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テーマ:中国旅行(113)
カテゴリ:旅行
朝…朝食をはしごする怪腸の朝はとーぜん早い。7時半にロビー集合だ。7時半に部屋を出た私が一番遅かった。
今朝は「小紹興大酒店」で白斬鶏とアワビ粥の予定。朝から開いてるはずが、店が暗い。賄いを食べているおばちゃんが出てきて、「まだ開いてないから、あっちの店に行っといで」という感じで、ジェスチャーで道を教えてくれた。 あの~それらしき店は通りにないんですけど、仕方なく同じ並びの「功徳林」という高級精進料理の店に入る。入り口にはレジと饅頭のショーケース。まず、レジで食べたいものを告げて支払い、そのレシートを店員に見せる仕組み。 私は野菜饅頭と什景麺(五目そば)、怪腸が湯葉を肉に見立てた麺、マロがゴマのつけダレ麺でした。それぞれ4~5元とリーズナブル。店内はシックで、KIWAグループみたいな内装かな。黒いスチールの階段が石の壁にあっていて、昔流行った湾岸のギャラリーみたい。シックな内装の中、大きな金ぴかの布袋様が。お店の人が熱心に拝んでました。金満腹。こういうところが中華魂。 野菜饅頭は肉まんの具が肉なしの餃子の具に変わったみたいなもので、青物を身体に入れたぞ~と実感がわくもの。味はあっさりした塩味。麺はなんで出汁をとってるのか謎だけど、肉食の私には少しコクがない味でした。まずくなはいんだけど、精進料理だし。マロのゴマのつけ麺がヒットかな。怪腸の肉もどきはかじるなり、「湯葉ね」の一言。でもよくできてるなあ~と感心。 店に来ている人も上品な感じの地元の人が多かったです。 そして肉食獣の我らは、野菜だけじゃ足りん!と焼小籠包を求めて、またタクる。お昼に行くと激込みの店も8時過ぎはまだプチ並び。前に4人程。1皿4個入りで2.5元。怪腸のおごり(一生頭が上がらない)。実は、この焼小籠包が私的には一番のヒットでした。ジューシー、カリっとした皮ともちっとした皮、中のお肉もぎっしりと。カリカリになるまで焼くので、中のスープは熱々。しかも大きいのでみっしり入ってる。一口で飲むのは熱いし多い。ずっしりとした重みに箸を持つ手が震えるのでありました。 ああ、2.5元でこんなに幸せになれるとは、私ってば安い女。 焼小籠包で満腹になった我々はひとまずマリオットホテルをめざす。途中の雑貨屋さんで怪腸が耳当てに釘付け。 「寒いから~どうかしら~?」さすがクリパでコッコちゃんになった女、笑えるかぶりものに目がないらしい。中からオバチャンが出てきて、盛んに勧める。結局、怪腸は亀の甲羅型の耳あてを購入。かわいい~! 少し成長した緑亀が耳に張り付いてるようでしたよ、怪腸。 さて、その後。 怪腸は市場に出かけ~蟹とシャコを食べてきた~♪ チュラチュラチュラチュラチュラチュララ~ その間、私がめざしたのは、上海の名刹玉仏寺。 写真を見たら塀が黄色に塗られている(単に中国のお寺ご愛用の色)。 これは柏レイソルの玉がご本尊?(なわけない。それによーく考えたら、玉田がおしゃかってダメジャン、それじゃ) 是非拝みにいかねば!と一人タクシーを飛ばしました。 地図では石門一路駅からそんななさそうなのに、結構ありました。進行方向のせいで、お向かいについたので、しばし信号待ちしてると、いきなり中国人青年が話しかけてきた。 最初は道を聞かれたのかと思い、とっさに「ごめんなさい、中国語わからなくて」と答えたんだけど、おかまいなしに話し続けてくる。何を言ってるのかさっぱりわからないけど、怒るというか非難口調。怖くなって少し離れてもまたぴたっとくる。早く信号が変わらないかな~。周りの人に助けを求めようにも、小さい声でぶつぶつ文句を言う彼の様子に、誰も気づかず通り過ぎる。どうしよう、尖閣諸島かな、アジアカップかな、小泉かな…。ようやく信号が変わり、歩き出すと、彼はついてこなかった。ほっ。なんだったんだろう。 玉仏寺は入場料10元。思ったよりこじんまりしてる。境内は広くなく、すぐにご本堂。手前に香炉があり、浅草寺のようにお線香を入れたり、そばの石油缶で線香に火をつけたりしてる。お線香の匂いをかぐと、背中がしゃんとする。私も買って拝もうっと。うどんの乾麺のような線香は2元なり。周りの人の見よう見まねで東西南北に頭を下げ、拝んでみる。 拝むといっても、上海の人は身を投げ出して拝むので、お賽銭箱の前には真っ赤なサテンに刺繍入りの長方形の座布団がついている。拝む人の重さで真ん中がくぼみ、磨り減っている。キリスト教会みたいだな~。 本堂に入ってお賽銭を入れようとしたら、3つに分かれていて、それぞれ結縁良人、繁栄財福(うろ覚え)みたいにその人の願い事によって、聞き入れ先がちゃーんとある。こういう合理性って中国的だなあ。本堂の裏にもまた3つあり、ここも違う願いが「和平」とかいろいろ。なので裏からしかおまいりしない人もいる。面白い。 本堂手前脇に、何やら赤い掲示板が。よく見ると願い事がぎっしり書いてあり、署名も。掲示板脇には毎朝晩この願い事成就のために祈祷します、と。中国版絵馬でした。 本堂の裏をずんずん進むと、玉仏のいるギャラリーに。入場料25元。ここまで来たのだから、ぜひお顔を拝見いたしましょう。肝心の玉仏を見るまでに、クリントンや趙紫鵬?らが訪問した写真がい~っぱい。結構ミーハー? そしていよいよ玉仏にご対~面。 び、美人だ…。 白くなめらかな肌、赤みのある薄い唇、かすかに開いた目から見える黒い瞳、柔和な微笑み。 玉のような美しさって、こういうことを言うんですねえ。しばし、その美しいご尊顔に見とれてしまいました。 翡翠でできていて、蛍のようにキラキラ輝き透けるとも説明にあり。 そうこうしているうちに時はたち、今度はフォーシーズンズに向かう。ちょっくら下町を歩きたかったので、来た道を2kmくらい歩いて戻る。街中の路地には麺包屋さんが湯気をたて、カラフルな洗濯物がはためき、いい感じ。ちょこちょこ写真を撮りながら歩くと、甘栗屋さん発見。1kg6.5元。 上海の甘栗はピクミンとかピチョンくんのように涙型。つんと上がとんがってます。味はまさに天津甘栗。はおちー。 また集合住宅の前を通った時、共同トイレのドアが開いてたので、ちょっと覗くと、直径40cmほどの木でできた両手桶が5つ。ドアなし。…まだこういうところがあるんだな。 とはいえ、集合住宅はどれも古く、東京で言う関東大震災後の建物のようにしっくい絵の装飾がついてて、風情がありました。それぞれが体操したり、新聞読んでたり、ものを食べてたり、ゆっくりした日曜の朝でした。 区切りのいいところでまたタクり、四季酒店に。ここの四季軒でランチ。市場組ミミガー。FSで108元で飲茶食べ放題、これはお得! 前々日に行ったマダム&レコ嬢の推薦するものを中心にオーダー。夕食時、もっともおすすめをオーダーし忘れたことに気づく…うっかりはちべえず健在。海老春巻きにふかひれ餃子、鴨のスープに、腸粉のXO醤ソース(ぴりから)、すごい勢いでなくなります。最後に全種類おすすめというデザートを。練乳の天ぷら、カスタードのミルフィーユ、エッグタルト。どれも甘すぎず重すぎず、特に練乳の天ぷらのそこはかとないミルキーな甘さに感激。また食べたい。 四季軒には熱帯魚の水槽があり、ニモ(クマノミ)とドリー(ナンヨウハギ)もいました。かわいいけど、あの映画を見てしまうと複雑な思い。 食後はまた三々五々分かれて、私はミミガーと宋姉妹長女(金を愛した人です。ちなみに次女慶齢は孫文と結婚=国を愛し、三女美齢は蒋介石と結婚=権力を愛した。昨年NYで死去)の夫の家だったという「書香門第」という茶藝館へ。客は我々のほか日本女性2人組がもう一組。大丈夫か、経営? 『CREA』に載ってもあまり効果がないのかねえ。EvianSpaでもあまり見かけなかったし。 上海に来たのだから、ミミガーは西湖龍井、私も緑茶系で青螺春。青い田螺の春って…想像すると怖いですね。にきび面の田螺が恋にめざめる図(なんだそりゃ)。お茶はさっぱりした清清しい味でした。青い田螺の春って、こんな感じらしい。お茶請けは、すいかの種、話梅(甘い)、バナナチップ。 先ほど儲かってないのかと心配したけど、お茶を入れてくれたお姉さんの着てるものはミッキーのスパンコール刺繍入りのTシャツ。しっかり世界の流行を捉えてる。髪もプリンになってたけど、染めたあとが。一見ヤンキー姉ちゃんでしたが、沸騰したお湯で入れた中国茶はおいしかった。 次に向かったのは、観光隧道と東方明珠。観光隧道の入り口を探し、外灘へ。夕暮れの外灘はカップルでいっぱい。東方明珠をバックに思いっきり観光写真を撮る。 観光隧道は外灘と浦東を結ぶ道。様々な色の光の中を小さい電車で進みます。ネオンの中をゴゴゴゴゴー。いやあネオンマニアにはたまらない。もう今や人気がないのか、私たち貸切状態でした。片道30元。デジカメで撮ったら、2枚ほどはきれいにできた。 そして、メインの東方明珠塔。こーんなかわいい建物を作っちゃう中国の人のセンスって好きだわ~。夕食の時間が迫ってたので、ゆっくり進む韓国人観光客を抜かしたい! でもできない。仕方なくまじってエレベーターに乗り込む。エレベーターガールは中国語と英語で毎秒8m進むこと、地上からどのくらいの高さかなどを説明。到着前に全部言わねばならないので、どんどんマキの入ったしゃべり方になる。英語の説明が終わった瞬間、ドアが開いた時は、その職人芸に拍手したくなった。 眺めはすごいといいたいけどガスってるのと、あまりに高いのでよくわからなかった。 食事の時間15分前。慌てて降りようとするが、のぼりのエレベーター3基なのに、くだりは一つ。当然待つことに。ああ、今日の夕食がメインのアヒル鍋煮込みうどんなのに。 どうにかこうにか地上に。今度は物売りならぬ、広告カード渡しの少年達が殺到。生活のためとはいえ、人のコートやバッグにカードをねじ込もうとする。オランダで電車に乗るときに、ジプシーのスリ団に囲まれたことがある私は、子どもとはいえ手を振り払い、ちょうど止まってくれたタクシーに乗り込んだ。タクシーの中はカードでいっぱいに。あのやり方でいいと思ってるのかな、東方航空さんは。 そして遅刻したまま張生記へ。反省。 前菜は朝食べられなかった白斬鶏やトリッパ、香菜と肉の煮こごりなどが出てきました。メインのアヒル鍋はスープが出汁が効いてておいしい。私が一番よかったのは、蟹と春雨の炒めもの。春雨に蟹のうまみがしみこんで、いいバランスでした。ちょっと店員さんたちがとろくて、何か注文すると3人寄ってきて、相談するでもなしにいる。三人寄れば文殊の智慧とでも? デザートが温かくしたパパイヤと蛙の脂肪をまぜたもの。蛙の脂肪って言葉で見るとぎょっとするけど、ぷりぷりしておいしかったです。また食べてもいいな。コラーゲンありそうだし。 食後は、グランドハイアットの最上階Cloud9へ移動。世界で一番高いバーかしら(ぼったくりという意味ではなく)。 ただしここ、照明が暗すぎてメニューが読めない。客層が余りよくない(ずっとフラッシュたいて写真撮るヤツとか、大声でHな話をする客…あ、私たちだ)。通路をはさんだグループを「絶対日本人じゃないよね」と思い込んでました(滝汗)。ここはミニマムチャージ有なのでせっせと2杯頼んで飲みました(せこい?) 今回、お誕生日を迎える人(JPさん、きょこさん、コヤギちゃん)がいたので乾杯し、ささやかなプレゼントを。いい誕生日になるといいけど。 朝から晩まであっちこっちよく動いたなあという中日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月16日 15時50分00秒
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