まだ彼らは４歳と２歳だというのに、
　「あのさ…僕がちいさかったときさ…」とか
　「あぁぁぁのぉぉ、ちいが、あかちゃんのときさぁぁぁ…」とか、
　やたらと過去を振り返りたがる時がある（笑）。

　４歳と２歳はまだまだ小さいし、赤ちゃんなんだけど、
　彼らとしてはこの歳以前のことは小さいころで、赤ちゃんなのだ。

　一人の人間として、成長しているのね、などと思ってしまう。

　しかし。
　ついこないだのことなのに、そういう質問に即答できないことがある。

　どんなんだったっけね～？
　確かにかわいかったことには間違いないのよね～。

　しっかり目に焼き付けているようで、焼き付けていないのかなぁ。
　感動して、喜んで、笑って、怒って、泣いて。

　でもね、ゆるるとちいは毎日元気に素直に育っています！
　少しずつ出来ることも増えてるし、少しずつ色んなことを覚えている。
　そして、ママとパパはキミたちをかけがえのない宝物として、
　大切に大切に想って育てているつもりです！
　それだけは、はっきりいえることで～す。

　　　　　　　
　
　今日、久しぶりにプールで、顔なじみの小学生の男の子に会いました。
　彼は２年生。でも、すごく不思議そうに私をみています。

　「おぉ～！久しぶりだね！！元気だった？…どうしたの？？？」
　「え？いや…別に…。」

　そこで私は気がつきました。
　彼がとても身長が伸びていたことを。
　いつも若干見上げるように話していたのに、目線が近づいている。
　彼にしてみれば、
　「あれ？この人こんなに小さかったっけ？」
　と思ったに違いない。
　
　「なんだか背が伸びたよね？」
　「うん。ズボンがどんどん短くなるってお母さん文句言ってた。」

　違うんだなぁ。文句いいながらも、うれしいんだってば。