クルマ好き“検定親子”は道なき道を走り続けます！

某大手子供英会話教室のコマーシャルが新しくなりましたね。
小学校3-4年生の女の子が、人気男性アイドルグループのメンバーと話す、あのコマーシャルです。

発音が素晴らしい！帰国子女でもなく両親日本人なのにホントにすごいわ!
と、えらく評判がいいようですね。

こちらの英会話教室の公式サイトに、彼女が教室の先生とお話ししている動画があります。

これを見てまず感じたことは、先生の英語がヘタ過ぎ(^_^;)
ホントに英会話教室の先生なんでしょうか？
撮影のために来た、タレントさん？とも思ったけどどうやら先生みたいですね。

ジョンに見せてみましたら「この先生、リトル・チャロの声の人の英語みたいだね」とボソッと。

まだ、チャロの方が上手だと思ったけどなあ。でも、やっぱ同じ感じかな？

読み書きをしているシーンもありまして、年間30冊の多読!って書いてあったんですけど。
ひとけた違うんじゃない？年間30冊で多読っていうのかあ…

読み書きの「書き」ってアルファベットを書くなわけね…
うーむ。そうなんだ。

彼女の発音、読み書きのレベル、すべてを総合して、
彼女はこの英会話教室で最高レベルの小学生という位置づけなんでしょう。
だからこそコマーシャルに出る権利を得られたのでしょうね。

前のバージョンのとき、ジョンの周囲にいる、英語を普通に使いこなしている小学生とそのお母さんたちと、このコマーシャルについて話したことがあるんですけど。

「この会話、発音が、日本の普通の小学生が普通の英会話教室に週に1-2回通って習得できる『限界』なんだろうね」という結論に達しました。

幼稚園の頃から5年間くらいこちらの英会話教室に週に2回くらい？通って、もっともスーパーなクラスで、成績優秀な女の子なんだと思います。
コマーシャルで喋る言葉も何度も何度も練習して頑張ったのでしょうね。
でもこれは、「会話」じゃないですよね。
「暗唱」ですね。

街で、見ず知らずの外国人に話しかけられて、全く予測しない質問をされても、すらすらとコマーシャルのように英語で答えられたら、この子は素晴らしい！って思います。

でも、やっぱ、あれで限界なんだろうなあ～

どうもあのCMを見ると、「これが日本の一般的な子供英会話教室の限界ですよ！」って教えられてるみたいで(^_^;)