米子市を行く
鳥取県米子市は 鉄道3線、米子自動車道、山陰自動車道、米子空港などを擁する山陰の交通の要衝として 商業都市として栄えています。“逃ぎょや逃ぎょやと米子へ逃げて 逃げた米子で花が咲く”このような俗謡があるほど よそものに寛容というのか自由闊達で開放的な活気があり およそ山陰らしくないカラーを持った街だと言われるそんな米子を訪ねてみました。突き当たりに米子駅が見えます。市街地には歴史館や資料館が点在し地元の新鮮な山菜や魚介類を味わえる食事場所も多いです。昔懐かしい下町情緒が味わえ 山陰最大の飲み屋街もある米子は松江や鳥取とは明らかに雰囲気が違います。江戸時代の面影を残す 旧加茂川沿いや寺町周辺は白壁土蔵の町並みも残っていました。旧加茂川沿いは遊覧船でも見学できます米子市を一望できるのが米子城跡です 米子城跡のある標高90メートルの湊山(みなとやま)山頂↓からの風景空港、民間放送の本社、大学、都市百貨店、JR支社等を全て兼ね備えた10万都市古くからの商都ですが 何故か都市銀行は一つも無いのが意外でした。山陰地方唯一のテレビ・ラジオ兼営局である山陰放送の本社です。実は米子周辺は映画館がかなり多い地域でMOVIX日吉津のシネコンが7つ SATY米子駅前の映画館が3つあります。「元町サンロード」「本通り」「笑い通り」の三商店街にまたがる延長約800メートルのアーケードですが 老朽化しつつあり郊外への相次ぐ大型店の進出や長引く不況で 商店街も空洞化が進行しているようです。JR米子駅 山陰唯一の駅ビル 中学生時代 初めてこの駅を見たときは 「広島駅に負けてないな 山陰でもこんなデカい駅あるのだな」と驚きましたが 駅ビルに名店街などはなく 開放されてるのは一階だけなんですよね。(昔の高松駅がそうだった)上の階にJR西日本米子支社が入っています。鳥取県は昔、因幡(鳥取)と伯耆(米子)の国で池田32万石が治めておりその当時から因幡は池田藩主(お城・城下町)の消費物資(食料品等)の供給源という立場で、狭い地域での経済圏を形作り、外部経済圏との結びつきの弱い性質の地方でした。(それが保守的・閉鎖的と見られる原因)対する伯耆の国は池田藩の外貨獲得の為、(商業都市といわれるゆえん)古くから外部経済圏との結びつきによって発展してきたという性質を持った地域でした。鳥取と米子には、そういう差があります。どちらかといえば米子に活気が感じられる理由として・米子周辺の港湾や道路など既存交通インフラの整備度が高い ・食品を中心とした産業と医療分野での研究設備など、今後の高齢化社会対応産業の育成が可能 ・山陰地方の中央部に位置し、東西南へのアクセスバランスが良い ・松江・出雲など島根側を含め、生活都市圏域としての自立度が高く、人材も豊富に調達できる などが挙げられます。米子市皆生温泉米子の中心商店街には停滞感がありましたが 郊外地域を車で走らせると山陰ではやはり最も投資が優先されているのかなと感じました。 米子のおいしい居酒屋一代より、おいしい大山地鶏つみれなべセット 5人前米子・境港・西伯・日野今昔写真帖(楽天ブックス)米子弁講座(楽天ブックス)東京⇒米子 往復限定ANA 激安航空券26,900 円格安です!!ボックストラベル米子周辺の宿泊施設をネットでお得に予約出来ます