背が低いなら、高く飛べ -上海激闘編-

2005/10/23(日)14:18

トラウマソング~『日曜日~ひとりぼっちの祈り』~

以前UPした『チコタン』について色々調べていた際、見つけてしまいました。 『チコタン』の作詞・作曲家が、『チコタン』に引き続き世に送り出した 最凶のトラウマソング。。。その名も、 『日曜日 ~ひとりぼっちの祈り~』 (作詞:蓬莱泰三 作曲:南 安雄 1970年) 作詞作曲とも『チコタン』と同じ組み合わせです。 衝撃の内容は『チコタン』をはるかに凌駕してます。 この人たち。。。なにか小学生に恨みでもあるんでしょうか? 一章 「朝」 お父ちゃん はよ起きや ええ天気やで 青空やで はよ起きなんだら こそばすで ふとんめくるで 鼻つまむで はよ はよ はよ起きいな 日曜日やで 休みやで どっか連れてってえな なあ なあ なあてお父ちゃん お母ちゃん お化粧まだか お弁当持ったで 服着たで はよせなんだら おいとくで 何にもせんかて きれいやで はよ はよ はようしてえな どないしたかて いっしょやで はよせな 昼になるやんか なあ なあ なあてお母ちゃん けど もう お父ちゃんいてへん お母ちゃんもいてへん けど やっぱり 日曜日の朝になったら繰り返す ひとりぼっちの ひとりぼっちの ぼくのひとりごと あっという間に いっぺんに 車と一緒に死んでしもた 衝突事故で 崖から落ちて死んでしもた ひとりぼっち ひとりぼっち そやから そやから ぼくは ひとりごと お父ちゃん はよ起きや お母ちゃん お化粧まだか ええ天気やで 青空やで お弁当持ったで 服着たで……     微笑ましい日常からの急展開は『チコタン』と同様ですが、     本作、第一章からいきなり死んでしもたです!それも今回は両親です。     展開速すぎです。最後の下りなんか、悲しすぎです。。。     のっけから、このペース。この後、どうなっていくんでしょうか。。。 二章 「街で」 走る 走る 走る 車 車 車 日曜の交差点 ぼくのまわり 走る 走る 走る 車 車 車 乗ってるおっちゃん よそのおっちゃん 笑ろてる 笑ろてる 笑ろてる 探してるのやあらへんぞ 退屈やさかい 見てるだけやわい 食べてる 食べてる 食べてる カレー うな丼 スパゲッティ デパート8階 大食堂 みつ豆 お子さまランチ クリームパフェ 食べてるおばちゃん よそのおばちゃん 笑ろてる 笑ろてる 笑ろてる 探してるのやあらへんぞ 退屈やさかい 見てるだけやわい 回る 踊る 走る 回転木馬 ゴーカート モノレール デパートの屋上の広場 回る 踊る 走る マジックガン ミニロケット 乗ってる子 よその子 笑ろてる 笑ろてる 笑ろてる 前に乗ったわい なんぼでも前に乗ったわい うらやましいことなんかあらへんわい 退屈やさかい 見てるだけやわい ほっといてんか! 何でや 何でやねん おったら いかんのか 見てたら いかんのか 何で 何でいかんのや!     コメントのしようがありません。。。     悲しすぎです。。。つらすぎです。。。 三章 「かえり道」 遊んでる みんなが一緒に遊んでる かえり道 見て見ぬふりして まわり道 そやのに みんなが追ってくる みんなの声が追ってくる 「人殺しの子」「人殺しの子」「人殺しの子」「人殺しの子」 違うわい 違うわい 違うわい ぼくのお父ちゃん ええ人やったわい 違うわい 違うわい 違うわい なんぼなと言え へっちゃらやわい 「人殺しの子」「人殺しの子」「人殺しの子」「人殺しの子」 走りとないのに 走ってしまう 耳おさえ 目をつぶって 走ってしまう ああ・・・ 「人殺しの子」「人殺しの子」「人殺しの子」「人殺しの子」 あほ ばか まぬけ 柿のへた あほ ばか まぬけ 柿のへた 前にビー玉やったのに チューインガムもやったのに マンガの本かてやったのに 薄情もん! 裏切りもん! 「人殺しの子」「人殺しの子」「人殺しの子」「人殺しの子」 走るな 走るな ぼくの足 歩け 歩け ぼくの足 プロレスみたいに 横綱みたいに 歩け 歩け 歩け 走るな 走るな 走るな 止まれ 止まれ 止まれ ぼくの足 走るな 走るな 走るな 止まれ 止まれ 止まれ 止まれ お父ちゃん なんで なんでお酒飲んで運転したんや!     。。。人殺しの子。。。しかも16回。。。     むむむ?交通事故の被害者は両親だけではない??     飲酒運転?????     。。。。。。あぁ。。。。。。車対車の衝突事故。。。     相手の車にも被害者が。。。もう、勘弁してください。。。 四章 「てがみ」 拝啓 こんにちは 足のおけがはどうですか ぼくは君とこの車に衝突さした人の子供です 君はきっと怒ってはるやろと思います ぼくのお父ちゃんのこと ものすご 怒ってはるやろと思います お父ちゃんが お酒を飲んで 追い越しなんか せなんだら 君もひとりぼっちにならんで すんだんです 足も怪我せんで すんだんです かんにん したげてください ぼくのお父ちゃんを かんにん したげてください もし君が一生びっこになって働けんようになったら ぼくが弁償します うんと働いて お金をためて お金もあげます 家もあげます ごちそうもあげます きっと誓います そやから どうか ぼくのお父ちゃんを かんにんしたげてください お願いします お願いします お願いします さようなら     。。。頼む。。。何とかして下さい。。。     車2台の衝突事故。。。被害者4人。。。しかも、ともに両親。。。     イタイです。。。こんな展開。。。ありですか?? 五章 「おやすみ」 ねんねころいち お父ちゃん寝たか 星からぼくが見えてるか お酒飲みなや おとなしいにしいや 天の神さんに怒られるで ねんねころいち お母ちゃん寝たか あんまりお父ちゃんいじめなや けんかしいなや 仲ようしいや 天の神さんに笑われるで ねんねころいち お父ちゃんおやすみ お母ちゃんおやすみ 仲ようしいや 仲ようしいや そいで天国へ行かしてもらいや ねんねころいち おやすみなさい またあした……またあした……     もう、何も言うことありません。お願いですから、勘弁してください。。。 この曲も『チコタン』に引き続き、1970年の芸術祭優秀賞を受賞したとか。 トラウマソング2連発で、2年連続受賞です、この作詞家作曲家のタッグ。。。 確かにメッセージ性は強いです。1999年の東名高速トラック激突炎上死亡事故 が発端になった、危険運転防止法成立への流れを彷彿とさせます。 確かに、この歌が作られた当時は、交通事故が社会問題化し、交通戦争とまで 言われていた頃。社会への警鐘として、と言うのは分かります。 でもですよ。。。でもですよ。。。。 小学生に歌わせる必要がドコに?? 音源まだ見つかりません。ぜひ聞いてみたいです。 情報お持ちの方、ぜひご一報を! でも、聞いたらブルーになりそうだなぁ。。。 →→BLOGランキングはこちらから。クリックお願いします!←←

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