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2020.10.07
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 文部科学省の委託研究事業である市民と障がい者が学び合うオープンキャンパスは今春から新型コロナ禍の影響とにらみ合いをしながら、どのように「オープン」して混ざり合うかを考えてきたが、コロナ禍はおさまりそうもなく、結局は小さく集まり、ウエブで広くつながる、を基本方針に企画することになった。秋から始まるそれらオープンキャンパスを開催するにあたり、昨年までは障がい者施設の支援者に向けて、入所もしくは通所する障がい者が「新しいコミュニティに参加すること」を呼び掛け、生涯を通じた「学び」でつながる可能性を意気揚々と語っていたのだが、今年はその掛け声も封印されてしまった。ここで不利益を被るのは、集まることが出来なくなった障がい者たちである。ウエブ上でのつながりにすぐには変換できない障がい者の現実に対し、何とか克服できないか、を考えながら、今年の「集合と「リモート」のハイブリットな企画は始まる予定だ。

 

事業の正式名称は「特別支援学校高等部卒業生等を中心に対象とした若者の学びを展開するための学習プログラムの開発事業」で、分かりやすく「障がい者と市民が学びあうオープンキャンパス」と呼び掛けている。文部科学省の障害者生涯学習推進室主管で3か年事業中、今年が3年目。「市民と障がい者」の学び合いの集大成として、埼玉、長野、山梨各地の教育機関や事業所・団体と連携して実施予定の企画には「学び合い」を推進したいという地域の熱い思いも込められている。今年最初に行われるオープンキャンパスは、東京五輪の射撃種目の会場となっている埼玉県和光市での「五輪を知って楽しもう」(1017日午後2―4時、和光市中央公民館)だ。昨年度も五輪前年で開催した企画だが、五輪で訪れる外国人を快く迎え入れようと活動する「和光おもてなし隊」が来年開催を信じての活動の一環として五輪に関するゲームとクイズを楽しむ体感プログラムを予定している。

 

長野県松本市は障がい者の学びの機会を作っている「ぷろじぇくとギフト実行委員会」と協力し「『生きる』ってなんだろう。あなたの『生きる』をみんなで探そう」(1025日午前10午後2時半)をテーマに、松本市中央公民館Mウイングをメーン会場にウエブでの参加を広く募っている。内容はリトミック体操を松本市立病院の方々からレクチャーを受け、歌手の強力翔さん出演でサインシング『世界に一つだけの花』をつながった方々と身振りと共に一緒に歌う予定だ。山梨県笛吹市では、市民と障がい者の学びの場「オープンキャンパス+WEB inやまなし2020」(1128日午前10午後2時半)として、福祉型事業専攻科ユニバやまなしとともに、同事業所(山梨県笛吹市石和町駅前123)をメーン会場に実施。「チャレンジド・ヨガ」やピアノコーラスグループ、サームがナビゲーターを務める「声を出してメディアコミュニケーション」を行う。

 

さらにリモートで福祉事業所がチームとなって身近なものを使ってのゲームでランキングを競い合う企画は、浦和大学をメーン会場に、レクレーションが専門の片山昭義・浦和大学教授をナビゲーターに予定している。「チャレンジランキング!リモート参加でゲーム大会」(117日午前10午後2時)で用意しているゲームは「紙コップ積み」「ニチレクボール」「ペットボトルダーツ」等10種目。ゲームにはちょっとした道具が必要だが、順位付けを行うために、使用する道具は規格の統一が重要なため、主催者側から道具一式は送ることにしているため、参加チーム数は限定している。当初は福祉事業所を対象にしていたが、公民館や他大学のゼミ室からの参加表明、支援者からの見学申込がある。リモートでの学びの手法への関心からだと思われるが、そのつながりも大事にしたい。社会の変化に障がい者の学びが取り残されないためにも、オープンキャンパスの営みを今年度後半に多くの方の参加の上に成り立ち、来年度以降の「学び」につなげるための足跡を残したい。是非、この学びにご賛同・ご参加ください。

 

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学びで君が花開く! 要支援者のための学びの場「みんなの大学校」に集まれ!

http://www.minnano-college-of-liberalarts.net

 

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執筆者紹介 引地達也(ひきちたつや)仙台市出身。みんなの大学校学長、博士(新聞学)、一般社団法人みんなの大学校代表理事、ケアメディア推進プロジェクト代表・季刊「ケアメディア」編集長、一般財団法人発達支援研究所客員研究員。

 

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意見・感想・質問・相談等 ⇒ hikichitatsuya@yahoo.co.jp

(毎週水曜日発行)ジャーナリスティックなやさしい未来

発行:引地達也

 






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Last updated  2020.10.07 00:02:46
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