テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:習い事あれこれ
バティックを習いに行ってます。
「習う」というより、「勝手に描く」んですけどね(笑)。 ジャカルタのテキスタイル博物館では、博物館として展示はもちろん、 自分達でも作る事ができるんです。 チャンティン(蝋を塗るための道具)の持ち方なんかは教えてくれるけど、 基本的には、好きな絵柄を自分で考えて、白い布に下絵として写し、 蝋で線や模様を描いて、染付け、その後熱湯で洗って蝋を落として完成・・・ 本当に根気のいる作業です。 私は5月末から始めて、暇に飽かせて週に1~2回、描きに行ってます。 で、やっと先日、1枚出来上がりました。 けろっぱーず作、金魚柄バティックの初公開~♪ ★表 ★裏 分かりますかねぇ~? 裏表。 バティックは裏表とも蝋を塗るんです。 塗った部分が布地の色=白になるんですよ。(蝋を塗った部分は色が入りません。) しっかし、これがむっちゃ大変で、根気の要ることこの上ない! 実は表側のほうは、真っ白にしたかった部分=蝋を塗った部分が薄すぎて、 青い染料が入り込んでしまいました。 拡大すると、 ★表。 なんだかぼや~っとしちゃった。 ★裏。 蝋を厚く塗れたので、白いまま。 たったこれだけの作品を作るのに、 お恥ずかしながら、約30時間もかかってしまいました(涙)。 これは1色染めです。 だから、蝋で描くのは裏表1回だけ。 2色、3色染めとなると、もうこの何倍もの時間がかかる事になります。 一度塗って・染めて・蝋を落としたら、もう一度作業の繰り返し。 次の色を“染めたくない場所”に蝋を落とし、染め付ける。 色の数だけ、同じ作業の繰り返し・・・ うひゃ~!気が遠くなるぅ~! 「初めてなのに、すごいよ!cantik(可愛い)!」 と褒めては貰いましたが、とても人様にお見せできるレベルではありません。 お店で売ってるバティックが、どれだけ大変な工程で作られたかが身に染みて分かるだけに 最近値切りの腕?が鈍ったように思います(苦笑)。 私は、本来は大きな布だったのを、勝手に3枚に切ってしまったので、 あと残りを仕上げるまで、2色染め、3色染めは体験させてもらえません。 (それだけ技術的にレベルアップしなければ無理って事ですね。) うげげっ! 30時間×2/3=60時間!! いくら暇でも、先が見えないよぉ~!! それでも、バティックを描くのは、とても面白いです。 なんか、いろんなこと忘れて集中できる時間なんです。 次も、稚拙な作品が出来上がると思いますが、 また見てくださいね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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