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背が低いなら、高く飛べ -上海激闘編-

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2005.05.31
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カテゴリ:
「アルーシャの奇跡-後編-」です。「前編」を読んでいない方は
まず「前編」から読んでいただく事をお勧めします。
前編へはココをクリック。

長文ですが、ご了承ください。では。。。



俺達はホテルのベッドに腰掛け、一息つきながら今後について打ち合わせた。


アルーシャから、大使館のある首都ダルエスサラームまで15時間。
次の日、すぐに出発しても、到着が土曜日で、月曜にならないとパスポート再交付は不可能。そこから再交付手続きをし。。。キリマンジャロまで戻り。。。
予定より、一週間以上の遅れである。
通常なら遅れてでもそうしたのだが、Cには遅れられない理由があった。


今回の旅行は、俺達の卒業旅行。
そして、同時期にCの彼女友達と中東を卒業旅行中であり、トルコで4人で待ち合わせよう!という予定になっていたのである。


トルコでの待ち合わせ日は、決まっている。再交付してからキリマンジャロに登っていては、待ち合わせに間に合わない。。。
これは、キリマンジャロは無理だな。。。と思っていた矢先、Cが力強く言った



「うん!悔しい!探しに行く!!」



「探すって、どこへ!?」



「バスターミナル!パスポート取り返す!」



「お、おう」



俺達は、再びあのバスターミナルまで戻ってきた。
先ほど見た様子と変わらない盛況振りである。


バスターミナルに着くなり、まずヤツが言っていたヤツのオフィスに足を向ける。
が、閉まっている。。。さっきは確かに空いていた。。。ヤツが実行犯だという確信が強くなる。


そうやってるうちにも俺達は客引きに取り囲まれる。
俺達はそれを逆手にとって、その客引きたちに「パスポート盗られたんだ、探してくれないか?」と言う。


客引き達は、俺達が客ではない事を知ると、すぐに去って行った。。。何人かは、「あぁ。分かった。探してやる」等と生返事を残して、立ち去っていく。



「う~ん。思ったより、難しいな。。。」



「ま、がんばろう」



等といいながら、客引きに取り囲まれては、事情を説明、立ち去られ。。。を数回繰り返す。。。「。。。正直、状況は厳しいな。。。」と俺が感じたその時、
Cが逆転の一手に出た。


Cが取り囲んできた客引き達に向かって言う。



「俺、パスポートを盗まれたんだ。犯人はそこの
オフィスの、赤いキャップかぶったヤツ」




「なぁんだ。客じゃねぇのか。。。」と客引き達が去ろうとした時、Cは続けざまにこう言った。




「まぁ、待て、聞いてくれ。俺のパスポート見つけて
くれたら、
50ドルやる!」



一瞬にして、客引き達の目がマジになる。
「よし!分かった!」と、俺達を取り巻いていた客引きたちが、
まさに蜘蛛の子を散らす勢いで走り去っていった。



「ナイスアイデア!」



「うん。密かに考えてた。ちゃんと50ドルも小額紙幣で渡す準備しといたし」



ドルキャッシュは高額紙幣になればなるほど、換金率がいいのである。
10ドル札10枚より、50ドル札2枚。50ドル札2枚より、100ドル札1枚、のように。
Cは20ドル1枚、10ドル2枚、5ドル2枚を準備したのである。
さすがは、歴戦の兵である。。。


ヤツのオフィス前に腰掛け、朗報を待つが、なかなか進展がない。。。
なぜか、俺達の脇にずっと一人の若者が立っており、そいつに聞いても、
「もうすぐだ」としか答えない。。。
おそらく、ヤツの仲間の一人なのであろう。。。


どれくらい待ったであろうか。。。徐々に陽が傾き始めた。。。



「おい。。。暗くなってきたら、やばいぜ。。。ミイラ取りがミイラになったら洒落にならんよ」



「。。。うん。。。そうだな。。。明日、出直すか。。。」



と、その時、ガキが一人駆け寄ってきた。。。



「オマエのパスポート、見つかった。。。」



「何!?どこだ!?」



「こっちだ。ついて来い」



ガキの後を俺達はついて歩く。バスターミナルから離れていく方角だ。。。
「おい。大丈夫だろうな?どこまで行くんだ?」とたずねても、
「こっちだ。もうすぐだ」としか答えない。


5分ほど歩いただろうか。バスターミナルから程近い、幹線道路脇である。
ふと気付くと、俺達の脇に真っ赤なカローラが近寄って来る。。。
「ん?なんだ?」と車に目をやると、車は停まる事なく俺たちに並走し始めた。
程なくフルスモークの助手席の窓が10cmほど下がり、真っ暗な車内に真っ白な二つの眼が浮かび上がる。車内を覗き込もうとしたその瞬間、
赤いパスポートが姿を出した。



「おい!C!!日本のパスポートだ!」



「なに!ああ!あった!俺のだ!!」



「いや、待て。日本のだが、オマエ
じゃない別人のかも知れんぞ!」




と、俺達がやり取りしていると、車内の人物も、疑われているのに気付いたのか、パスポートの1ページ目を開き、写真を トントン と指差すではないか。
その黒い指先の写真は、間違いなく、Cのものであった。



Cが右手を伸ばしパスポートをつかむ。



車内の人物も左手のパスポートを離さず、右手で「金をよこせ」と合図をする。



Cが左手で50ドルを出す。



車内の人物が右手で50ドルをつかむ。左手のパスポートは離さない。



Cも50ドルの手は離さない。



その最中も、車は止まることなく、動いている。




一瞬のこう着状態。。。



C、パスポートを奪取。



車内の人物は50ドルをもぎ取り、車は急加速し走り去っていった。。。



「アルーシャの奇跡」の瞬間である



「やった!」「よかったな!」と俺達は一瞬興奮状態になったが、
気付いてみると、そこまで案内してきたガキの姿もなく、
辺りがだいぶ暗くなってきた事に気付き、冷静さを取り戻す。


「さっきの車の連中とか、仲間に尾行られても、アレだから、ちょっとまいて帰ろうぜ」と本来は15分でつくホテルまでの道のりを、30分以上かけて帰ることにした。


ホテルまでの道で、Cは言った。


「さっき、パスポートと金の取り合いしてた時、車ん中真っ暗で、
眼しか見えなかったんだけど、あの眼、絶対忘れないよ。。。
客引きのギョロ目だったよ。。。」



その後、ホテルに着き、祝杯を挙げ、愉快な夜を過ごし、
一日遅れでキリマンジャロに出発。無事にキリマンジャロ登頂を果たし、
トルコでCの彼女達と無事に待ち合わせる事ができ、楽しい卒業旅行を終える事ができた。



「あの時、オマエがいてくれなかったら、取り返そうなんて思わなかったよ。一人で、あそこで佇んで待ってる事なんて考えられないもんな」


その後、Cはそう言うが、俺は何もせず、見守っていただけだ。
逆にCの姿を見て「あきらめたら、そこで終わり。あきらめなければ、
道は見つかる」
という事を改めて、教えてもらったと感じている。アルーシャの奇跡があったからこそ、その後のキリマンジャロ登頂も成し遂げられたと思っている。


しかし、あの時の出来事を、苦労自慢とする気はさらさらない
あの後、冷静に考えて、かなり無茶な事をしたものだ、と思っている。
下手したら、誘拐されたり、命を落としていてもおかしくなかったかも知れない。


パスポートなどを盗まれたら、やはり、警察に行き、大使館で再発行するべきであるこれは、その後Cも同様の事を言っている。

無事に何事もなかったから言えるのだが、あの時の経験はその後の俺に大きく役立っていると思う。

「あきらめたら、そこで終わり。あきらめなければ、何らかの道が開くものだ。。。」と。。。

-完-


追記:この友人Cは只今世界一周しながら、リアルタイム旅行記をアップ中です。
         リンクのCHUZO.netが彼のページです。是非ご覧ください。



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Last updated  2005.05.31 01:23:38
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2005.05.30
カテゴリ:
プロフの年表にひっそりたたずむ「アルーシャの奇跡」。。。
今回は、6年前に体験したその一部始終について、書こうとと思います。。。
(長文ですが、ご了承ください。)



1999年2月、俺は一人の友と一緒にケニア・タンザニアを旅していた。
彼の名はC。98年にパキスタンの山奥で知り合った、なんとも愉快で気のいい男である。
お互い必要以上に干渉し合わないという、考え方、旅のスタイルも合い、
彼と面白おかしくアフリカを旅していた。その後、あんな事件が起こるとも知らず。。。


Cとナイロビで待ち合わせし、ケニアの動物王国で自然を満喫した俺達は、
旅のメインイベントキリマンジャロ登頂に向け、ケニアをあとにし、一路タンザニアを目指した。


ナイロビからキリマンジャロのふもとまでは、車を乗り継いで10時間程の道のり。俺達二人は早朝、宿の側のターミナルから乗り合いタクシーで出発した。
車は順調にケニア-タンザニア国境に到着。無事にイミグレを通過し、
タンザニア側のターミナルからまた別の車に乗り、その周辺での最大ターミナル都市、アルーシャに向けて出発した。


しかし、その車といったら。。。ふつーのステーションワゴン車なのだが、
客を詰め込む詰め込む。。。運転手合わせて、8人。。。
俺達は助手席に2人で座る事になり、肩を寄せ合いながら
悪路に揺られる事になった。


あと30分ほどで、アルーシャ。やっと、降りれるかぁ。と思った矢先、
検問に遭遇。俺達は狭い中で身動きしながら、パスポートを取り出し、
警察官に見せる。ま、特に問題も無く、パス。車は再び走り出し、
予定通りにアルーシャに到着した。


ターミナル都市といっても、そこはアフリカの山奥。
高いビルなどあるわけもないが、バスターミナルなどでは大型バスも並び、
にぎわっていた。


キリマンジャロまでのバスを探そうと、ターミナルに着くと
バスの客引きがそれはもうすごい勢いで群がってきた。。。
「どこまで行く?」「俺達のバスに乗れ!」と、中国の客引きとはまた違った迫力で俺達に迫ってくる。


そうした中でも、俺達は冷静さを失わず、バスの出発時間、
実際のバス車両などをチェックしながら、どのバスを利用しようか選んでいた。


そんな時、一人の客引きが近寄ってきた。
赤いキャップをかぶった、目がギョロっとした男である。


彼は「アレが俺達のバスだ。どうだ?きれいだろ?外国人も乗ってるぞ」とか
「そこが俺達のオフィスだ。ちゃんとしてる会社だから安心していいぞ」等とアプローチをかけてくる。


確かに彼のバスはちゃんとしており、最後尾に欧米人夫婦も乗っていた。
あまりの客引きの多さに、少々疲れても感じていた俺達は、
「バスも問題なさそうだし、乗客に俺達以外にも外国人がいるのは安心だな」
と彼のバスに乗り込む事にした。


チケットを買い、バスに乗り込む。
一般的な観光バスほどの車内。乗車率は4割ほどであろうか。
俺達は、後ろから2つ3つ程の席にバックパックを置き、
最後尾の欧米人夫婦と挨拶を交わしながら、小さめのリュックを
網棚に押し込み、席に着いた。


席について、30秒足らずだっただろうか。
欧米人夫婦との会話が一段落した時、



「あ!!」



Cが叫んだ。



「リュックが無い!!」



網棚を見上げると、確かにCのリュックが無い。



「え?いつだ?確かに網棚にのせたか?」



動揺が走る。



「。。。。。。ヤツだ。。。。。。」




Cが搾り出す様にうなる。。。



「客引きのアイツしかいない」



「そうか。。。中身は?何が入ってた??」



俺が促す。



「えっと。。。ノートとウォークマンと懐中電灯。。。
ウォークマンは痛いがそれほど、重要なものは無いな。。。」




「そっか。痛いが、それなら、まぁ、しょうがないな。。。」



「あ!!」



Cが叫ぶ。



「パスポート!!!」




「ななな、なに!?」



「ほら、あの時だよ。検問の時!パスポート見せたろ?あの後、狭くて、腹巻に戻すのめんどくさかったから、リュックの中に入れちゃったんだよ!」



動揺する俺達をよそに、バスは動き出す。



「どうする。。。」


「うん。。。降りよう!どのみちパスポートなしじゃ動けん!」


すぐさま運転手に声をかけ、俺達はバスを降りた。
バスを降り、状況を整理してみる。


席に着く時、二人ともリュックを網棚に乗せた。
俺のリュックは小さいながらも、一眼レフが入っていたこともあり、ちょっと膨らんでいたので網棚に入れる際も、力を入れて押し込まなければならなかった。


対して、Cのリュックは中身がほとんどなく、薄っぺらい状態だったので、
網棚の出し入れは容易だった。
その点が、スリの目に留まったのである。


客引きのヤツは俺達の後について、バスに乗ってきた。無用心にも網棚にリュックを乗せ、欧米人夫婦と会話し、意識が完全にそっちに向いている俺達の目を盗んで、Cのリュックをかすめ取ったのである。


これは、明らかに俺達のミスである。網棚に荷物を乗せるなど、
バックパッカーとしては初歩的過ぎるミスである。。。
しかし、それを言ったところで、どうしようもない。今後、どうするかである。


そんな話をしながら、俺達はバスターミナルまで戻ってきた。


Cが言った。



「盗んだものって、すぐに市場に出回る事が多いから、市場に探しに行こう」



俺達は群がる客引きを振り払い、ターミナル脇の市場へ。。。
しかし、収穫はなかった。


でかい荷物を背負うって探し回るのも、疲れるからという事で、まず、警察へ行き、被害届けを。
ホテルに泊まれる証明を書いてもらい、とりあえず、宿を取ることに。


宿にチェックインし、荷物を降ろし、一息つく。
ベッドに腰掛けながら、今後どうするか、打ち合せが始まった。。。


-後編に続く-



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Last updated  2005.05.30 02:49:29
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2005.05.19
カテゴリ:
食中毒になり、下痢、嘔吐、高熱、脱水症状で5日間寝込んだ事。。。



ウルムチのドミトリーで。。。



今思えば、だいぶ深刻な状態だったみたい。。。^^;
のどがそれはもうカラカラに渇いて、水を飲むが、飲んでも体の中を素通り。。。
全部下痢。。。飲んでも飲んでも、ションベンが出ない。。。全部下痢。。。


体の水分が失われていく→熱が出る→のどが渇く→水を飲む→下痢→
ションベンが出ない→39度の熱なのに汗が出ない→のどが渇く→→(ふりだしに戻る)



それはもう、最凶の悪循環。。。



あれ以来、ビールを大量に飲んで、滝のようなションベンが出る度に、
「あぁ。。。生きてるなぁ」と実感するようになりました。。。


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Last updated  2005.05.19 23:55:49
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