観音崎 灯台下散歩
たたら浜園地から、観音崎園地へ移動しました。第二駐車場が工事中で閉鎖されています。その影響もあるでしょうけど、やはりこちら側のほうが車が多いような・・とりあえず灯台下を目指して進みます。日が当たっていると暖かいのですが、日蔭はやはり・・寒いですね。桟橋状の突堤もその沖のバースのようなものも軍事施設だったものです。この方向が東京方面なのですが、心なしかいつも空の色が濁ったグレーなんですよ。これを見ると、あの中には居たくないよなぁと思うのです。今まで、気にも留めていなかったのですが、遊歩道脇に大きなイチョウの木がありました。そもそもイチョウって中国からの移入種で、自然界ではまず見られない木です。実があの状態ですから通常の鳥も動物も種を広範囲にばら撒くということは無いからでしょう。ということは、これも人為的に植えられたものなのでしょう。なぜ?その答えがこの先にあります。灯台が見える場所に来ました。ここには権現洞という海食洞や地名の元になった観音寺跡があります。どこにも説明はありませんが、あのイチョウは観音寺があるために植えられたのではないでしょうか。イチョウは寺社に良く植えられていますから。観音寺は江戸時代に栄え、明治になり移転、昭和に焼失という憂き目にあうのですが。さらに進みます。これが見たかったのです。観音崎灯台の二代目のなれの果ての姿です。「観音崎のみどころマップ」などでは触れられていません。まぁ確かに震災で倒壊した灯台を、上から海に廃棄した・・・しかも今もそのままという状態ですからね。知っている人じゃないと気が付かないと思います。灯台の残骸の先で、ルートは海から離れます。砂浜にはフェンスが張られ、反対側から見えたトーチカ状の建造物が見えます。やはり太平洋側の空は空気が綺麗ですね。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!