三十路の大学院生はっしーの研究日記

[大学院・心理学] カテゴリの記事

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• lucky chance

  I have made friends with a doctorate degree holder at a psychology school nearby, and she is inviting me to participate in her zemi. Student body of that school is mainly full-time workers, as the school hours are in the evening. The zemi is in Tuesday evening which is convenient for me, so I decide to accept the invitation. Maybe I'll have a chance not only to participate but also to make a presentation on my own research topic. This is indeed a lucky chance.

  2006年10月06日

• Encouragement letter

  The academic association where I gave my 1st presentation sent me a post card, saying that "since your presentation was good, we recommend you to contribute an article to our journal." This is a good news, though they only "encourage" me to send a draft but acceptance is not guaranteed. It will be time and energy consuming, but I will do my best to put my article on the journal.

  2006年09月15日

• It's tough to research...

  I have to confess that I really hate to read English academic articles. It's quite time/energy consuming. Furthermore, I must serve as a part-time board member in my family company. How can I spare my time and energy to read papers? I know my weakness as a researcher is lack of knowledge on previous researches. I wonder how I can overcome this (ToT)

  2006年09月12日

• academic presentation

  I made an academic presentation at Japanese Association of Industrial Counseling. Unfortunately, the trend of this Association is in career counseling. But the group where I made my presentation was concerned about occupational stress, so the group was unpopular and there was only small number of audience. However, the discussion there was fun and meaningful. I sent an email to the chairperson of the group, and she responded, saying that the discussion was fruitful. So I regard my own presentation as pretty succsessful.

  2006年08月31日

• Up to academic presentation

  I took a speech practice today in the lab, in front of 3 senior students. Thanks to their advise, The slides are in good shapes, and I am pretty looking forward to my 1st academic presentation.

  2006年08月22日

• Kickstart my heart!

  I've been relaxing these several weeks, without doing any study, but I think it's time to restart. I feel my energy restored. My 1st academic presentation will be in the end of this month.

  2006年08月08日

• still long way to go

  研究者として職を得るためには，これから長く苦しい闘いが待っている。とにかく，先行研究を読み，仮説を立て，データを採り，考察し，論文を書く。これを繰り返さねばならない，しかもなるべく質の高いものを。評価されるものを。必死で研究していくことは大前提として，少しでも有利になる，近道はないだろうか。いろんなことを考えている今日この頃。

  2006年07月23日

• 夏休み

  ついに、宿題をすべて提出し、授業はほとんど終わり、夏休みに突入した。長く心の病で苦しんだが、立ち直り、すばらしい環境での勉強を始めて、最初の一学期を乗り切った自分に、最大限の賛辞を贈りたい。初の学会発表も決まり、修士論文に向けての助走も着々とスタート。根をつめすぎないように、自分のペースで研究を続けていきたい。

  2006年07月12日

• 学会発表原稿

  お世話になったいろんな方に，近況報告がてら原稿をメールで送ったら，好意的なお返事をたくさんいただけた。研究者として記念すべき第一歩を刻む事ができたと思う。あとは，本番の発表がんばろう。

  2006年07月08日

• 原稿を提出

  ３週間全力投球して，学会に発表原稿を提出した。よくがんばったと思う。発表当日配られる，記念すべき論文集は，宝物にしよう。

  2006年07月05日

• 流れ

  学会発表原稿を先輩に見てもらっていたら、「これ論文にするんですよね？」と言われた。それは考えてなかったので驚いたが、ちょっとその気になってしまった。そしたら、図ったようなタイミングで、うちの大学の紀要論文募集のメールが舞い込んできた。こりゃあ、やるしかないな。そもそも、学会発表も、たまたまいいタイミングで募集の知らせが送られてきたし。なんだか流れに乗ってぐいぐい進んでいく感じがする。気合いを入れすぎて体調を崩すことだけ、注意。

  2006年06月27日

• 学問とは

  まったくねー。厳しいね。いろいろ考えると、批判されて、磨きなおして、また考えて。で、批判されて。その繰り返し。新米の院生が褒められることなんてほとんどないね。今のところ、批判を前向きに取り込んで、自分を向上させる方向に持っていけてるけど、いつまで精神状態がもつかなあ。

  2006年06月20日

• 学会発表、するかも

  お世話になったある方の誘いで入っている学会から、会報が来た。８月末に学会大会があり、発表者を募集中だということだったので、原稿を出してみようかと思い立った。一応ネタはある。さらさらと原稿を書き、指導教官にメールした。これから相談。「こんなん恥ずかしいからやめとけ」と師匠に言われなければ、これで学会デビューである。大学院入学前にやったもので、誰の指導も受けてない、レベル的には低い研究だと思うが、とにもかくにも学会発表というものをやってみようという積極的な気持ち。さぁ、気合入れて準備するぞ。

  2006年06月16日

• 眠れない！

  今日は研究会で発表して、非常に議論が盛り上がって、知的刺激を強烈に受けた。おかげで興奮して眠れない。院生になってから、学校に行った日の夜、こういうことが頻繁に起こる。まぁ、刺激があってのことで、原因はハッキリしているから、そんなにあわてる必要はない。ラボで、優秀な先輩から、彼の博士論文の製本したやつをもらった。膨大な引用文献リストに頭が下がる。僕はまだあまりにも先行研究を読んでいない。それは自分でよく自覚している。英語を読むのがイヤだなどと言ってちゃ話にならん。頑張らないとな、と気合が入った。

  2006年06月05日

• 英語恐怖症

  英語の論文を読むのが苦痛で、最近、日本語の論文や本に逃げている。ビジネス英語を使ったり、学校で英文ケースを読みまくったりして慣れているはずなのに、どうも心理学の論文を英語で読むのは辛くて駄目だ。これも慣れの問題ならいいんだけど。

  2006年06月02日

• 中国人留学生との会話

  うちの大学院には中国からの留学生がたくさんいます。なかなか壁があって、日本人学生と、中国人学生、間に会話は少ない感じ。でも僕は、そういうcross-cultrualな環境には、B-schoolで慣れてますから。日本語がよくできる人には、日本語でゆっくりはっきりと。日本語を勉強始めたばかりの人には、ゆっくりめの英語で。これで、ほとんどコミュニケートできるよ。留学生と話すのって面白いんです。たとえば、先ごろの中国の抗日運動の話。僕のほうから、「中国に出張で何度も行ったけど、一緒に仕事をした客先の人たちから、反日感情なんて感じたことはなかった。だから抗日デモはすごくぴっくりした」と話すと、女性の留学生が、「中国人の間には、外国人には親切にする文化があるんです。それは相手が日本人でも同じだよ。だから私も今回の抗日デモは驚いた。」と言って同意してくれた。「若い学生が、煽動に乗って、頭に血が上ってやったことだと思いますよ」とのことでした。

  2006年05月23日

• あいたたたた(>_<)

  こっそりやっていた調査結果をもとに、自前の質問紙尺度を作って、指導教官にメールしてみた。アポのお願いも添えて。師匠の返事。「よろしい、時間をとりましょう。これで、君の測りたい『××』は測れるのか？これまでの尺度と、どこがどう違うのか？そもそも、君の測りたい『××』とは何で、どう理解しているのか？を、話題としましょう。」うががが！痛いなあ！これで測れるかどうか？と言われると、あんま自信ないしぃー。これまでの尺度と、と言われても、ろくに先行研究読んでないから知らないしぃー。『××』の定義なんてぜんぜんできてなくて、だから探索的にデータとってただけだしぃー。困ったな、こりゃ先生の宿題にほとんど答えられないぞ・・・

  2006年05月22日

• 尺度を入手

  英文の論文を読んでいたら、非常によくできた質問紙尺度を発見。ネットで、著者の勤務先の大学のサイトから本人のアドレスを探し当て、メールでコピーをリクエストしたら、「好きに使っていいよ」とのメッセージと一緒にファイルが送られてきた。海の向こうの見知らぬ駆け出し研究者に快く研究成果を送ってくれるなんて、嬉しい。サラリーマン時代に培った英文コレポン能力も生きたな。

  2006年05月13日

• ラボで作業

  学校帰りの電車の中より。今日は午前中、必修の授業。午後の授業が休講だったから、ゆっくりラボで作業できてよかった。先にここでTO DOリストに書いたとおり、ラボにいるときはラボでしかできないことをするのが大切。それはすなわち、文献の検索と入手、それから手持ちデータを使った統計解析である。学内のPCでなければ文献データベースにアクセスできないし、SPSSも使えないからね。手持ちデータを料理してひとつ新しい発見があったし、ほしい論文たくさん入手したし、先輩を質問攻めにして勉強になったし、充実してた。

  2006年05月01日

• がぁあああ

  それにしても英語の論文読むのはツライ！！すぐにイヤになって、PCいじりにケータイいじり、現実逃避真っ最中・・・

  2006年04月29日

• こつこつ文献読み

  一昨日の午後からしばらく寝込んで、徐々に元気になってきたので、文献読みの作業を再開。慣れてくると、統計データに基づいて書かれた論文の方が簡単に読める。仮説検証型が多いから、論理はstraightforwardだし、仮説が支持されたかどうかを知りたければ数字を読めばいいからね。むしろ、質的に、記述を積み上げて議論を構築してあるタイプは、難しい英文をまだまだ読みなれていないこともあって、難しい。理解しきれないこともしばしばある。気にせず読み飛ばして、とにかく今は論文の数に多くあたるようにと考えている。

  2006年04月29日

• やることリスト

  院生になってみると、勉強すべきことの多さに圧倒されそうになる。整理する必要を感じるので、to doリスト風にまとめてみました。優先順位をつけなきゃとてもこなせない。・心理学の基本的概説書を読む・・・無藤ほか「心理学」有斐閣。まもなく入手予定・研究法の復習・・・南風原・市川・下山「心理学研究法」放送大学テキスト。一読済。以上は、通学の電車の中で少しずつ。・統計・・・小塩「SPSSとAmosによる心理・調査データ解析」東京図書。入手済。これは、統計の授業の進度に合わせて、ラボにいる時間に。・自分の研究のための検索とダウンロード作業これも、登校日のラボにいる時間に。キリがなくなるので短時間で集中してやる。・自分の研究のための文献読みと、レジュメ作り非常に重要。自宅で、休日、夜間に。・自分の研究のデザインとりあえずの目標は、６月１２日の研究会発表。それまでにどれだけ文献を読めるかが勝負。

  2006年04月24日

• 今日も研究法の授業

  これ、とってもためになる授業だ。先生が学生を指名してどんどん質問を投げかけてきて、僕の番では運悪く「信頼性と妥当性について」が当たってしまい、トンチンカンな答えをして先生に「はっしー君は勉強しなおさないとだめだね、でも心理学専門じゃなかったのは知ってるから、当然のことだし恥じることはないよ」との激励を受けた。先生から、基本的な心理学の概説書の紹介があった。僕の場合はせっかく修士課程に３年かけるので、今のうちは専門的な論文を読むより、イチから基本を学びなおしたほうがいいなと思い、さっそく概説書を一冊、購買部で注文してきました。

  2006年04月24日

• はー、つらい

  こつこつと英語の文献を読んでます。さらに、それのレジュメを日本語、英語チャンポンで作って、PCに保存。ふーー。疲れる。授業で先生が言うには、読んだ文献はデータベースにして、レジュメを書いてPCに蓄えなさい、今学期の末に、この半年間で読んだ文献のリストとレジュメを提出せよ、だそうです。・・・・はー。しんどい。まぁでも、この地道な作業が、のちのちよい論文を書くことにつながると信じて。

  2006年04月22日

• 杞憂でした

  午前中、統計の授業が終わった後、めちゃめちゃ緊張して教授の部屋へ。予想に反して、にこやか、和やかに、３０分お話していただけた。僕の導入しようとしているキーコンセプトについて、いろいろと示唆に富んだアドバイスがもらえた。自分の研究室に戻り、先輩たちに教授との会話の内容を話すと、「こんな研究最近見つけたよ、参考に」といって論文のコピーをくれたり、議論の相手になってくれたりした。すごくありがたい。やれやれ、緊張して損した。先生も先輩も、いい感じです。

  2006年04月19日

• これから登校

  昨日は暗い書き込みで心配をかけました。なんとかこれから登校できそう。今日は教授と、自分の研究について話す。事前にメモを送るように言われ、準備してみると、あまりにも自分の考えがまとまっていないことに気づいてしまい、ちょっと先生に会うのが怖い。それから、僕の考えていたテーマは1990年にアメリカで博士論文になっていた。とうの昔に先を越されていたことになり、ショック。しかし、まだ入学一週間。今の自分に高望みをせず、うまくいかなくて当たり前だと割り切って、地道に先行研究を読み込んでいこう。だいぶ、焦っているようだね。

  2006年04月19日

• 自由な院生ライフ

  今日は授業二日目。週二回、必修の授業がある日しか登校せず、あとは会社に行ったり、休んだり。今のところは二足のわらじ生活、順調にすべり出している。大学にいる日は、院生用の研究室を拠点にして文献検索や統計解析、文献読みなどをこなし、授業のある時間に教室へ移動する感じ。研究室の中は、長年会社勤めをしてきた僕にとっては、時間が止まったみたいにゆっくりした空間。みんな静かに自分の席で、思い思いに研究に励んでいる。授業の課題はさほど多くなく、ほとんど自分のやりたい研究をやっていればいい、自由なパラダイスだ。図書館のサービスがものすごく、欲しい文献はほとんど手に入る。恵まれた環境で、ゆっくり着実に研究に励んでいこうと思う。

  2006年04月17日

• 個別指導の準備

  こんどの水曜日に、指導教員に現時点での研究上のアイデアを見てもらうことになった。事前に、アイデアの内容をメモにまとめてメールするよう指示があったので、昨晩送っておいた。しかし、ここ数ヶ月こつこつ考えてきた内容なのに、いざメモにすると、新味もないし、かなり貧弱な内容である。だからこそ先生に見ていただいて、方向性をdirectしてもらう意味があるのだよね。研究室の先輩からも、「最初のうちは、先生に退屈そうな顔されちゃったり、厳しいこといわれたりすると思うよ。でも最初のうちなんだから、それが当たり前だからね。」と言われている。

  2006年04月16日

• リーダーシップはムツカシイ

  今まで友人と電話していた。勤務先で初めてチームリーダーに取り立てられ、大いに苦労しているみたいだ。「部下にストレスを与えずに、かつ威厳を保つには、どうしたらいいんだろうね？」うわ。めっちゃ知りたい、それ。でも、今の僕にはわからない。リーダーシップ研究をかじり始めているくせに、話を聞いてうなづくばかりで、何も気の利いたことのいえない自分に気づく。現時点では、じつに役に立たない、半端な研究者の卵である。そういえば、会社員としての自分は、人の上に立つという点ではまるで失敗作であったことも、苦々しく思い出す。

  2006年04月14日

• 入学式

  雨の降りしきる中、遠い道のりを通学して、入学式に出た。「大学院の入学ってのはあんまりおめでたくありません。厳しいスタートです。これからは、自分の道を自分で切り開くしかなくなるからです・・・」「心理学で食べていこうとしても職がありません。非常に厳しい状況です」などなど、先生方のあいさつはオドカシ調のものが多かった。オリエンテーションを済ませ、自分と、同じ研究室の同級生ふたりに、隣の研究室の同級生ひとり、計４人でランチを食べながらいい具合に打ち解けて、それからラボへ。先輩たちに、文献検索の方法など教わった。初日としては、同級生と仲良くなり、文献検索のやり方も覚えて、十二分の出来。僕は入れ込みすぎないことが課題だから、しばらく文献検索をやったあと、こんなもんでよかろう、と退散。よいスタートを切れたと思う。明後日から授業だ。けっこう課題が多くて大変だという話。

  2006年04月10日

• Rで統計解析

  のんびり日曜休み。朝からソフトを動かして統計解析の練習。僕はB-school時代の名残で、統計ソフトはRを使うのだけど、今度の学校ではみんなSPSSでやるみたいだから、きちんと授業を受けてSPSS使いに転向しないとな。でもとにかく統計処理を理解するためには、ソフトの種類にこだわらず、手を動かしてやってみることでしょう。今日は手持ちのデータで、２要因分散分析と因子分析をやってみた。Rを使う人には、こちらのサイトがおすすめ。JIN'S PAGE-Rでデータマイニング午後からはスカパーでホークス対楽天戦を観戦中。

  2006年04月02日

• こつこつ研究

  論文や学術書を、毎日少しずつ読み進めている。また並行して臨床系の読書も継続中。今読んでいる社会心理学の本は、相変わらず三隅先生のＰＭ理論。骨が折れるが、一生懸命少しずつ読んでいる。臨床系の本は、北山修著「精神分析理論と臨床」僕の大好きなザ・フォーク・クルセダーズの作詞担当、というだけでなく、精神分析学者としてもひとかどの人だと認識できる。学術論文は、臨床心理、精神医学のものや、パーソナリティに関するものを多く読んでいる。ぽつぽつと自分の論文に使えそうなものが見つかりつつあり、面白い。

  2006年03月13日

• 今日は肉体労働

  今、学校帰りのローカル電車の中。乗り換えが少なく、ゆっくり座れて、意外と良いリラックス・タイムになる。今日はラボの模様替えに参加して、肉体労働してきた。適当に手抜きしたけど、疲れたな。博士候補生から学部生まで、ラボのメンバーほぼ全員と顔合わせできて、馴染むのに良い機会になった。女性が多く、やはり心理学科だなと思った。自己紹介で「社会人を経て入学の新M1です」と言うと、学部生たちから「すごぉ～い！！」と拍手歓声が。そんなにすごいことなの？

  2006年03月03日

• ラボに行ってきた

  指導教官に用事があって大学へ。ラッキーにも、ちょうど先輩の博士論文の発表があり、見せてもらうことができ、生意気にも質問までして、とっても勉強になった。さらに、院生が棲息するラボに案内され、博士課程にいる先輩三人に挨拶して、楽しく話もしてきた。僕の研究テーマについて先輩たちが関心を寄せてくれたのが嬉しい。すごく知的な会話が交わされているいい空間だ。今度ラボの模様替え作業があるらしいので、進んで手伝いを買って出た。

  2006年02月28日

• 長期履修制度

  春から大学院に通うことが正式に決まり、４月以降の生活デザインを考える時期になった。もう僕もトシもトシであるから、当然、生計を立てながら勉強を続けることを考えねばならない。「大学の寮に住んで、奨学金を借りて、夜は塾講師のバイトをやって、なんとか食いつなげるかな・・・」などといろいろ考えていたのだけど、結局、両親のありがたい理解を得て、今やっている家業の手伝いを続けながら学校に通う方法に落ち着きそうだ。今回入学する大学院は、通学の距離が長いので、長距離を毎日のように行き来しつつ、授業で勉強しながら、自分の研究も進め、研究室の手伝いや雑用をこなし、生計を立てるためのバイトも新たに始める、となると、心身の負荷が高まり、せっかく良好な体調を再び崩しかねない。そこへいくと、今やっている家の仕事なら、そこそこ安定した収入になるし、仕事も慣れていてこなしやすい。また、僕の現時点での研究は家の会社をフィールドとして行っており、そこが「リアリティがある」として先生方から評価されているから、家の仕事とのつながりは保ちたい。それに、僕が手伝うことで、両親の生活の負荷も軽くしてあげることができる。家の仕事と大学院の両立には、「長期履修制度」という強い味方があり、有職者である学生は、２年間で取得すべき単位を、３年か４年に分けて、しかも２年分の学費で履修することができる。２年間で必要な単位を取り、３年目で修士論文の作成に専念する３年計画で行こうと思う。いち早く指導教官にメールで相談したところ、「計画的に学習を進める必要がありますが、あなたの事情に合った方法ですね」と理解を示していただけた。週明け早々に、大学に手続きに行ってこよう。

  2006年02月25日

• やった！合格！

  第一志望校の院試を突破しました！応援して下さった皆さん、ありがとう＼(^o^)／

  2006年02月22日

• お題つきバトン「心理学」

  mixiで仲良しの「ポン太」さんからもらったバトンです。指定されたお題を、質問の『』の中に入れて答えるそうな。ちなみに僕に与えられたお題は「心理学」でした。Q1、あなたの好きな『心理学』を教えてください。心理学の中にも数々ジャンルはあるんですが、自分のライフワークにしたいと思うのは組織心理学、興味があるのが臨床心理学です。組織心理学っていうのは、企業、学校などの組織で働く人の心の動きや行動を分析する学問。・どうすれば人はやる気を出して働くだろう？・どんな時に人は仕事のストレスを感じるだろう？・どうすれば部下は自分についてくるだろう？・どんな時に人はルールを破ったり、ミスをしてしまうのだろう？などなど、興味深いテーマをいっぱい抱えている、魅力いっぱいの学問分野。学び始めたばかりの今の僕にとっては、宝の山のよう。臨床心理学は、僕自身がうつ病で長いこと苦しんだ経験があり、また腕利きの臨床家の方々（心療内科医と、臨床心理学者）にその苦しみから引き上げてもらったことから、常に気になっている学問分野です。しかし、心療内科に入院して、大勢の患者仲間の心の病の苦しみを目の当たりにして、そのすさまじさから、病める人を責任持って治療しなければならない臨床の仕事に畏怖を感じました。だから、臨床心理を自分の専門にしようとは思いません。Q2、今の『心理学』についてなにか臨床心理学、カウンセリングがあまりにももてはやされ、それをライフワークにしようという人が多すぎる風潮が奇妙に感じられてたまりません。どれだけ、病める人の苦しみのすさまじさを知っているのか、それを責任持って治療することがどれだけたいへんか、わかっている人はどれだけいるのだろう？Q3、初めての『心理学』は？ 初めて「心理学」に触れたのは、うつ病で入院したときにカウンセラーさんにみっちり話を聴いてもらったこと。初めて学んだのは、経営系の大学院にしばらく通っていたとき、組織行動論の授業で、組織心理学に関わるトピック（モチベーション、意思決定、リーダーシップ、集団力学など）を学んだとき。面白くて魅了されました。Q4、あなたにとって『心理学』とは？ 人の心という美しき泥沼、妖しく光るカオスの中に飛び込む営み。何かひとつを立証するのも生半可なことではない、困難と魅力に満ちた学問分野。これをライフワークにできれば無上の幸せ。Q5、バトンを渡したい不特定多数とそのお題は？ こおたらさん、「勉強」ぽろたんさん、「写真」いしまさ、「起業」きょんきちさん、「心理学」ぷ、「旦那さん」Akiさん、「アメリカ」うーたん、「タッキー」Kahori、「愛娘」Sanfuさん、「中国」ひさ、「男のロマン」TK、同じく「男のロマン」俥曳き、きみも「男のロマン」

  2006年02月20日

• 口述試験

  予定通り、発表10分、質疑5分。発表はさんざん練習したから、スムーズにできたが、質疑ではやりこめられて苦しかった。開き直って「そこは検討不足で、わかりません」と言い放ったのが吉と出るか、凶と出るか。合否の手応えは全くわからない。でも、思えば院試の面接は、国内MBAスクール、放送大学に次いでこれで三回目だが、毎回「やられたっ(>_

  2006年02月10日

• 新たなチャレンジ

  すでに放送大学の大学院に合格しているけれど、さらに本格的な環境で、プロの研究者を目指して勉強したいと考え、地元のとある大学院に願書を出した。僕のこれまでの専門であった経営学を離れ、心理学への方向転換となる。といっても、今流行のカウンセリングや臨床心理をやりたいわけではなく、職務ストレスについて、心理学の方法で実証的に研究したいということ。このブログでもとりあげた「人望」の話は、研究のキーワードとなる。今回の後期日程は、筆記試験なし、書類選考と口述試験だけという思い切った内容。これまでそこの教授・助教授あわせて３人と話す機会をもち、直接聞いたところ、専門外の人間でも伸びそうな素質があれば合格にするつもりらしいので、チャンスと思いがんばりたい。口述試験は、これまでの自分の研究と、今後の研究計画を１０分間でプレゼンするというもの。すでにスライドを作り、タイマーをつけて、しゃべりの練習も開始した。絶対に合格してやる！という強い気持ちに燃えているところ。

  2006年02月02日

• 放送大学・単位認定試験

  今日は、ここ４ヶ月、毎週欠かさず視聴してきた放送大学の授業の単位認定試験だった。科目は、記述式の「経済政策２」と、択一式の「健康科学」。放送大学は中間レポートと期末試験があるわけなんだけど、レポートを書いたときは、考えなきゃならない記述式がイヤで、教科書と首っ引きすれば簡単に書ける択一式が楽だと思った。しかし試験においては、まったく反対の感想をもった。記述式は、頭に残っている授業の内容でなんとか書けるけれど、択一式は、僕の大嫌いな、教科書の細かい記述の丸暗記が問われているわけで。 経済政策２は、授業でいくつかキーとなっていた数式があったのだが、それを押さえておけば書ける。数式の符号を一部覚え間違えていて、部分的に誤った論述をしてしまったので、そこは減点されるだろうけれども、単位はもらえるだろう。択一式の健康科学は、細かい出題が多くて大苦戦した。まさに、教科書一冊丸暗記が求められていた。単位が来るか心配だ。 結論。放送大学、あなどりがたし。単位とるのもかなりな努力が必要です。

  2006年01月29日

• 人望ってなんだろう？？

  今の僕の研究に関することなんだけど、読者の皆さんは、「人望のある人」ってどんな人だとイメージしますか？コメント欄に、自由に書いてみていただきたいです。必ずレスいたしますので。参考までに、以下は、ある掲示板で僕がやっている「人望」についての議論です。～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～さて、Xさん、Yさんから、興味深いご意見を頂戴しました。研究の参考になるのでうれしい限りです。僕なりにエッセンスを要約すると、こんな感じでしょうか。Xさん：リーダーシップ教育は、研修と実践で天地の差があり、実践のほうが身につく。また、リーダーには、指示ひとつ出すにも、相手によく理解してもらえるだけの論理的なコミュニケーション能力が求められる。Yさん：人望の源とは、責任を委譲してくれる度量、プラス、結果が出なくてもプロセスを評価すること。話を聞いてくれることも大事。Xさんのおっしゃるとおり、リーダーシップの養成には、実践で修羅場をくぐることが必要だと思います。神戸大学の経営学者、金井壽宏が、出世したビジネスマンたちに「あなたが一皮むけた経験」をたずねたところ、「若いころ海外駐在させられて苦労した」とか、実地での苦労話をあげる人が圧倒的に多かったといいます。それから、論理的なコミュニケーションで相手に納得してもらう、というのも、非常に大切なことですね。九州大学の組織心理学者、古川久敬は、「コミュニケーションとはコストである」と言っています。コミュニケーションをとるなんて簡単なことのように思ってしまうけど、実際やっているかチェックしてみると、全然できていないものですよね。たとえば挨拶ひとつとってもそうですよね。挨拶しようと思っても、「勇気がいるなあ」「めんどくさいなあ」とついついやらない、後回しにする。お金は一銭もかからないのに、やらない。それは、手間とか根気とか勇気とかいう名の、見えないコストがかかっているからだと考えるわけです。Xさんのいう「論理的なコミュニケーション」を考えてみると、わかりやすく、丁寧に、ロジカルに話さなきゃ！と、「頭を使わねばならない」部分が、見えないコストといえるのかもしれません。コストがかかっているわけですから、コミュニケーションがなされにくいのは当然なんですね。コストをいとわずに、脳みそに汗をかいて、「論理的なコミュニケーション」を取れる人は、ほかの人とどこが違うのでしょうね。コミュニケーションのコストをいとわず払う人は、コストを上回るメリットをコミュニケーションに認めている、「コミュニケーションのメリットに敏感な人」、あるいは、コミュニケーションのコストを人よりも低く感じる、「コミュニケーションのコストに鈍感な人」のどちらかですよね。どんな人がメリットに敏感なのか、どんな人がコストに鈍感なのか、ぜひ今後研究してみたいと思います。Yさんの説も実感がこもっていて、なるほど！と思いました。部下をその気にさせるには、部下を信頼して、やりがいのある仕事を任せて干渉しない、さらに結果の責任は問わず、上司である自分がかぶる、という要素は必須ですよね。ところが、リーダーだって人の子、小心者ですから、任せるのは怖い、干渉したほうが安心だ、責任はかぶりたくない、っていうのも人情で、当然のことですよね。この「小心な人情」を乗り越えて、人望のあるリーダーたりえる人は、他の人と何が違うのか、どうやったらそんなリーダーになり得るのか？？これも研究対象になりそうです。人の話をきちんと聴く、っていうのもリーダーの条件として大きいと思いますが、それこそ「きちんと聴く」という営みは、前述の「コミュニケーションのコスト」の塊のようなものですよね。コストがかかるから、これを専門とするカウンセラーなんて職業も成り立つわけですもんね。人の話をきちんと聴ける人は、他の人と何が違うのか、どうすれば聴けるようになるのか？　これも面白そうです。みなさんヒントありがとう。読者の皆さんの考える「人望」の要素とは？？　どしどしお寄せください！

  2006年01月19日

• 試験勉強ちう

  １月２９日に放送大学の単位認定試験がある。授業は今１４回目が終わり、あとは最終回を残すのみ。仕事もあるし、ほかにもやりたいことがあってなかなか集中できないが、ここは頑張りどころ。たった２科目でも、十分に頭に入れて試験に備えるのは思いのほかたいへんだ。完璧な準備を期すいつもの性格が出ているだけかもしれないけども。記述式の「経済政策２」は、もともと学部時代の専門だったこともあり、難しいながらも、頑張ってかなり理解できてきた。意外と問題なのは、楽な授業だと思っていた「健康科学」で、択一式で細かい内容の暗記を要求してくる。中学生のころから暗記科目は大嫌いだった。これは厄介。

  2006年01月13日

• 先輩研究者

  年末で仕事も忙しかったのだが、熱心に研究も進めて少し疲れ気味。今日は会社に緊急出社したが、これから中学の同窓会。楽しみ。研究のほうは、「人望とは何か」「それはどうやったら育つのか」という大きな問いに突き当たった。「人望のある人は、部下の協力が得られるからメンタルヘルスが良好」というのも本当だろうし、「人望のある人の下で働いている人たちも、メンタルヘルスが良好」ということもいえるかもしれない。とある先輩研究者とメル友になり、示唆に富んだコメントをたくさんもらっている。独りで考えるより、先輩にヒントをもらいながら進めると、ぐっと思索に深みが出る。苦しくもあるが、同時に楽しくて、やめられない感じだ。春になり、正式な指導教官と顔を合わせるのが楽しみだ。

  2005年12月30日

• メモ～次のステップ。

  データは採ったが、文献の読み込みが足りないから考察が深まらない。大野正和「まなざしに管理される職場」を読む。MBAの組織行動論で課されたリーディング課題を読み返す。特にリーダーシップについて。良質なアーティクルがたくさんあったはず。

  2005年12月28日

• 難しい！！共分散構造分析

  小島隆矢著　Excelで学ぶ共分散構造分析とグラフィカルモデリングという高い本を買って、自分のアンケート調査のデータを、今心理学界で大流行りの「パス図」に現そうとトライ中なのだけれども、難しくてどうしてもできない。何度やってもエラーになる・・・どうやら、統計学の素養が相当にないとうまくいかないらしい。で、この本を読んで勉強するんだけど、内容がハイレベルで、初学者にはたいへん厳しく、さっぱり理解できない。統計解析も甘くないな～～。

  2005年12月26日

• 人望？

  研究を進めていて、「『人望』のある人ほど、職務ストレスが低い。」「『人望』のない人ほど、職務ストレスが高い。」なる仮説が導き出されつつある。さてここで問題、いったい「人望」ってなんなんだ？さっそく、文献検索データベースや国立国会図書館のホームページで「人望」をキーワードに調べてみたが、「人望」についてアカデミックに研究したものは全く見当たらなかった。ひょっとしたらこれ、ライフワークにできるかもしれない。しいて言えば、一橋大学商学部の沼上教授が、一般向けの雑誌に「人望のある管理職が組織を腐敗させる」という刺激的なタイトルの記事を書かれている。取り寄せて読んでみようか。「人望」とパーソナリティには関係があるのだろうか。とっかかりとしてパーソナリティ検査と職務ストレス検査を同時にやって、関連を調べてみようか？？

  2005年12月24日

• 論文書き

  現時点で手元にあるデータを、ぼちぼちと論文形式にして書き進めている。流れは、はじめに→対象・目的・方法→結果→考察。ある程度進んだら、プリントアウトして、眺めて、考えて、書き加える。あちこち手を入れて、ちょっとずつ進んでいく感じが心地よい。そう、一気にやる必要はないのだね。春になって指導教官がつくのが今から楽しみだ。

  2005年12月21日

• 院試、合格

  放送大学大学院修士課程　政策経営プログラムの入試になんとか合格できました。応援してくれた皆さん、ありがとう。ブログを読み返してみると、５月くらいから、職場のメンタルヘルスのこと、統計学、経営学など、いろいろとこつこつ勉強して、がんばってきた。とりあえず第一ステップとして、これまでの努力が報われたことをうれしく思う。研究としては、周りの皆さんの助けもあって、社内アンケートの解析などすでに滑り出している。今から２年かけて、じっくりと厚みを育てて、よい修士論文を仕上げたいと思う。

  2005年12月17日

• オーバーラップ

  仕事と研究がオーバーラップしてきていて、趣味と実益をかねた研究がやれている。やっていることが会社の役にも立っている実感があるので、なかなかに楽しい。あとは飛ばしすぎにくれぐれも注意。

  2005年12月16日

• ま、いいか

  最初は誰でもそんなもんだろ。

  2005年11月23日

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