テーマ:お勧めの本(7400)
カテゴリ:読書
映画が面白かったんで、『藁の楯』の原作を読みました。 作者の木内一裕さんって『BE-BOP-HIGHSCHOOL』を描いた人だったんですね。 ストーリーは原作も映画も一緒なんですが、原作では映画に出てこない広島県の 三原駅や福山駅が停車駅として出てくるんで、私としては何だか親近感が湧きました。 福岡、広島、大阪での地元警察官とのやりとりで出てくる各地方ごとに使い分けられた 方言と言いますか、言葉の違いが見事しか言いようがないですね。 時間の関係でしょうが、映画では新幹線を降りてからほとんど襲われることも無く、 東京まで辿り着いてしまいますが、清丸を殺したら10億円もらえるんですよ、 そんな訳ないでしょう。 原作では新幹線を降りてからも銃撃戦があったり、コンビニで囲まれたりと映画より リアリティがあって私は好きです。 ラストは映画のほうがすっきりしてて、原作は何か尻すぼみな感じではありますが、 これもリアリティがあっていいんじゃないですかね。 ストーリーが面白くて引き込まれてしまって、一気読みしてしまいました。 カンヌは残念でしたが、奥様から『竜』と呼ばれている清丸役の藤原竜也は結婚。 おめでとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.02 21:15:17
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