おはなしのトンネル

おはなしのトンネル

06/3学期



ブック  
 ★ 2006・3学期 ★




◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇1月11日★4年生◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

絵本『十二支のお節料理
川端 誠 (BL出版)



絵本『しもばしら
野坂勇作・さく(福音館書店)


まずは少し干支のやみんなの年末年始の話をしてから
『十二支のお節料理』へ・・・。
みんなよく見てくれていたけど、
細かい所までは多分見えないから
後でじっくり見て欲しいな。
「お正月はお節料理食べましたか?」の問いに
「食べなかった~」
「食べたことない~」の声があって、
今ってそうなのかなとちょっと驚いた。
我が家のお節も手作りは少ないけど、
一応それらしい感じにはしてるつもり。
大切なことが忘れられていくのは寂しいね。
お節料理にもいろいろ意味があることを話できたら
良かったかなって後で思いました。

で、気をとりなおして次の『しもばしら』へ。
タイトル読んで、いきなり「しもばしらって何?」って言う子あり。
「えっ!?」ってこれまた驚きです。
「何かなぁ・・読んでみようね」って。
これもよく聞いてくれました。
読み終わったあと、知らないっていってた子に
「分かった?」って聞いたら、にっこり頷いてくれました。

本当の霜柱をぜひ見つけて欲しいなって思いました。



◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ 1月18日★6年生 ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

絵本『ゆきまくり
野坂勇作 さく (福音館書店)
ゆきまくり

写真絵本『あんな雪 こんな氷
高橋喜平 文・写真(講談社)


写真絵本『ひとしずくの水
ウォルター・ウィック (あすなろ書房)


今日は雪関連の本をそろえてみました。
まずはかがくのとも傑作集の『ゆきまくり』
この絵本は、絵もいいんだけど、私は言葉が好き。
それについては、フリーページの
絵本&おはなし覚え書きに書いてあります。

この絵本に描いてあることが本当なのか
ずっと知りたいと思っていたら
こんな写真絵本を見つけたよと次の本へつなげました。
この『あんな雪 こんな氷』には、『ゆきまくり』に出ている
ま~るいキノコのような形の冠雪
バームクーヘンのようにくるくる巻いてできた雪まくり
ヘビのようにびよ~んと伸びた雪ひも
雪の上にぽつぽつできた雪えくぼなど
私が実際見てみたいと思った絵本の絵が写真で載っていて、
ワクワクしちゃいます。
雪の呼び名もなんかかわいいでしょ!?
最初のいろんなキノコみたいな形の雪の写真で、
6年生がクスクス笑っててビックリしました。
思わず「面白い?」って聞いちゃったよ。
雪国では、当たり前の風景も私たちは見たことないから
珍しくて楽しめたのかもしれません。

そしてこの写真を撮った高橋さんは雪の結晶の写真を見て
「結晶がこんなに美しいなら積雪もきれいなんじゃないか」
と思って積雪の写真を撮りだしたことを話しました。
最後に『ひとしずくの水』の美しい雪の結晶のページを見て
終わりました。

今回は私の独断と偏見で
私が面白い!と思った本を絵と写真で比較してみました。
前々から一度やりたと思っていたんです。
良い悪いはわからないんだけど(汗)・・・。

一時、クスクス笑った反応はあったけど、
それ以外は静かでしたね~。
さすが6年生の聞く態度でした。
でもこの選書はどうだったのかな?
今年度のよみきかせの代表の息子さんが6年生にいたので
「さりげなくリサーチしてよ」とお願いしたら
いつも何聞いても「別に~」なんだって・・・。
そんなもんなんでしょうね、高学年は(笑)


◆◇◆◇◇◆◇◇◆◇ 1月25日★5年生 ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

絵本『ゆきまくり
野坂勇作 さく (福音館書店)
ゆきまくり

写真絵本『あんな雪 こんな氷
高橋喜平 文・写真(講談社)


写真絵本『ひとしずくの水
ウォルター・ウィック (あすなろ書房)


よく知っている子どもたちだから、先週の6年生より
いろいろ会話をしながらすすめる事ができました。

『あんな雪 こんな氷』はとてもよく見てくれました。
「へぇ~」とか「これだ~」とかいろいろ反応してくれました。

『ひとしずくの水』の雪の結晶もきれいで喜んでくれました。
「この写真とった人は、みんなの好きなミッケを撮った人だよ」って言ったら
「へぇ~・・そうなんだぁ」と妙に感心してたのが面白かったです。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ 2月1日★3年生 ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

絵本『しもばしら
野坂勇作 さく (福音館書店)


にほんご』(福音館書店)より
≪うそ≫≪えもじ≫


「しもばしら知ってる?」って聞いたら
「知らな~い」って声がちらほら・・・。
でも読んでいるうちに「あ~・・アレね」って声が。
見たことはあるけれど、しもばしらとつながってない。
そういうことって結構あるのかな?
ひとつ覚えたね・・・。

このクラスは去年からもお話がよく聞けるクラスです。
今日は「にほんご」から≪うそ≫のところの
文章とお話を朗読しました。

うそっこのうそ
ほんきのうそ
人を悲しませるうそ
人を楽しませるうそ

うそにもいろいろあるね・・・。

≪えもじ≫は手作りのカードで。
本の絵は小さいからね。
みんなであーだこーだ言いながら楽しかったです。



◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ 2月8日★4年生 ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

絵本『ゆきまくり
野坂勇作 さく (福音館書店)
ゆきまくり

写真絵本『あんな雪 こんな氷
高橋喜平 文・写真(講談社)


写真絵本『ひとしずくの水
ウォルター・ウィック (あすなろ書房)


6年生から始めたこのプログラム。
6年→5年→4年と学年が下がるにつれて
反応がよくなってきています。
私も同じプルグラムということで、
リラックスしているのかもしれないし
学年が下がるつれて思ったことを素直に口にするんだね。

写真も子どもたちはとても興味をもってみてくれました。
絵本に限らず、たまには写真を使ったものもいいなと思いました。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ 2月15日★2年2組 ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

★ストーリーテリング
おおかみと七ひきの子やぎ』(グリムの昔話)
おはなしのろうそく(18)

★絵本『どうぶつはやくちあいうえお
岸田衿子/片山健(のら書房)


今日のおはなしは、もうお馴染みのおはなしです。
「今日はみんなのよく知ってるおはなしです。おおかみと七ひきの子やぎです。」
と言うと「わ~知ってる知ってる」「テレビで見たよ」と元気な声・・。
でも語り始めると、みんなとっても静かになって教室はシーンとした状態・・。
子どもたちは、子やぎになってたのかな?
これは、子どもたちにとってはこわいおはなしのようです。
前にいた女の子が二人で身体を寄せ合って聞いていたのが印象的でした。

真剣に聞いたあとは、
早口言葉でみんなで声をだしてみました。

あんぱん ぱくぱく ぱんだの ぱんや
かばくんの かったかばん ばかにでかかった
うしろで うろうろ うるさいうし


にっこり、笑顔がもどったところで、今日のよみきかせはおしまいです。


『おおかみと七ひきの子やぎ』は
もう2年以上前に覚えたおはなしです。
でもなかなか、自分の気持ちが語ろうというとこまでいかなくて
今まで1度も語ったことがありませんでした。

ようやくデビューできました。
うれしいな♪
しばらくは、このおはなしを語ろうと思います。
どんなお話になっていくか楽しみです。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ 2月22日★1年2組 ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

★ストーリーテリング
おおかみと七ひきの子やぎ』(グリムの昔話)
おはなしのろうそく(18)

★おはなし 『ヨセフのだいじなコート』より


★手遊び いちといとでどんな音?


『おおかみと七ひきのこやぎ』は2回目・・。
1~2人途中まで、何かしゃべっていた子もいましたが
後半は、静かになってくれました。
全体的には良く聞いてくれたと思います。
でも先週となんだか少し違う感じがしました。
どう違うかっていうのは、説明できないんだけどね。
自分では、今日はテンポが速かったなというのが感想・・。
なんだか、言葉がスースーでてきました。
でもそれが、初めて聞く子どもたちにはどうだったんだろう?と思います。
それに、今日はボラの方が一人見に来てくれていたから
少し勝手がちがっちゃったかもしれない。
一話一話大事にしないといけないですね。

次に小道具をつかってコートのお話をしました。
大事なコートが擦り切れてボロボロに・・・
それでジャケットに変身して、次にベスト、次に・・・・と
おはなししながら、子どもたちも次に何になるか考えてくれました。

最後は「いちといとでどんな音?」をやって、おしまいです。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ 3月1日 ★ 1年1組 ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇

★手遊び 『つくしんぼ』     tukusi


★ストーリーテリング『おおかみと七ひきの子やぎ』(グリムの昔話)
おはなしのろうそく(18)

★絵本『にたものどうし』かがくのとも
奥井一満・文/U.Gサトー・絵 (福音館書店)



ちょっとざわざわしていたので
注目してもらうために、最初に指遊び。
「もうつくしが生えているみたいだけど見つけた人?」って聞いたら
ほとんどの子が手を上げてくれました。
もう今日から3月だもんね・・・。

おはなしは、今回ちょっと練習不足でした。
先週もやってるし・・という甘い考えがありました。
大きな間違いはなかったけど、
つなぎの言葉が上手く出てこなくて
不自然な感じになってしまいました。
これではダメですね・・・反省です。
それでも知ってるおはなしのせいか、
子どもたちは、9分間もの時間、静かに聞けるようになって
1年間の成長を感じました。

絵本は、さすがU.G.サトーさんの絵です。
インパクトがありすぎます。
子どもたち大騒ぎ・・・。
「似てるぅ~」「似てな~い」とみんなでワイワイ!!
最後のとこに、ちょっと解説みたいなのがあって、
「本置いていくから、放課にでも読んでね」って言ったら
「読む!読む!」って言ってくれました。

さあ、来週は今年度最後のよみきかせです。
グリムもう一度ちゃんとやらなくっちゃね。


◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇ 2年1組 ◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇



★ストーリーテリング『おおかみと七ひきの子やぎ』(グリムの昔話)
おはなしのろうそく(18)

★絵本『おおきくなるっていうことは
中川ひろたか・文/村上康成・絵 (福音館書店)



今日は、朝からちょっと落ち着きがなかった2年生。
なかなか、よみきかせが始められなかった。
話が始まっても、ちょっとざわついていました。
『おおかみと七ひきのこやぎ』のおおかみが
やぎの家へやってくることころ辺りから静かになりました。

絵本は繰り返しが多いんだけど
1つ1つ楽しんでくれました。
今日は最後だったので、代表の子が作文を読んでくれて、
ひとりひとりが書いてくれた手紙をもらいました。
今年度も無事終わり、ちょっとホットしています。

今朝、次男が
「手紙書いたけど、僕のは読んじゃダメ~」なんて言ってたけど
読ませてもらっちゃいました。
5年生には今年度は、たった1回だけだったけど、
次男の手紙には「ぼくのお母さんが読んだ雪と氷の本、とくに『ひとしずくの水』が
すごいと思いました。水の落ちる瞬間の写真がよく撮れるなぁと思いました」と
書いてありました。
普段はホントにそっけない子なので、ちょっとうれしいなぁと思いました。

来年度は、高学年担当になりそうなので
月に1回は次男のクラスにいく事になりそう・・・。
次男はあまりうれしくないだろうけどね(笑)。


jinntyouge

来年度は、新メンバー、復帰組みも加わって少し賑やかになりそうです。
2人代表の一人として頑張ります。






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