074730 ランダム
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ゆらおう

ゆらおう

やわらかい月

笹の舟を 水辺に浮かべたまま
一人岸辺で 流せず見つめてる

暮れてゆく空に 慣れてくる頃
満ち足りた月は 水面をただよう

かたくなに何を 拒んできたのだろう
闇におびえて泣いたのは 遠い昔のことなのに

笹の舟は 風で少しゆれた
僕の影が 行方をさえぎって

やわらかい月に たどり着くまで
どれくらいのときが 流れればいい

かたくなに閉じたこの手を そっと開いて
思いが解き放たれてゆく それだけを祈ってる

まだこの心に光が あるのなら
ゆるしあえる日がきっと来る その時を信じてる


write by 山崎将義



「SHEEP」というアルバムに入っていて、シングルカットされた曲。

かたくなに拒んできたもの。
誰にもあるんじゃないかと思う。

もちろん私にも幼い頃からかたくなに拒んできたものがあります。
それが病気の原因になっちゃった部分もあるのだけれど、しんみりしたい時に部屋を暗くして聞きます。
この歌を聴くとスーッと心が軽くなるのは何故でしょうか。

まだこの心に光が あるのなら ゆるしあえる日がきっと来る その時を信じてる...


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