[研究・教育関連]の記事一覧 | KENTの独り言

新しい本が出ました

ご無沙汰しておりました．長期出張，集中講義などが重なり，心身共に減退気味です．さて，Kentが関わった（今回は編者＋分担執筆）本が出ました．『温暖化と自然災害－世界の六つの現場から－』という本で，地球温暖化に関連して起こるさまざまな災害について，世界各地のフィールドの報告が並んでいます．Kentはパタゴニアの報告をしています．発行は古今書院，定価は3500円（あまり売れないだろうと言うことで，高めの値段設定に・・・）．奥付的には9/15発行です．まだ本屋には並んでないかな．興味がある方はどうぞ．Kent周辺の方々には著者割で販売中です（笑）

2009.09.19

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白山市某所　鍾乳洞調査

白山市某所の鍾乳洞調査に行ってきました．今まで，石川県内では，きちんとした鍾乳洞が確認されていないようです．　＃CiNiiでも，Magagine＋でも，Googleでも見付からない・・・で，その貴重な鍾乳洞の確認を地主さんから依頼されました．これから，この鍾乳洞の活用を検討することになるので，しばらく「某所」としておきます．もっとも，一般の人は入れないところなので，たどり着くことはできないかと思いますが．．．綺麗な鍾乳石や石筍，フローストーンを見ることはできませんでしたが，ちょっとだけ，ストローを見つけることができました．また，綺麗なノッチが数段観察することができ，発達史を考えるのが楽しそうです．ノッチの上には堆積物（流水の関与がある．SWDか？）が乗っています．この年代を計れば，ノッチの発達(地下推移の変動）を知ることができるかもしれません．また，洞内にはコウモリが生息しているようです（Kentは確認できませんでしたが，学生が目撃していますし，フンを確認できました）．この地域ではキクガシラコウモリなど，２科５種のコウモリが確認されているので，そのいずれかだと思うのですが，繁殖洞として使われていなければいいなぁと思います．１～２年ほど掛けてきちんと調査して，その後，地域の環境教育の資源として活用できれば良いなぁと，地主さんや地元の方々と話をしています．洞窟内の旧流路にみられた礫．こぶし大の亜円礫も見られ，流量が大きかったときにはかなりの流れがあったことが推定される．ノッチ．床までは70cmほど．かなりの流量が安定してあったことが予想されます．ノッチの上に堆積している土砂．うっすらとですが淘汰されていることが解ります．現在は完全に離水（一段下の洞窟に地下水位がある）しているので，ノッチ付近に水位があったときの堆積物だと想定されます．複数段のノッチが見えます．この付近では３段くらい見られました．間歇的に水位が下がったことが想定されます．洞窟の最奥部でみたコウモリの糞．この時点では個体は確認できませんでした．

2009.08.05

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白山巡検

昨日，地理の先生と合同で，地創の学生を連れて，白山巡検に行ってきました．　＃写真は後日，アップします．　なんとか天候も堪えてくれて，梅雨のまっただ中ですが，ほとんど濡れずに帰ってこられました．それにしても，太ももとふくらはぎが筋肉痛です．今日の授業がしんどいこと，しんどいこと・・・・

2009.07.16

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O先生から資料や本を頂きました

Ｈ大のＯ先生より，多くの資料を頂いた．そろそろリタイアを控えており，研究室の片付けられていらっしゃるのだろうと思うのだが．その余録で面白い資料を沢山頂けて嬉しい限り．　＃こちらの研究室は狭くなる一方だが，面白い資料で埋まるのならヨシ．　＃Kentの師匠の一人が他界されたときも，Kentの前任者が退職するときにも，　＃かなりの資料を頂いています．　＃資料を散逸させず，引き継いでいくのも研究者のお務めだなぁと．Ｏ先生がその上の大先生方から謹呈されていた抜き刷りを沢山頂いてます．小林国夫さんからの抜き刷りなんてのは，研究上でも直接役立つし，自分の分野の学史を考える上でも面白い資料でした．さらに，Ｏ先生のそのまた上の大先生（辻村太郎さん）が他の先生から謹呈された抜き刷りが，Ｏ先生の手元を経由して私の手元にやってきました．この抜き刷り自体が学史だと思うと興味深いものです．中には低位置氷河説の論文などもあり，感涙ものです．加えて，Ｏ先生は，Kentが研究の初歩をならった勉強会である「寒冷地形談話会」の立ち上げに直接関わられていたのですが，その頃の「ナマ声」を記録した資料も頂きました．これはなにかの機会で談話会にオープンにしたいと思います．さぁて，目を通すだけでも大変な作業量・勉強量になりそうだ．

2009.07.01

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新聞に載りました

土曜日に市民向け講演会をやってきました．大学と地元新聞社との共同企画で，市民向けの連続講座の分担です．新聞社との共同なので，そこそこ大きく取り上げて貰えました．一応，第四紀地形学（地形の歴史的な成り立ち）が専門ですので，専門分野に近いところで話ができたかなぁと想っています．

2009.05.31

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とりあえず終了

自分の発表は昨日，オーガナイズ・座長も今日，無事に終了しました．一応のお仕事は果たしたという感じです．今回のお仕事はこんな内容でした．渡邉慧・青木賢人 2009．仙台市住民の宮城県沖地震および長町利府断層帯による活断層地震に対する意識調査．

2009.05.20

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本日帰国

マニラの空港にいます．これから搭乗して，日本に帰ります．それなりに仕事ができたような，できないような．いずれにしても，ちゃんと論文にしなければ．ストレスでパンクしそうです．明日は，東京でパーティ．それから金沢に戻ります．

2009.03.19

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フィリピン出張

今，成田です．本日から１９日までフィリピンに行ってきます．向こうまで原稿を抱えていかなくちゃ・・・

2009.03.15

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ごぶさたしておりました

しばらく死んでおりました．当面，復活できそうもありません．仕事量と内容に，能力と体力が追いついておりません．そんな中，今日はセンター試験の監督をやりました．地理Ｂは「難化！」という声が○ちゃんねるでは出ているようですが・・・はじめて，英語のリスニング試験を受けてみました．　＃監督員の１名は，受験生と同じように機械を操作して聞く必要があります．結構，早いですね．自己採点したくないです（涙）

2009.01.17

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サケ遡上見学

学生（１年生）を連れて，サケの増殖をやっている施設に見学に行ってきました．今年は，海水温が高い為，回帰の状況が悪いとのこと．例年，この時期に見に行くと導水路にびっしりサケがいるのですが，今年はほとんど居ません．こんな所にも気候変動の影響が現れているのかもしれません．１年生は，，，，　ある意味元気です．どのようにコース・研究室運営をしていくか，いろいろと考えさせられました．

2008.11.16

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論文　受理

学内紀要ですが，学生の研究をリライトした論文が微修正で受理されました．　＃学生をファースト，Kentがセカンド（Corresponding）にしました．あとは，若干の調整を行って，再投稿すれば終わりです．あぁ，もう一つの原稿の再投稿を急がなければ・・・・

2008.11.14

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学芸大で講義

コカコーラが学芸大学に出している寄付講義（地球温暖化と環境教育）で講義をしてきました．ヒマラヤの氷河の地球温暖化現象に関して１コマの講義でした．出身校でしゃべるというのも，なかなか良い経験でした．

2008.11.13

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東京日帰り出張

しばらくばたばたしていて，あまりブログの書き込みもできていません．心身ともに疲労困憊中．精神的に追い込まれています．今日は東京へ日帰り出張．出張といっても，旅費が出ない（涙）某学会の委員会が東京でありました．この学会で開いたシンポジウムの報告を出版する際の編者となっているので，会議を休むことはできません．いたしかたない．大学は今日から学祭晴れていたようなので，学生たちにもよかったかな．　＃「がくさい」と打ったら「学際」がでた　＃それはいいのだけど，「学祭」って候補にも入ってなかった・・・

2008.11.01

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【追記】巡検中間報告会

朝９時から夕方５時過ぎまで，学生の研究中間発表会がありました．Kentの所属する研究室では，学部２年生，３年生を全員フィールドに放り込む合宿をして，レポートを書かせるという一年がかりの一大行事があります．研究課題の設定から調査計画，実地調査や分析，レポート作成まで，一連の流れを学んでもらう授業です．で，その授業の中間発表会があったのですが．それなりに　みんながんばってくれています．しかし，気になるのは，「これ，地理の研究なのだろうか？」と思う研究が多いこと．地理学は，科研の分野でも総合領域に属していることに示されるように，ある特定の研究対象によって学問分野が規定されているのではなく，「空間」「分布」という空間属性を用いた分析をするという手法によって規定されるメタ学問的分野です．つまり，地理の研究は「なにが，どこに，どのような状態で存在しているのか？」という事実記載から始まり（分析対象の設定），それを分析するという手順になるはずなのだ．ところが，学生の発表のほとんどで「分布図」「主題図」といった，地理学にとっては基本と言えるような図が存在していないのです（ロケーションマップはあるのだけど・・・）．Kentは学生に対して「地理らしい研究をしなさい」ということはあまり言いません．「地理らしい」という言葉に対して萎縮してしまい，自由な発想ができなくなですことのほうが問題だと思うからです．しかし，指導や授業の中ではくりかえし「どこに，なにが，どのような状態で存在しているのか」を記述することがスタートであることは伝えています．その甲斐あってか，Kentが担当している学生は，ちゃんと分布図を（曲がりなりにも）作ってくれています．組織の関係を検討したり行政活動の外部評価をすることが，本当に地理の研究なのだろうか？（まちづくり研究や地域経済学的研究であっても，地理学学的研究とは思えない・・・）　「文学部地理学教室（人文学類地理学専門分野）」を卒業する学生には，少なくとも地理学徒としての最も基本的な「分布をみる目・空間を分析する力」を身につけてもらいたいと思うのですが・・・

2008.10.31

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科研費＆地理学評論

しばらく破綻しておりました．が，ちょっと一息つくことができたので，久しぶりに書き込みです．ご無沙汰しておりました．１）ショックなこと先日（10/13），原稿を投稿したのは地理学評論だったのですが，昨日　学会事務から電話がありまして「投稿を受け付けることができません」とのこと．どうやら，同時に２本の論文を査読してもらうことはできないらしく，先に投稿した論文（6/19付けのヤツ）が受理されないと，次の投稿を受け付けて貰えないらしい．　＃あ，そうか，これって投稿してから結構時間が経ってるんだな・・・　＃まだ結果がかえってきてないんだよな．．．．　どうなるだろ．査読が終了して次の論文を受け付けて貰えても，同じ巻には２本載せてはくれないとのこと．６月分の原稿，今年中に載ることはないので，新しい方の原稿は１年以上待たされることになってしまう・・・・サクっと別の雑誌に投稿しようと考えております．２）一息ついたこと今日が科研の部局内締め切りでした．この後，事務方がチェックをして戻してくれて，来週が最終締め切りになります．共同研究者の方と調整する時間がなさ過ぎた・・・・

2008.10.16

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原稿　投稿

パタゴニアからの帰国後，授業は始まるわ，学会は２つもあって両方発表だわ（＠盛岡，＠函館）・・・　全然　落ち着いた生活ができていません．そんな中でも研究は積み重ねないと行けないわけで．．．とりあえず，今日は投稿原稿を一本投げてきました．国内誌ですが，一応査読付きになる雑誌です．

2008.10.13

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パタゴニア調査　何日目だ？？？

これにて，Coyhaique最後の書き込み．これからミニバスに乗ってBBAに行き，STGOに向かいます．STGOのトランジットが長い・・・　ラウンジに期待！追記１サンティアゴまで移動．ここまでの３時間のフライトで，既にダウン気味．果たして，赤道と日付変更線を越えて，日本まで無事に帰り着けるのだろうか・・・

2008.09.16

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パタゴニア調査　何日目だ？？

長らく使っていたレンタカーを返却．トータル3200kmちょっと走りました．日平均200kmくらいかな．そのほとんどがダート．いい運転の練習です（苦笑）　かなり車体にもダメージ（擦り傷など）を与えていたのですが，追加料金はありませんでした（あっても旅行保険で対応するのですが・・・）．以前使っていたBUDGETはかなり厳しく車体の傷を見ていましたが，HERZはラフなのかな・・・明日，お昼の便でコジャイケを離れます．STGO発は夜．LAXに明後日朝について，日付変更線を越えて，日本着は18日午後になります．

2008.09.15

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パタゴニア調査　何日目だ？

一昨日，無事にコジャイケまで戻ってきました．昨日は，ちょっと体を休めて，今日は帰国準備をしております．調査の成果はあまり良くなかったのですが，とりあえず体は無事です．１８日に日本に戻ります．１９日から業務復帰だな・・・調査期間中の日記は，帰国したらアップします．でわでわ！

2008.09.14

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in Chile Chico

Now we (Kent and Prof. Water) are in Chile Chico.Today, we back to Chile from Argentina.

2008.09.07

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パタゴニア調査　1日目

しばらく　バタバタとしていて書き込みをしていませんでした本日，これから南米調査に行ってきます．現地でどれだけ更新できるかわかりませんが．．．．　帰国は9月18日の予定です．でわ！追記１出国手続きを済ませました．成田の第二ターミナルもバージョンアップしているようで，チェックイン前に荷物をX線に通さないでも良くなっていました．Admirals Clubも綺麗です．でも，なぜか無線LANが不安定．ブツブツと切れます・・・（涙）追記２無事にロスアンゼルスまでたどり着きました．時差の関係でこちらは26日の真っ昼間です．日本時間では27日の午前3時半ですな．飛行機はほぼ満席状態で，お子様（と書いて「ジャリ」と読む）がなぜか多く，ビービーきゃーきゃーうるさかったのですが，BOSEさまのおかげでかなりの時間を熟睡して過ごせました．大学事務から「お小遣いをあげる！（私金立替していた予算の返金ですが・・・）」というメールが来ているのですが，さすがにこちらでは対応できず，帰国までお小遣いはもらえそうもありません．

2008.08.26

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福大集中講義　３日目

今日は，福大が一日全学停電というおまけが付いてきました．当初，午前中停電と聞いていたのですが，全日・・・・　若干予定が狂いました．午前中は，2004年の福井水害の被災地を巡る現地観察会（地理学では「巡検」といいます）をしてきました．今の学生は当時中学生や高校生．福大は地元占有率が高いこともあり，記憶がある学生も多くいました．毎年，集中講義の際に巡検をしていますが，毎年毎年景色が変わっていきます．被災地に新しい住宅ができ，マンションが建ち，被災家屋もなくなり，低湿地の証拠でもある水田が失われていきます．こうして，土地の環境というのが分からなくなっていくんだよな．．．．

2008.08.13

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授業　終了

金曜日ですが，授業時間数の確保のため火曜日の時間割りが振り返られていました．今日のゼミをもって，前期の授業日程が終了です．夏休み突入！今日のゼミではKentの指導学生も発表しました．なんとか，筋が見えてきた発表ができたようで一安心．あとは具体化を進める作業をきちんとしてもらいたいところです．

2008.07.25

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市民向け講演会

一時間半ほど市民向け講演会でしゃべって来ました。これでこの講座は三回目ですか、常連さんの顔もあり、若干のプレッシャー。毎度思うのは、学生よりも学ぶ意欲が強いということ。みなさん一所懸命に聞かれています。今日はちょっとまじめな演題にしたので笑いが取れなかったなぁ。。。。残念！

2008.07.24

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地理学会　エントリー終了

いろいろゴチャゴチャとしましたが，なんとか　秋季大会のエントリーが終わりました．学生（といっても卒業生）も初めての体験と言うことで，相当右往左往したようです（苦笑）　次はポスター作成ですなぁ

2008.07.22

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日本地理学会の学術大会の発表資格が変更された・・・

22日正午が，岩手大で開かれる日本地理学会秋季学術大会のJ-stageのエントリー締め切りである．で，ギリギリになって学生と発表要旨の調整をしていたのですが（苦笑），その過程で意外な大変更に気がつきました．発表資格の確認をしていたところ，「発表者（連名発表の場合は第１発表者および口頭発表者）は，日本地理学会もしくは東北地理学会の会員に限ります」と書かれておりました．つまり，第一著者も口頭発表者（ポスターの場合は説明責任者）も両方が学会員ではないと行けないということになっていることに気がつきました．あわてて集会専門委員会の先生にも確認をしたのですが，そういうことになったということでした．略記の際に○○ほか（2008）と第一著者のみになることから，会員の権利確保と言うことで制限を厳しくしたということだそうです．これまでは　○○・△△の連名で，第二著者の△△を口頭発表（説明責任者）にしておけば，△△が学会員であれば，○○が学会員ではなくてもエントリー可能だったんです．もう少し具体的に言うと，卒論や修論でなかなかがんばった仕事をしてくれた学生が，就職してしまって研究業界に残らない（学会員にはならない）状態でも，指導教員を第二著者にしておけば，学生を筆頭著者にして発表してあげることができたんです．さすがに，学術大会で一回ポスターセッションをさせる為に１万２０００円もの会費を払わせるのは気が引けます．かといって，学生の仕事なのに自分が第一著者になるのは研究者倫理に反します．このままだと，がんばってくれた卒論生や修論生の仕事が埋もれていくことになってしまうのかなぁ．．．と．学会にとっては「会員の権利保護」になるかもしれないけど，学界にとっては在野で地理に意識を持ってくれる人を減らすことになってしまわないかなぁとも思います．学生の教育効果も下がるような気がするし．．．．もったいないなぁ・・・・　＃今回は卒業生が「学会に入ります」と言ってくれたので良かったのですが．　＃多分，現状が続くなら地理学会を回避して，JPGUで発表することにするんだろうなぁ・・・

2008.07.20

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貴志川　狩場明神の立岩

さっき，ネプチューンがでている「珍衝撃映像バラエティ　ナニコレ珍百景」を見ていたら，和歌山県紀美野町の巨石がでてきた．地形的にちょっと違和感を感じた風景だったので，ネットで調べてみた．「立岩さん」と呼ばれる大岩で，狩場明神という所にあるらしい．ネットで探してみたけれど，ざっと探した範囲では，あまりきちんとした情報はでてないよう．このHPにのっている写真（ページの下の方）で見る限り，周囲の河床には巨礫がないので，土石流で運搬された礫ではなく，周辺の斜面から落下してきた礫と理解するのが良いのだろうなぁ．同じ「河床の巨礫」と言っても，手取川の百万貫岩とはだいぶ様子が異なっています．Google Earthでははっきりと見つけにくいのですが，多分この地点． 34° 9'46.15"N　135°27'42.83"E　＃先のHPは上流側からの写真かなぁと．あまり，周辺の斜面も急な感じには見えないし，どんな感じでここに鎮座した岩なんでしょうねぇ．．．ちゃんと調べてみると面白いかもしれないですね．

2008.07.16

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古環境復元研究会＠日大

昨日に引き続き、日大で研究集会。最近の研究をぜんぜんレビューできていない自分に愕然。このままじゃ、研究者として腐ってしまいそう。今日の発表からいいインスパイアをもらったので、がんばるぞ

2008.07.13

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地球温暖化フォーラム＠日大

に行って来ました。第四紀学会のお仕事でもありました。大学院生時代にお世話になって大先生の講演会。久しぶりに「世界の最先端」という発表を聞いたように思います。その後、大学近くの居酒屋で懇親会。ほとんど六十代の飲み会だけど、大学のゼミよりよっぽど学問的でした。

2008.07.12

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白山勉強会

白山火山に関する勉強会がひらかれました．今回は，白山の地滑りや崩壊の状況についての報告で，普段見ることができないような谷の露頭などの写真を見せてもらえて，良い勉強になりました．特に，古白山の火道（であろう）安山岩脈の写真は見事でした．発表会の後，名鉄ホテルのビアガーデンで意見交換会．ご一緒させていただいた金沢気象台長さんのお話は興味深かったです．もともと衛星畑だったそうで，ひまわりの開発・運用に携わってこられたそうで，最初のひまわりからの映像を受信された方だそうです．「公表されてる最初の画像の前に，実は失敗写真が一枚有った」なんていうオモシロイ裏話も聞かせてもらえました．　＃１枚目の写真，ネットでは見つけられませんでした．　＃所在を知ってる人，教えて～気象庁も予算的に厳しく，現行のひまわり６号（運輸多目的衛星新１号MTSAT-1R）と大気中のひまわり７号（運輸多目的衛星新２号MTSAT-2）の退役後（H27年？）は，後継機のメドが立っていないとのこと．なにやらややこしい状態になっているようです．「みなさんも，気象衛星の存続にご協力ください」と仰ってました．

2008.07.11

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本の原稿，なんとか入稿

昨日の報告書に引き続き，原稿が入稿できました．　＃締め切りを越えてるんですけど・・・　＃なんとか，催促が来る前に出すことできマシた．出身大学の研究室が出しているシリーズ本の増補版で，追加の項目を担当しました．今　進めている研究とうまく対応した形で文章が書けたので，良かったなぁと思っています．　＃Ｋ書院のＳさん，原稿が遅れて申し訳ありませんでした・・・・

2008.07.10

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報告書原稿　やっと印刷に

いやぁ．．．　時間が掛かってしまいました．月内には，やっと報告書が発行できます．170ページを越える　大部の報告書になりました．夏休み中の調査に持って行くのに間に合って　一安心です．

2008.07.09

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伊吹山＆金華山

今年の学部生の地域調査実習は岐阜市周辺です．で，今年は自然地理をやる学生が二人いますので，二人を連れてフィールド予定地の伊吹山＆金華山に行ってきました．ダメです．前日１時前まで御輿を担いで，三時間睡眠で出かけたと言うこともあったのですが，それにしても体が重い・・・　あっさりと途中で登山を断念いたしました（涙）伊吹山は丁度山開きの日，結構なお客さんが来ていました．登山道侵食の調査をする予定です．金華山はもう少し天然林が残っているかと思っていたのですが，思ったより手が加わっていた森林で，どうしようか．．．　もう少し作戦を考えないといけないかもしれません．

2008.07.06

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能登半島地震関係の報告書　公開

この一年行ってきた　能登半島地震関係の調査をとりまとめた報告書をネットで公開しました．興味がある方はご覧下さい．2007年能登半島地震住民アンケート調査報告書

2008.07.04

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修論構想発表

研究室の学生の発表に，指導教員がドキドキするのも変な話ですが・・・指導しているＭ１の学生の最初の発表でした．留学生なので，なかなか言いたいことが伝わらず，本人ももどかしかったと思いますが，こちらももどかしく・・・（苦笑）非常に真面目に勉強している学生なので，力は順調に伸びております．１年半後の修論が楽しみです．今日から，隣の研究室に新しい助教の方が着任されました．緊張してるな～（＾＾；取って喰うわけではないので，イイお仕事をしてくれればと思います．

2008.07.01

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投稿論文　一本投げた

地理学評論という雑誌に，やっと一本投稿できました．あと，数本　取り急ぎやっつけないと行けない原稿が・・・（涙）

2008.06.19

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卒論構想　練り直し

今年のKent研究室には，仙台市で地震に関する住民調査をする予定の学生が居ます．しかし，今回の岩手・宮城内陸地震で仙台市内も震度５強で揺れたため，住民意識に大きなバイアスが懸かることが予想され，これまでの調査設計ではムリが生じることになってしまいました．で，今さっき，学生さんと今後の方針について打ち合わせをしました．これを期に，より地域防災に寄与できるような研究に組み替えられればと思っています．うまく行くと良いなぁと．

2008.06.16

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岩手・宮城内陸地震　続報

山間部での地震だったためか，建造物の倒壊は少ない感じでしょうか．土砂災害が多く報道されているようですが・・・まだ梅雨の走りで良かったです．これがあと１ヶ月後だったら，もっと多くの土砂災害があったでしょう．また，今回も「緊急地震速報が間に合わなかった」という旨の報道が多くありますが，原理的に直下型ではキビシイ．．．．　今回，新幹線も多く止まったようですが，「ユレダス」はちゃんと機能したのかな・・・

2008.06.14

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講義　絶不調・・・（涙）

今日の３限，プレートテクトニクスと火山・地震，造山運動に関わる講義をしたのですが．．．　なぜか絶不調．どうも流れの悪い，しゃべりの歯切れの悪い授業になってしまいました．．．．（涙）同じように講義をやっているつもりでも，デキがいいとき（ノリがいいとき）もあれば，今日のようにどうにもこうにもならない時もある．．．．参ったなぁ・・・・

2008.06.05

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科研費の正式落選通知

点数が付いて戻ってきました．その１基盤研究（B）海外学術分野　05　数物系科学A研究課題名　南米パタゴニア地域における後期更新世以降の環境変動史（採択／応募）基盤B海外　２４１／９７５数物科学A　　１１／　５６およその順位　Ｃ（50％以下）・・・涙　研究課題の学術的重要性・妥当性　　3.00　海外学術調査としての妥当性　　　　2.33　研究計画・方法の妥当性　　　　　　2.67　研究課題の独創性及び革新性　　　　2.00　研究課題の波及効果及び普遍性　　　2.33　研究遂行能力及び研究環境の適切性　3.00その２萌芽研究細目　1901　地理学研究課題名　津波防災に関する教育支援プログラムの作成と実践（採択／応募）萌芽研究　　１，１１７／１５，６０５地理学　　　　　　　２／　　　　２２およその順位　Ａ（上位20％）・・・おしい　研究課題の学術的重要性・妥当性　　3.67　萌芽研究としての妥当性　　　　　　3.00　研究計画・方法の妥当性　　　　　　3.00　研究課題の独創性及び革新性　　　　3.33　研究課題の波及効果及び普遍性　　　3.33

2008.06.05

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[追記] アメリカ入国手続き

アメリカ入国に関して，手続きが変更になった模様です．http://tokyo.usembassy.gov/j/p/tpj-20080604-70.html日本は査証免除対象（VWP）国ですので，緑色の入国審査カードを書くだけでアメリカビザの取得は不要でしたが，2009年1月12日からはカードの変わりに事前にオンライン申請を行う義務が生じるようです．

2008.06.04

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データベース作成打ち合わせ

南加賀生物調査研究会のデータベース作成の打ち合わせの為に，北陸鳥類調査研究所の方が研究室にいらっしゃいました．少し気の長い話＆仕事として，ちゃんとしたデータベースが作れればなぁと思っています．

2008.06.03

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[追記] 原稿と格闘しております・・

地理評への投稿論文，格闘しております．なんとか来週中には・・・（涙）

2008.05.31

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おやくめ　終了

今日の午前中，日本地形学連合主催のセッションでした．その座長で今回の連合大会はお務め終わりです．明日の雪氷のセッションを聞いたら金沢に帰ります．

2008.05.29

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発表，無事終了

お客さんの多くは地理学会関係者でしたが，地図学関係の方や建設コンサル関係の方など，普段はお話しすることが少ない方々も来てくださり，いろいろと意見交換が出来ました．発表の後は，懇親会をサボって，航測会社に勤めているKent研の卒業生と一緒に呑みに行きました．久しぶりに楽しかったです．

2008.05.28

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オーラルセッション　終了

JPGUの日本地理学会主催セッションのうち、オーラルセッションが無事に終了しました。70人入る会場が常に満席で、立ち見がでるように状態でした。普段、地理学会で見かけない方も多く、連合大会で開催する意味があったと思います。確かに、JPGUは自然科学中心の大会ですが、地球科学に関していえばどの分野にも応用領域は存在するので、広い意味での地理学と重なる部分は多いはずです。「自然と人間の関係論」「複合・総合領域」を標榜するなら、業界に閉じこもってちゃイケないですなぁ

2008.05.28

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続 JPGU2008

夜七時前でもこの活気

2008.05.26

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JPGU2008

来てます

2008.05.26

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[追記] 石川地理学会

教育学部・地理の卒業生の発表を聞いてきました．せっかく，GISを専門とする先生の研究室の卒業生なんだから，あのデータもGIS化して分析すれば，もう少し面白いものが出てきたのになぁと思ったところです．しかし．．．．　いつまでこの学会やるのかな・・・（悩）

2008.05.10

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[追記] 白山火山勉強会

白山火山に関する勉強会がありまして，そこでハザードマップに関する簡単なレビューを発表しました．Kent自身は火山の研究者ではないですが，防災科学一般と防災知識の普及啓蒙には興味があるところです．白山火山でも活動期入りを前に，ハザードマップを作成し，地元に普及啓蒙していく必要があります．県・市役所，消防署，国土交通省，コンサルの皆さんというハザードマップの「作り手」の前でしゃべるのはなかなかしんどいものがありましたが，いくつかの自治体の事例を踏まえ，「使い手」「読み手」を考えたハザードマップの作成とデータの公開をして貰えるよう，お願いをするという発表にしてみました．

2008.05.09

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