週末をはさんで...
3月31日。Kentで3年、Kentuckyで3年、Tactで3年。合計9年通った保育園とついにさよならしました。片道ドア⇒ドアで約35分と、都心に通勤する勤め人としては恵まれている方なのだろうけれど、保育園の送り迎えをしてきたこの何年間かはいつも時計を見ながら走ってばかり。2月ごろから「あぁ、もうじき送り迎えしなくて済むんだわ~」と4月からのラクになる生活を心待ちにしていたのだけれど。3月に入ったくらいから、自転車の後ろにTactを乗せての保育園への行き帰りは、実はけっこう密度の濃い、Tactと二人だけの時間だったんだなあと実感してしまい。この時間がなくなるんだ...と少し寂しかったりもしました。Kentの時には小学校入学を目前にした今の時期には不安だらけで突然学童に一人で通う(実際には近所のお友だちと一緒に行けたけれど)のが心配でたまらなかったのに。今日は年度始めで会議のある私は出勤することにして午前中には塾の春期講習のあるKentにまずTactを学童に送ってもらい塾が終わったらKentも学童で夕方までを過ごすことにして帰宅も二人。初めて、まったく何の気兼ねもなく、焦りを感じずに帰宅した私にTactは、保育園で一緒だったお友達3人と学童で遊べること、お弁当を残さず食べて、ちゃんとお弁当箱を洗ってきたこと、おやつがゼリーでおいしかったこと、と一生懸命話してくれました。この週末、なんとなしに過ごしてしまったけれど、Tactにとっては幼児から児童への大きな橋を渡ってしまったのだなあ...こうして子どもたちはどんどん大きくなって世界を広げていくんだわ。やっぱり、甘~い時間はなくなっていってしまうのね...と寂しく思いつつ、今日の通勤の気持ちの楽だったことも忘れないでいよう、子ども抜きで自分でいることも意識したいなあと思いました。