妊娠日記『男の苦悩。子作り・子育てと性欲の狭間で』

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  致せるときに致すべし

  「昨日の晩，襲おうかと思ったけど，あんまり気持ちよさそうに寝ているからやめてん」とコヨちゃん。　惜しいことをした。　こんな発言をするときはホンマにそう考えているときが多い。　こんな発言が出るときは，体調がいいとき，仲がいいときに限られている。　　実に惜しいことをした。で，こういうときはその日の晩も期待できる。ところが，溜まっているe－mailの返事に忙しく，今日はなし。　物事はやれるときにやっておく。「致せる」時に「致す」が生きるうえでの鉄則だと思い出した。今度はいつ「致せる」かわからない。一生ないかもしれない。　　実に惜しいことをしたのであります。☆今日読んだ絵本☆スイミー　すばしっこくて色黒な愛。主人公のスイミーとダブらせてしまう。旅の途中でであった仲間と大きな魚を追い払う。作者レオ＝レオニの生き様が作品に表れています。　

  2004年10月13日

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• つわりの辛さ。ゆっくり寝かせてあげたい

  仕事先で嫌のことがあった。海が言うことをきかない。私の帰りが遅い。眠い。いろんな事が重なり不機嫌なコヨちゃん。早めに寝ることを勧めた。　夜中の３時過ぎに愛が急に起き，「時間割あわせてない」と。一緒に見てやろうと思い目を開くと，コヨちゃん既に立ち上がっていた。つわりのせいか，コヨちゃんは眠っていても敏感。ちょっとした物音，灯りに反応する。眠りが浅いのだろうか。ゆっくり寝かせてあげたい。　そういう私は，眠い目をこすり，ＨなＷｅｂページをで一人「致す」のであります。

  2004年07月12日

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• 勇気とやる気のでる言葉

  　愛と海はテレビタイム。寝室で２人きり。チューしたり胸に触れたりしている間に，コヨちゃんもその気に。勿論私はやる気全開。　冷静になって，５月２９日のことを思い出す。「致した」後，つわりがひどくなった。刺激をしてはいけない。チューと胸だけで終わる。「ごめん。できるようになったらまた。」と気遣いをしてくれたことが嬉しい。　この一言でまたエネルギーが湧いてくるのであります。

  2004年07月11日

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• 心の中でごめんねと

  スコール。涼しくなった。これで楽になる。楽になるはずが，コヨちゃんに気力なし。辛そう。「どこ食べに行く」「またかいな」「最近いってないやん」「先週，焼肉いったやろ」「そうやったっけ」と悲しそう。夕食を作るのも楽ではない。毎週外食をする程の余裕はない。ぶつぶつ言いながらも夕食作り。勿論手伝う。スパゲッティーを。　外に食べに出たら楽になるのは分かっている。でも愛と海のしつけによくない。　心の中で「ごめん」と謝るのであります。

  2004年07月10日

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• 子は宝というのに。この現実にどうすればいい

  　悲しいニュースが続く。朝は父親が，夕方が母親がわが子を。どちらも若い。望まれてできた子ではないのか。つくづく思う。避妊は大切。本当に大切。コンドームが良い。　HIVの感染率が上がっているのは先進国と呼ばれる国では日本だけ。SEXは神聖なものでもあり，快楽を満たすものでもある。善悪は問わないが，結果として陥ってしまう悲劇。その多さよ。　皆で考えるべき問題だ。

  2004年06月29日

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• つわり。コヨちゃんの闘志

  　コヨちゃんがんばりました。つわりで気分は悪いが，がんばった。今日は愛の誕生日。リクエストのハンバーグ＋スパゲッティー。作り終わった後，トイレで吐く。ほんとによくがんばってくれました。いつもの手作りケーキはなかったが。今日はゆっくり休んでいい。明日の元気のために。　感謝の気持ちでいっぱいであります。

  2004年06月11日

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• 生命誕生の神秘

  ちょっと気分が悪いとコヨちゃん。愛のときも海のときもそれほどつわりはひどくなかった。はいたのは1回ずつ。遠い記憶。7年前のこと。あまり覚えていない。 生理の遅れから10日。体に変化が現れたのだ。命とは不思議なもの。　3回目にあっても感動を覚えるのであります。

  2004年06月03日

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• 早くもつわり？出産後に思いを馳せて

  喜びの発表から一夜明けた。気分が悪いと早くもつわり。「これがあるから嫌やわん」　今後の暮らしについて一人考える。愛と海の運動会。保育園は平日。親子種目は私が。それは1日だけのこと。入院中の保育園の送迎はどうするか。保育園の開く時間を待っていたら仕事は遅刻だ。保育園は休ませるとしても，愛の学校は。　退院後しばらくは実家。近い距離でよかった。出産前後のことに思いを巡らせる。大切なのか今日これからの生活。36歳は○高出産。愛と海のときからは体力も気力も衰えているであろうコヨちゃん。私も同じだ。しかし，考えるべきことは多いが不安ではない。　何とでもできる，何とかできると力むのであります。

  2004年06月02日

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• 致したいものは致したい

  生理の気配なし。「致す」気配もなし。今回がラストチャレンジとなっている。先月は子の時期に生理の予兆があった。 今回は，もしかしたら，と期待が膨らむ。でも口に出してはいけない。　家のローンに話が及び，「もうちょっと働く」と宣言していた。期待を持たないように膨らませないようにしているのだろう。胸が切なくなった。　　２人のかわいい息子に囲まれていても，欲しいものは欲しい。私もそうだ。　　それと正直な話，「致したい」と思うのであります。

  2004年05月22日

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• 自分自身すごいと思う

  結婚からまる9年が過ぎた。年齢も３０代後半に。 Hなウェッブページも見る。アブノーマル系もよく見る。視覚的には刺激に慣れてしまっている。その仲で，ふと自分自身がすごいと思うことがある。コヨちゃんをネタに，一人「致す」こと。 単身赴任や南極派遣隊でもない。毎日顔を合わせ，隣で寝ているのに。　 すごいと思うことがあります。

  2004年05月18日

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• ２０回目は２人同時に

  　コヨちゃんは近頃，夜にテレビを控え，早く寝る。そんな中，久々に二人で風呂に入り湯船に。そして一緒に寝室へ。今朝方，Hな夢を見たとかで，その気充満。「致す」。　　下腹部が痛くなった夜以来の一生懸命な「致し」。２人同時に達することができた。波長が重なっている雰囲気のまま，いろいろな話をした。付き合っているとき，新婚のときもこんな感じだった。手をつないで，子どもたちのこと，若かった頃のこと，付き合った相手のこと。結婚して９年。　　蜜月を送りながら，蜜月を送りながら子育ても進行中。こんな幸せがずっとずっと続くように祈りたい気持ち。　子の幸せをもたらしてくれた，何かに，感謝するのであります。　　　　　　２０回目

  2004年05月09日

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• １９回目　痛くならないように

  朝8時。隣の部屋で，愛・海はなにやら話している。コヨちゃんの下腹部をさすっていたら，「致す？」と言ってくれて。痛くならないように本の数分で「致す」。あっさり。これぞ正に子作り。　これこそが人類の義務としての行為であります。　　　　　　　　　　　　　１９回目

  2004年05月07日

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• １８回目　２人の時間。結果は一人致す

  　５連休も明日まで。「ここは一つ。致そう」と提案。下腹部に違和感があると,躊躇するコヨちゃん。と言いつつ，自然な流れで「致す」。　外にか３ｍｍ装着と要望があり。行為が深まる中，下腹部の違和感が増す。高まるにいたらず，結局中途半端に。抜いてから自分で「致す」。一人「致す」公認の強味。最終的には自分自身で果てたとはいえ，２人での時間。　今日のところは，注ぎ込まずに終わったが，３人目を断念したのではなく，コヨちゃんの体調不良によるもの。そう話し合ったわけではないが。　そう思い込みたいのであります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1８回目

  2004年05月04日

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• １７回目。３ｍｍは世界に誇る先端技術

  　明日から5連休。そして「致す」。「３人目はもうええ，歳やし」と，このところよく言うコヨちゃん。３ｍｍは用意しつつ，行為は進む。濃厚な時間の中で最終的には子育てにいたる。「授かれば，それは幸せ」と考えよう。　思い起こせば結婚前，「３ｍｍなしでええ」といわれても自制心を働かせ装着していたのは私。３ｍｍ装着時でも外で果てていた。今，３ｍｍなしでの幸福をかみ締めている。　後戯で噛んだり触ったりしながら，後始末に話が及ぶ。３ｍｍなしは，後が不快でめんどくさいらしい。出てくる感覚がいやだと。長年，一人「致す」事になれ，目にしたり手についたりしている自分の細胞。べとべとかさかさ気持ち悪いのに，本当に大変だと思う。　３ｍｍは凄い，と感動していたら，「寝たらあんた別人やから,離れて」と腕を振りほどかれた。寝入ってしまうと，冷ややかに扱ってしまうらしい。　そんなこんなで，2人の時間を満喫。これこそ幸福。　素晴らしい時間でありました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１７回目

  2004年04月30日

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• 納得の拒否。そのわけは一人致し

  明日は祝日。しかし,生理は終わっていない。それでもくっついて行く。手当たり次第に噛み付いたり，抱きしめたり。 時々上半身に様子伺いを立てもするも撃沈。当然だ。今日は納得済み。　実は一人「致した」後のことであります。

  2004年04月28日

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• 14回目　さらっとで火がついて

  暖かくなったので，愛と海はベッドで寝ることに。親子別の部屋。期待に胸躍らせて，「今日はSEXしよう。布団で待ってるで」と直球を投げた。「待たれても」とファールで逃げられる。と日付が変わりかけたころに寝室に。2人きりで寝るのはいつ以来か。照れる。「致そう」「さらっとね」この言葉で火が点いた。「さらっとするで」と荒々しく・・・・。実に短い時間で高いところに上り詰めた。2人とも同時ではなかったが。「いつ？気ぃつけへんかった」いつもはわかるらしい。こういうときは「授からない」気がする。上の子2人と違い，未だに「これや」というのがない。どうなるのかなあ。　と考えた途端，眠りに落ちた2人であります。　１４回目

  2004年04月10日

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• 誕生日子作りは・・・

  　　今日はコヨちゃんの誕生日。プレゼントこそないが，お気に入りの洋菓子屋でケーキを買って帰る。やっぱりこの辺り一帯で一番。喜んでくれた。　息子２人も眠った。自分たちだけで。しかし，コヨちゃんはなかなか風呂に入らない。私は仕事をする。一段落ついて日記を書いていると階段を上がる音。「誕生日記念で『致そう』」「待っとったん？」「毎日待ってるでえ」「フフフフ」と笑って話は終わる。「おやすみ」とも言わずに眠ってしまった。最近はすっかり主導権を握られている。もっといっぱい「致し」たい。未だ未だいけるのに。誕生日にかこつけて「致そう」と思ったのが甘かった。この切なさはきっと伝わっていない。　なんだか涙が出そうな寂しい夜であります。

  2004年03月24日

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• 子作り　８回目　ストレートに

  　子どもたちと３人で風呂に入り，一緒に寝室へ。２人が眠るのを待ってリビングに降りた。コヨちゃんはTVを見ていた。サッカーのオリンピック予選の結果を尋ね，再び寝室への階段に足を掛けようとしたその時，「子作りしょうか」とコヨちゃん。自分からストレートに言うのは珍しい。実に。「子作りな。子作り。致そう。待ってるで。」と。布団の中で待つ。昨日は朝と夜中に「致した」。２回目は正確に言えば今日だが。　睡魔と闘い，一人「致し」の誘惑を振り切り，パソコン雑誌を見ながら待つ。眠気に勝てず雑誌を閉じ，スタンドライトを消し，眠りに落ちようとしたその時，風呂から出る音。　　体を拭く音，服を着る音，ドライヤーの音，階段を上がる音。睡魔に何とか打ち克てたのは，「子作りしょうか」のおかげ。　「子作り」に徹する。まさに仕事，作業，前置きもそこそこに「致す」。そのはずが結局二人して高みに昇る。やっぱり男の子か。達してしまうと男の子，とどこで聞いたか読んだか調べたか，真意の程は定かでないが，少なくともそう思い込んでいる二人。　「別にできんでもええわ」とコヨちゃん。これは自分自身への予防線。期待を膨らませすぎて，成就できなかったときの痛みを恐れている。それで良いと思う。授かれば嬉しいし，できなくてもSEX　LIFEを満喫できると思えばいい。普段から前向き？能天気？な私はそう思うことができる。　コヨちゃんもそんな風に気楽に考えて，もっともっと楽しんでくれたらと思うのであります。　　　　　　　　　　　　　　　

  2004年03月14日

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• 空振りバレンタインデー

  　バレンタインデー。コヨちゃんの実家に行き，家族で食事。帰ってきてからすぐに布団へ。休日前なのに今日も何もなし。　　寂しい思いは募るのであります。

  2004年02月14日

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• ２回目の子作り

  　コヨちゃんの姉の購入についていく。７人乗りのシエンタを購入。　　我が家も今年で購入１１年になるトヨタのスターレット。そろそろ買い替えを考える。今度買うときも4人乗りと決めていた。しかし，３人目ができたら家族みんな乗れない。５人乗りでもベビーシートをつけると狭い。そんな話をトヨタのお店で。　3人目を作ることを決意，いや確認。実にいい機会だった。誰かに聞かれてたかもしれないが。　その夜，早速久しぶりに子作り。本当のところは定かでないが，女の子が欲しいというのであっさり「致した」。（あっさりすると女の子って本当？）結局，それではものたりないので２回目を「致す」。しっかりと「致す」ことに。２人の呼吸のあった大変よい活動でありました。これでは男の子？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２回

  2004年02月08日

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• はじめに

  はじめに「さあ，子作りだ」と話し合ってから，長男・愛の時も，次男・海の時も，1月をおかずに妊娠し，子宝に恵まれるという表現の通り，「幸福な夫婦」の瞬間を味わった。しかし，心の片隅で，もう少し「致したい」という思いが。薄さ3ミリがあるかないか。わずか3ミリの違いとはいえ，実質上，精神上の隔たりはこの上なく大きく，改めて日本の技術水準の高さを知る。避妊せずに夫婦の交わりをしたのは，妊娠チェッカーで陽性反応が出た６年前，次男の時。それ以前にも数えるほど。子作りを決意するまでは薄さ3ミリのお世話なしに「致した」ことはなし。これが今までの人生の私の自慢。どんな状況でも冷静さを忘れない，お互いの幸せを考えて行動するのであります。　それにさかのぼり，長男・愛が誕生してからというもの，どんどん回数が減少し，アフリカ大陸に渡ってからは多いときで月２回，「致さない」月さえも。で，一人で「致す」はコヨちゃん公認。黄金の左手という有難くない名称をいただいて。普段は右利きだけれど。　アフリカから帰国したら3人目を作ろうと話し合っていたはずなのに，なんだかんだと月日が過ぎ，2年が経過しようとしているのであります。　　２月２日，3日と小旅行。讃岐うどんと温泉を求めて。昨年末からなんとなく3人目の話はあったが，具体的な話はせず。具体的な行為もせず。

  2004年02月07日

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