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2004/11/22(月)08:23

勉強会での学び「ひにん」とは...?

勉強会(4)

ひにんの勉強って、中学生の性教育以来だな(今の子供はいつ勉強すんだろう?) と一人妄想が膨らみつつ、、、 先日、大阪で活躍中のカウンセラーこと 池内秀行さんの勉強会に参加してきました。 2時間という短い時間でしたが、多くの学びがありました。 テーマとして上がっていたのが「ひにん」※ざんねん、避妊ではない 正式には「否認」という字であるが、端的に置き換えると 「感情を認めないこと」という心の動きについて深めていった。 辞書では、現実や不安を認めない防衛機制の一つと書いていたが これでは捉え方が一面的でしっくりきていない。 広くは、自分の感情を認めない事がすべて「否認」と表されています。 一例をとって否認という現象をみてみると はじめてのデートをしているカップルがいます。 映画を観ていた男性が、とても感動して泣きそうになりました。 しかし隣で見ていた彼女に泣いているところを見せたくないと 涙をこらえて平然を装ったまま、デートが終了しました。 ここでは男性が、泣きそうになった自分を抑えた感情が否認です。 彼には小さい頃に泣いている自分に母親がこう言われた記憶がありました。 「もぉ~、男なんだから、泣くんじゃないよ。情けないねぇ~」 これが彼の心に残っていて、女性から見た、泣いた男=情けない男という概念があり 彼女にそれを悟られるのが怖いので、涙を我慢した。 その時男性の中では、自分の感じた「感動」という感情に 「恐怖」から蓋をしてしまったのです。 その後、彼の中にはどんな感情が起こるでしょうか? 次号へ続く・・・

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