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カテゴリ:子供
我が家のちいさい奥様ちいちゃんは、
私の持ち物が気になってしょうがない。 その気持ちは分かるんだけど、 最近は私のカバンの中から財布・カギ・携帯等 こっそり取り出して、自分のカバンの中に入れたり、 おままごとキッチンにしまっておいたりする。 今日もそうだった。 ゆるるのお迎えから帰って、カギを開け、 私はいつものとおりカバンにカギをしまった。 ところが、ゆるるをプールに連れて行こうと カバンをつかむと、カギについている鈴の音がしない。 ??? あわててカバンをのぞくと、やっぱり、ない。 でも、まず子供を疑うのはよくない(笑)。 ひょっとすると、下駄箱の上においておいたり、 ふと机の上とかにおいてしまったのかもしれない。 私は大慌てで探し始めた。 自分がいつもキチンとしまう性格なら、 「ちい、どこにやったの?」とすぐに聞ける。 でもそういう時に限って、絶対ちいが置きそうもないところに 何気なく置いていたりするものだ。 今日もちゃんとカバンにしまった確証はない。 自分の普段の行動のだらしなさを責めつつ、 でもどこかへ消えたカギをうらめしく思いながら、 あたふた探しまわった。 ゆるるは「ママ、プール行かないの?」と不安そう。 「行くけど!おうちのカギ、ないの!!」 情けないことに泣きそうになってしまった。 ちいはのんきに自分の帽子をああでもないこうでもないと かぶりなおしている。 思いきって聞いた。 「ねえ、ちい、カギ知らない?」 「ん?わかんない。」 「でもないんだよね。いつもみたく、どっか持っていってない?」 「持っていってないよ~」 結局カギは見つからない。 仕方なく、大家さんから預かっている マスターキーを使ってゆるるをプールへ連れて行く。 頭の中は「カギ」でいっぱい(笑)。 どうしよう。どこに行ったのだろう。 帰ってから、ちいの身辺を捜索させてもらった。 カバンの中、バスケットの中、メルちゃんの小物いれ。 そして、おままごとキッチンの扉を開けた。 あった…。 「ちいちゃん、これはなに?」 「ちいちゃんが大切にしまっておいたの。」 「…ママの大切なものなの。困るんだけどな。」 「カギは大事だよね。」 「もう触らないでくれる?本当に困るの!」 「そうだね~」 力が抜ける。こういう大切なものは、きちんと管理しないと。 長さ10cmのカギ。 こいつに振り回された私。 見つかってよかったけど、 自分の管理のズサンさを反省したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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