2007/02/22(木)18:22
地方の人材育成などなど
いつものように家事をしながらNHKラジオ第一を聴く。
よく企業を誘致するために地方自治体が格安の産業団地を造成したり、
税制の優遇措置等を行っているが、企業側はそんな条件では進出しないそうだ。
それぞれの独自の選定基準によって、きちんと立地条件を考えているのだそうだ。
意外なのは、経営者や創業者の出身地だからなんてのもあるらしい。
今は日本企業、特に製造業にとって、従業員の確保が重要な課題であり、
そのために地方へ進出することが多いそうだ。
地方の若者は都会に比べて非常にまじめで言われたことをきちんとこなす反面、応用力や意欲に欠けるところが経営者の悩みのようだ。
製造業では常に改善提案が求められる職であり、これは重大な問題。
これに気がついている経営者は、若者達が仕事が楽しくなって熱中できるような職場環境を整えることに力をいれている。
工業系学校の「ロボコン」の盛り上がりのような要素があると技術開発の仕事は楽しくなるなあ。
そんなわけで、流通、税制、用地の他にも、その地方の人間力、教育力が企業誘致のセールスポイントになるのだ。
人間力の基礎こそ幼児教育にあると思う。
そのように思うと、保育園を一生懸命やっていることは、地域の発展にも関わりがあるということになる。
やはり、この仕事は素晴らしい仕事だなとあらためて思うのだった。