蝉の幼虫
今日も、11時半に帰宅。大学を出たのが8時すぎだから、やっぱり片道3時間かかってしまう。理科系で、ただでさえ毎日朝から晩まで実験しないといけないのに我ながら、よく毎日通うと思う。+++大学に中庭があって真ん中を道が通っている。その左右は桜並木だ。毎年夏のこの時期になると左の桜並木から右の桜並木にむかって夜中、たくさんの蝉の幼虫が通りを横切るように大行進する。+++この大学にくるまで蝉の幼虫なんて、3年に一度見れたらラッキーといった感じだった。それが、毎晩、何匹も目撃する。今夜は、後輩と一緒に帰ったんだけれど彼は蝉の幼虫を見るのがはじめてとのことだった。「産まれて初めて、動いてる蝉の幼虫見ましたよ~!しかもこんなにたくさん!」彼も生物学を学ぶ学生。その興奮が、となりにいて伝わってくる。+++僕と後輩は、あとから通る人たちに幼虫たちが踏みつぶされないように、通りをわたっている彼らを拾っては、右の桜の木にしがみつかせてやった。高く高く上って行くものなにを思ったか、下に向かってあるいてくるもの蝉の幼虫にも一匹一匹、個性がある。また、彼らを二匹、隣同士におくとけんかを始めることがわかった。蝉というのは気が強い生き物らしい。+++結局全部で14匹もいた。8月になれば毎晩、50匹を裕に越える幼虫たちがのこのこのこのこ通りを横切ることになる。大行進は夜遅くに成ってから始まるので今日一緒に帰った後輩のように、学内でも知らない人が多い。他では見る事ができないこの夏のお祭りを僕は今年も毎晩見る事に成りそうだ。右メニューに「蝉の幼虫」というコーナーを作った。昨日と今日撮った幼虫の写真を数枚、のっけておく。虫が嫌いなひとは、見ない方がいいかもしれないけれど滅多にみることができないものなので興味があったら是非どうぞ。動いているところをビデオに収めたので機会があったらwebにのせようと思っている。+++本日のmy music from iPod「僕が僕であるために」by Mr.Children尾崎豊の曲のカバーだ。” 僕が僕であるために、勝ち続けなきゃ、ならない ”というフレーズがある。この一年、ちょっとしくじる訳にいかない。がんばります。本日の日記記述所用時間、左メニューの「蝉の幼虫」のコンテンツと会わせて15分。