2008/03/24(月)10:26
ハンカチ必須
昨日は、きのくに子どもの村学園の「卒業を祝う会」。
~きみの来た道にありがとう、行く道に乾杯~
毎度思うのですが、イベントのときのキャッチコピーがいいんだよね~。
センスあるなぁ。
保育所、小学校、中学校、高校と、全部まとめて卒業です。
ハンカチ必須、とは聞いていたけど、ホントにその通り。
卒業証書を受け取る前の、卒業生のひと言。
一人一人のメッセージ、それぞれの思いがず~んと響いてきて。
あぁ~、感動。
特に高校生は、これでいよいよ完全にきのくにから離れるわけだし、
年齢的にもいろいろな思いが詰まっていて、
今思い返して、じわ~っと来ます。
涙を一生懸命こらえながらひと言ひと言、伝えてくれるメッセージ。
この学園での日々が、どんなにかけがえのない宝物なのか、
びしばし伝わってきたよ。
ステキなメッセージをどうもありがとう!
みんなに感謝です。
すっごく印象的だった言葉の一つ、
「自由って難しい。気をつけて扱わないといけないんだと気づいた。」
by 中3の女の子。
あとね、アフロのかつらとか、かぶりもので登場する子たちもいたんだけど、
その一人のひと言のなかで、
「こんな格好してて、親や学校の大人は恥ずかしいかもしれないけど、
これには意味がある。
ボクはきのくにで笑顔の大切さを学んだ。だからみんなを笑顔にしたい。
そう思って、みんなが笑ってくれることをやりたいと思った。」
という主旨のことを伝えてくれた。
ただ目立ちたいとか、照れ隠しとか、そんな小さいことじゃないんだね。
いつもたくさん笑顔もらってるよ~。
その遺伝子は確実に後輩たちに伝わってるからね!!
うちのタカも、きのくにに行って1年がたちました。
最初の頃の切ない日々がウソのように、すっかりいい感じ。
なんだか、感無量。
1年もいたら、学園の嫌なところとか、納得行かないところ、
いろいろ見えてくるんだろうなぁなんて思っていたけど、
確実にきのくにのことが前より好きになっている。
確かに、ここはもうちょっとこうしたい、と思う点はあるけど、
それが「文句」という感覚では浮かんでこなくて、
「改善点」という感じ。こうしたらもっともっとよくなるね、って。
そのために、保護者として何ができるだろうって、
自主的に考えたくなる感じ。
さらに、子どもに学費という投資をしている自分たちの行動が
とっても当たり前のことに感じるし、
自分の子供だけじゃなくて、社会全体にどうやって貢献できるのかを
考えられる親になれてきていることを感じて、
きのくにのおかげで、わたしたち親も成長できていると、
すごく嬉しく思っています。
1年たって、いろんな行事に参加して、
学園の子どもたちやスタッフ、保護者のみなさんと関わって、
ここに来れて、ほんとよかったなぁ~~って、
うっとりしている春休み初日です。