2019/07/27(土)19:12
フライトログ電子化のすすめ
パラグライダーをはじめた頃からスクール生時代は、手書きのログブックに記入してインストラクターにコメントしてもらっていたと思います。
その手書きログ、パイロット証を取得して以降も続けていますか?
パイロットになるとインストラクターにログブックを見せる必要がなくなります。見せる必要がないから書く必要もなくなります。って、ことにはならないと思いますが、やはり面倒ですよね。
でも、何時、どんな気象条件で、どのくらい飛んでいたかを記録に残しておくことは大事です。
GPSやバリオのデータをカシミール3Dや専用ソフトにダウンロードしている、Xcontestなどオンライン・サイトにアップロードしているから、、、と言うかもしれません。でもそれらはGPSやバリオの記録のみで、気象条件やどんなフライトだったのかまで記載していますか?
バリオの専用ソフトの場合、バリオを代えてしまうと、いままで蓄積したデータを引継げません。
ボクの場合、どうしているかといいますと、、、
データベースをつくって管理しています。
日時、気象条件、使用グライダー、フライト内容など、記録に残したい項目は人それぞれだと思いますが、なるべく多くを記録しておいたほうが良いと思います。
例えば、、、
良い飛びだったけどアウトランしちゃったとか、
リパックに出したとか、
こんなものをショップで買ったとか、
誰々さんに久しぶりに会ったとか、
飛べた日の前後もエリアにいたけど、
飛べなかったときのこと、、、。
もちろん、カシミール3Dや専用ソフトを併用するとなお良いでしょうね。
ボクは、講習生だった頃は手書きログと電子管理を併用していました。
1992年頃にワープロの表計算管理ではじめて、その後エクセルに移行。
でも入力の煩わしさを感じ、1995年頃データベースに移行。
長らく旧式のApple PowerBook G3で使っていましたが、2014年頃Windows環境でも使えるようにしたところで停滞。Windows版 Microsoft Accessは、試作途中で投げ出しました(^^;
現状は、Windowsでも使えるようにしたら、Mac用につくっていたことが災いして使い勝手がいまいちなことが判明。そりゃそーだよね。画面サイズが広く使えるようになったのに20年以上昔のフォームじゃ使いづらいのなんのって(^^;汗 当座しのぎでエクセル版をつくって、年2回ぐらいの頻度でデータベースに取り込んでやりくりしています。
データベース作成・変更といっても、さほど難しいものではないので、まとまった時間があれば3、4日でできちゃうと思うんですが、ついつい後回しにしがちで、ずるずる・・・(^^
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データベースにするまでもないと思う人でも、エクセルなど表計算で管理することをおすすめします。手書きログでやってしまいがちなフライト時間の計算ミスの心配がなくなります。(入力ミスに注意)
データベース化すると、グライダー別とかエリア別にどのくらい飛んだなどの計算ができ、数字を常に意識できるようになるので、モチベーション維持に貢献できると思います。
(データベースのメニュー画面)
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そんな電子化って言われても、俺にはつくれないって・・・言う方には、、、
エクセルでつくった簡易的なものを公開します。(2019/07/27 再掲)
https://pp-kero.com/para/etc/paraFlightLog.zip
使い方説明はしません。
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※このファイルを編集して再配布することはご遠慮下さい。
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2012/08/14 初稿
2019/07/27 改訂