ある朝の写真

明け方に部屋に帰った
留守電にし忘れてた

中に干した洗濯物は
片隅でまだ乾かない

草が茂ってた空き地には
もう新しい家が建ってる

どれくらい僕は変わったろう？
同じような日々過ごすうちに
無くした物はあるのかな
どこかの駅の始発が動きだす

君と撮った少ない写真を
引き出しから出してみた

当たり前に笑っているけど
少し色褪せているみたいだ

あれから何故かこのところ
親とも折り合いがよくない

どれくらい僕は変わったろう？
同じようなことくり返して
大事なものは何ですか
今日は一日曇り空らしい

どれくらい僕は変わったろう？
同じような日々過ごすうちに
無くした物はあるのかな
どこかの駅の始発が動き出す

write by 山崎将義

これは「ＳＨＥＥＰ」というアルバムに入っている曲です。

「どれくらい僕は変わったろう？
　同じような日々過ごすうちに
　無くした物はあるのかな」

ほんの少しの間、実家に帰らなかっただけで、風景が一変している。
風景がこんなに変わっていく間に、私はどれだけ変わったろうか。
ただ同じような日々を過ごして、大切なものを無くしていただけではないか。

そんなことを考えさせられる歌詞です。

もっと自分を好きになりたい、変わりたいという願望が強いのかもしれませんね。