恋愛病院『ラブホスピタル』

2005/04/08(金)01:07

はっぴバースデ

2004年の1月。 「見てくれた?」 「何を?」 「携帯から贈った、バースデイカード」 あたしは、ちょっとふくれっ面をすると 大介は自分の携帯を パンツのポケットから取り出し メールを確認する。 「あ~」と言う顔をして、中身を確認し メッセージを読み終えると、笑顔であたしを見る。 「俺、こういうの得意じゃないから、大目に見てくれや」 とケラケラ笑いながら、もう一度メッセージを読む。 そして、2005年の1月。 同じように携帯カードを贈る。 そして、同じように笑いながら 「俺、こう言うのもらったことないから、よく解らん」 と笑いながら、メッセージを読む。 そして、あたしの誕生日 0時ちょうど。 ピピピピ…。 「あっ、大介じゃない…」 メールを見ると、件名には「おめでとう!」のメッセージが。 中には、大介らしい、飾り気のない 不器用ながらも、あたしのココロに シアワセを運んでくれるようなメッセージが並ぶ。 携帯を閉じ、笑顔で彼との写真を見た瞬間 ピピピピ…。 「…あれ?」 あたしが、不思議になるのも無理はない。 相手は、大介からだった。 「寝ぼけて、2回も送信したのかしら」 と、笑いながら、受信メールをチェックする。 「あっ…」 慣れないながらも、一生懸命 あたしにカードを送ってくれた 大介の優しさが、そこにはあった。 相変わらず、シャレたコトバは並ばず 大介が、いつもあたしに伝えてくれている言葉が並ぶ。 『毎日遅くまで起きて、身体壊すなよ!』 笑顔で読み進めると、最後には こんなメッセージが。 『夢に向かって頑張れ!応援してるから!』 誰が読んでも、なんてことないフレーズ。 でも、あたしには、どのコトバよりも 自分を笑顔にしたコトバだった。 あたしは今日 どこの誰よりも シアワセになれると 確信した、瞬間だった。 ◇  ◇  ◇ お誕生日メッセージ、ありがとう!! グリーだったり、ジカメだったり。 すごく嬉しいです!! なんてことない、1日ですが。 あたしにとっては、大切な1日です。 その1日の一瞬でも、アナタとあたしが 同じ気持ちになれたと言うだけで 本当に嬉しく思います。 ---------------------------- 実はこれ… 今、書いている途中の【京都旅行記】 ここで、誰よりも先にプレゼントをもらいました。 あの2人が、粋なことしてくれるんです。 詳しくは、今日…書けるかな。 明日になっちゃうかな。 紫紅ちゃん、歌鈴ちゃん、ありがとう!!

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