきつつあった時、GOPANの情報を得て、当地米どころでもあるし、予約注文していたもの。  結果だが、米パンはまあ良く出来たと思う。もちもち感が特徴だろう。つづいて今、小麦パン(いわゆる普通の食パン)を作っている最中。 --当地でも、うるち米は最安5キロ1,500円強、つまりキロ300円となって 、市販の強力粉キロ250円~300円と大差ないが、食感と米の消費への協力という観点で、今後半々くらいの割合で米パンを作るつもりでいる。  また次男の長男(孫)が小麦粉アレルギーなので、今回結果良ければ推奨してみるつもりだ。  このところあまりニュースは見ないというか見たくないというか。ただ久しぶりにCSのBBCを見れるようにして、専らBBCを見ている。  かなりニュアンスが違うな--とはっきりしているのが、韓国でのG20の会議の模様の 報じ方だ。かなりアメリカの金融緩和=ドル安誘導=自国の輸出支援-ということに対し、 新興国からの不満が相当なものということと同時に、コメンテーターなどもはっきり非難の口調だ。日本のメディアの奥歯にものがはさまったような報道にうんざりしていた当方にとって、新鮮そのものだった。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る