ケロサロン

2006/09/15(金)01:25

おばあちゃんの給水ポイント?

仕事編(116)

83歳のおばあちゃんです。 ご老人用のカートを押しながらいつも一人でお買い物に来られます。 うちのお店の数軒先が目的のスーパーなのですが・・・、このおばちゃんは足が少しお悪いみたいなので、時々休まないとたどり着けないようです。 今日もお昼前に「疲れた~、ちょっと休ませて。」と言いながら店に入って来られました。 おばあちゃんは、店内の通路でカートに座って休んでいました。 同僚がおばあちゃんの所へ行くと、「喉が乾いた。なんか飲み物をおくれ。」と言ったそうで、リポビタンを買って座って飲んでいました・・。 暫くして、私が別なお客さんの用事で側まで行くと、「ちょっと、ちょっと。」と、呼び止められました。 ケロ『な~に?』 おばあちゃん「何か、精がつくものが欲しいんだけど・・・。何かない?」 ケロ『今、おばあちゃん、リポビタン飲んでいたでしょう?リポビタンとか、栄養剤は一日一本しか飲んではいけないのよ。』 おばあちゃん「お腹が空いたのよ。何か栄養のつく食べ物はないの?」 ケロ『・・・う・・・ん、それだったら・・・カロリーメイトはどう?柔らかいビスケットみたいなもので、ご飯の替わりになるのよ。』 おばあちゃん「何でもいいから、ちょうだい。」 ケロ『・・・。』 カロリーメイトのチョコレート味を取りに行く。 おばあちゃん「いくら?」 ケロ『○○円だけど。』 おばあちゃん「ここから取ってよ。」 サイフを開けながら、私に差し出すおばあちゃん。 ケロ『見ていてよ~。ここから確かに、○○円、取ったからね~。』 おばあちゃんに確認してもらいながら、お金をいただいて、レジに通しに行きました。 おばあちゃん「これから買い物に行くから、ここに入れておいてよ。」とバックに仕舞いました。 よかった~、店内で食べるんじゃなかったんだー。 それから忙しくて、おばあちゃんの存在を忘れておりました。 次に見た時には・・・おばあちゃん、もぐもぐと食べておりました・・・。(苦笑) そして、30~40分休んだ後、目的地のスーパーを目ざしました。

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