それは、
　お買い物に行こうと準備していた時のことでした。
　ちいは上着も着て、いつでもお出かけできる状態。
　
　でも、ゆるるは…。
　さかむけした指がひりひりしてたのか、
　なんだかんだとグズッっていました。

　「あーあ。いやんなっちゃうなぁ。まただよ～！」
　と、心の中でぼやいていたら…。

　「どれどれ、お指を見せてください！！」
　パパです（笑）。
　先日届いたゆるるの
　こどもちゃれんじの「お医者さんセット」の聴診器を首からかけています。
　そばにはちいちゃん看護士さんが心配そうにみています。

　「あ～。これは痛そうですね。でも大丈夫ですよ。治りますから。
　　ちいちゃん看護士さん、消毒をママさんからもらってきてください。」

　私はあわててちいにマキロンと脱脂綿を渡しました。

　パパ先生はゆるるの指にマキロンして、脱脂綿で拭いてあげました。

　「もう大丈夫ですよ～。ママとおつかい、行って来てください。お大事に！」

　いつのまにか泣いていたゆるるもニコニコ。
　「パパに治してもらったよ！」

　お買い物にでかけました。
　
　子育ては私1人でやってるんじゃないよね。
　なんだかちょっとうれしいひとコマでした。
　パパはきっとこの写真を載せられるのは本望ではないはず（笑）。

　でも…ありがとうの気持ちをこめて。