早春の北鎌倉を歩く その2 東慶寺~浄智寺~明月谷
円覚寺の最も、見晴らしのきく場所、弁天茶屋まで登ります。急な階段で息が切れますが・・・・眼下に東慶寺が見えます。こじんまりとしていながらも、花の豊かなお寺です。「よし、次は東慶寺!」ということで・・・紅梅が咲き始めています。もちろんロウバイも咲いています。こちらは白梅です。円覚寺ではまだだったのに、もう咲いていました。紅梅に似ていますが、こちらはボケの花です。梅に比べ低木であること、蕾のつき方が違うこと・・で判断できると思いますよ。本堂「泰平殿」に安置される、本尊の釈迦如来坐像です。泰平殿は新しい建物ですが宝形造で擬宝珠が特徴的です。奥の墓地には、季節になるとイワタバコで囲まれる石仏があります。時期はずれなのでゼニゴケの緑があるだけでしたが、静かでいい場所です。あたりの林には野鳥も多く、キツツキ類のドラミングも聞こえましたが、姿は確認できませんでした。東慶寺を出て、鎌倉方面に進むと、右手に浄智寺があります。鎌倉五山の一つなのですが、小さなお寺です。総門脇には、鎌倉十井のひとつ「甘露の井」があります。江戸時代後期のものといわれる鐘楼門です。山門の二階部分は鐘楼になっています。参道の両脇にはシャガが沢山あって、花の季節には綺麗なんですよ。鎌倉街道まで戻り、踏切を渡ったら左折すると明月院に続く道になります。小川が流れ「谷戸」を形成しています。川のほとりでみつけたシロスイセン。あまりこの辺ではみかけないかも・・。この民家、何を隠そうつい最近まで営業していた甘味処「山里」本店なんです。今は営業をしていません。(支店は営業しているそうです)高校生の頃、時々入ったっけなぁ。せせらぎに似合う鳥「キセキレイ」です。普段はハクセキレイばかりに出会うのですが、キセキレイは久し振りです。いろいろな場所に出没している「タイワンリス」です。大柄なくせに、身軽に電線を伝わって移動したりしています。明月谷は明月院には寄りませんでした。この道を歩いているだけで、結構楽しいからです。 ブログランキング参加中です。いらしたついでに、上のボタンをポチッとクリックお願いします!