三十路の大学院生はっしーの研究日記

2006/01/05(木)16:53

占い師

家族・友人(83)

亡き祖父の親友で、占いが得意だったおじいちゃんの訃報を職場で聞いた。90をゆうに超える大往生だった。 思うに、占い師っていうのは、やってくる人の心のニーズを敏感に察知して、背中を押してあげる、ちょっとカウンセラーみたいな仕事じゃないかな。このおじいちゃんは、そんな感じの人だった。 おじいちゃんが僕に立ててくれた卦を思い出す。 「お前さんは学問が得意なのはよく知っとる。その学問はな、自分のためだけにやるんじゃないぞ。世のため、人のために役立つ学問をしなきゃいかんよ。そうすれば未来が開けると、卦に出とる。」

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