カテゴリ:カテゴリ未分類
不思議と久しぶりに今回の日曜日は誰とも約束をしていなかった。 土、日曜日と久しぶりにゆっくり寝て起きるのも10時過ぎという ていたらくぶりを久しぶりに味わいました。 10時過ぎに漸く、ベッドから這い出し顔を洗いコーヒーを煎れて ベッドの中で寝そべりながらの読書でした。 あのぅ。。。恥ずかしい話ですが例の本(蒼穹の昴・浅田次郎著) 未だに読み終えていません。 言い訳をする訳では無いのですが、会社へ持って行って読んでいると 誰かが話し掛けられ、その話に夢中になって本を読むのを忘れ、家で は他にやる事や、友達付きあいと色々これでも忙しくしていました。 今日は久しぶりにゆっくり本が読めました。 それで、今までに体験したことの無い涙を不覚にも流してしまったの です。 本を読みながら涙がボロボロと零れ落ちるくらい泣いてしまい、ベッド から起きてタオルを取り出し涙を拭きながら読んでいました。 皆が皆、このシーンで泣くとは限らないと思いますし、この前見た 映画(今、逢いに行きます)では、僕は全然泣けなかったが、この シーンでは自分の過去と被さるものがあるのか?泣いていました。 いえ、声を出してまで泣きもしませんが兎に角、とめどなく涙が湧き 上がる泉のように溢れてくるのです。 今思えば他愛の無いシーンのようにも思えるが泣けて泣けてどうし ようも無かったのですが、僕の場合その主人公が人知れず努力をして 人の為に尽くしたが、自分が窮地に立たされたときに、恩を受けた 人達が自分の命と引き換えてでも庇ってくれるようなストーリーの 場合に泣けてくるんだなぁと思いましたね。 ざっとストーリーを書けば、主人公の少年(春児<チェンルー>)が 宦官(中国語ではホワン・クワン)として後宮で生き抜く為の作法や 色々な事を教わった先輩の宦官が敵対する宦官の首領達によって宮廷 内で自殺に見せかけられ殺されてしまうが、宮廷内では死を忌み嫌う 風習があり、即座に亡骸を移し替えねばならないが、春児はその亡骸 を移し変えるのを待つように他の宦官を諭し、自分の部屋から自分の 大切な宝貝(パオペイ)要するに男のペニスを棺桶に入れてやろうと した、この先輩も宦官としては地位が低いために自分の切り取った物 を借金の片に押さえられていたのだが、今までお世話になった供養に とチェンルーは棺桶に入れようとした所へ敵対する宦官の首領達が やってきてチェンルーに棒叩き百回の刑を言い渡す。 棒叩き百回といえば死刑に値する罰であるが、他の宦官たちは自分の 大切な宝貝(パオペイ)をチェンルーは内緒で金のある限り買い戻し て他の宦官達に返したりという善行を行っていたので、誰一人チェン ルーをたたこうとするものはいないが、その遣り取りに泣けて泣けて しょうがなかったのです。 また後ほど、感想は書くことにしますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|