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カテゴリ:友人、知人、先輩のこと。
友達のにしちゃんが、深い深いため息をついた。 なにかあったのかと問うと、息子の嫁さんが甲状腺の病気で入院しているという。 びっくりした。 5歳の男の子と春に生まれた女の子がいるから。 息子は、飲食業なので昼から夜にかけては、子供たちをみれない。 にしちゃんは、保険の外交の仕事で朝から夕方までは働いている。 にしちゃんには、息子のほかに娘が一人いる。 この人も早朝から午前中は、働いているし、小さな子供がいるし・・で、 息子のとこの孫の世話でおおわらわしているそうな。 保育園には行ってないから夜の間、にしちゃんのところで寝た子供たちは、息子が迎えに来て 自宅で面倒をみる。 昼、そこへ娘が行って、子供たちを自分の家に連れて帰り、自分の子供とあわせて4人の面倒を みる。 夕方、にしちゃんが娘の家に行き子供たちを連れて帰り、食事、お風呂、寝かしつけと面倒を みる。 はぁ・・そりゃため息もでるやろう・・・ お嫁さんの実家には手伝ってもらえんの?と聞いたら、実家のお母さんは、早くに亡くなっていて お父さん一人だという。 入院している本人も子供が気になって仕方ないらしく、病状がよくなくても「退院したい」と いうらしい。 11日に担当の先生からお嫁さんの状態について話ができるようなので、そのときに手術に踏み切る か、どうかが決まるらしい。 にしちゃんがいう。 「孫は、かわいいし、嫁もかわいい。今の状態が一番つらいのは、嫁さん本人ということも わかっている。でもね・・・でもね・・・ なんで、こんな体の弱い人をもらったんやろうと、悲しいんよね。」と。 本音の愚痴をこぼせたら、いくらか、にしちゃんも気持ちが楽になるはずと、うんうんと聞いたよ。 「いよいよ、手が足りんかったら連れておいで。私が手伝う」というと、いつものにしちゃんの へらへら顔になって、「よっしゃ、最後の砦も確保したし、がんばろーっと」といいつつ帰って いった。 頑健というのも大切なんだなと実感し、丈夫な身体をくれた両親に感謝しなきゃね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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