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2006年01月09日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
正直、野洲のサッカーは鹿実には通用しないと思っていた。
高校サッカーは80分間走り勝つ運動量が多いチームが勝つと思っていた
現実にそういうチームが優勝してきた

鹿実サッカーは国見と一緒で元々体力のある選手を鍛えに鍛え上げて
フィジカルで走り負けない、そして大砲のようなシュート力を兼ね備える力強いサッカーが持ち味。

対する野洲のサッカーは高い技術と早いパスワークで
まるでユースチームのような無駄がなくスマートなサッカーだ。

体力vs技術の戦いで決勝戦は今までの40分ハーフから45分ハーフと
トータルで10分長くなることで野洲は後半に足が止まると思っていた。

後半から延長は攻められっぱなしだったけど
ファールでボールを奪う泥臭いサッカーの鹿実に
今までの安全重視のサッカーではなくヒールやルーレットを使って魅せる野洲サッカー
延長に入りますます体力面で絶対不利の野洲がワンチャンスともいえるカウンターで勝ち越し点をあげる。

野洲高校は旧体制の走りまくる高校サッカーを倒した。

高校サッカーとユースサッカーの違いは
勝つためのサッカーをするのか、将来を見据えたサッカーをするのか

体が小さな選手や体が細い選手たちにも
体力がなかったり怪我で練習についていけなかった選手にも
野洲のサッカーが全国で認められれば彼らにもチャンスが生まれてくる。
サッカーの裾野が広がったような気がする。

野洲高校に感動した一日だった。







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最終更新日  2006年01月09日 18時11分59秒
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