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青空まぶしい日曜日、
パパさんが、子供達を皇居に連れていきたいと 言い出した。 皇居本丸は、そこだけ空が広い。 すこん、と突き抜けたよう。 東京のど真ん中は、緑、なのだ。 その後、私のOL時代通った竹橋界隈に、 足を伸ばした。 懐かしい。 毎朝、その日の仕事のことを考えながら歩き、 毎晩、疲れたなぁと家路を急いだ道。 道は変わらないけど、建物は変わった。 私が勤めていた会社は、本社を移転した。 ビルに名前は残っているけど、 中には違う会社が入ってる。 まわりも再開発が進み、 大きなビルが2棟、そびえたっていた。 小さな店や、細かい道がなくなり 知らない町になっていた。 当たり前だ。 けど、なんだかさびしい。 人が生き、時間が流れる。 こうして東京はどんどん変わっていくんだ。 でも、やっぱり寂しくて、ちょっとショックだった。 お昼ご飯のパンを買っていた 小さなパン屋さんは まだ残っていた。 日曜日は定休日でシャッターはおりていたけれど 素直に嬉しかった。 1人懐かしがり、寂しがり、端からみたら不思議なテンションの私に 家族は何も言わず お散歩を付き合ってくれた。 あの頃があって、今がある。 今住む町を、暮らしている風景を、大切に心に刻もう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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