blog版 ぶらり探訪

2006/08/14(月)05:57

工芸品で栄えた静岡

中部(6)

写真は静岡市の駿府城です。 徳川家康が駿府城を築いてから 久能山東照宮 駿府浅間神社なども造営され 駿府(静岡市)は 全国から大工や各分野の工芸家が呼び寄せられました。 造営が終わった後も 気候の良い駿府は定住する工芸家が多かったといいます。 この静岡市は 東海道中にあり昔から旅人の交易も多く 南アルプスの森林地帯から 安倍川や大井川を利して木材を取り寄せ易く   気候温暖で漆塗りも盛んだった事で  お椀や鏡台 雛人形 竹細工 木製家具など 工芸品の町となりました。 木製工芸品の盛んな静岡は 飛行機や戦艦の木製模型作りでも一頭地を抜きましたが それはやがてプラモデル製造産業に姿を替え  日本のプラモデル生産の実に85%は なんと静岡県となっています。 世界最大のプラモデルメーカー“田宮模型”が 本社が静岡市にあるほか 他に アオシマ(静岡市)とハセガワ(焼津市)などの本社があります。 また静岡では年1回 静岡ホビーショーという模型の新作見本市イベントが開かれ その年の流行となりそうな新商品を求めて 世界中の買付人や愛好家が大集合するようです。    こちらの記事もどうぞ<<アサヒコム…Mytown静岡/2006年06月14日 徳川家康が静岡に駿府城を築かなければ 静岡は工芸品の町になることもなく プラモデルが静岡の地場産業となることも無かったかもしれませんから 徳川家康の影響は現代にも及んでいるのですね(^^) 下写真は 静岡県庁展望棟からの街です。 静岡の中心街です。 最後に青葉おでん横丁と呼ばれる 「静岡おでん街」  静岡市内には200軒を超えるおでん屋があり、その人口比では日本一とか。 静岡おでんの特徴はおかかと青のりを振りかけ、そして最後に甘辛い味噌をかけます。 更に最大の特徴として黒はんぺんが入ります   時間が許せばこちらもご覧下さい→ぶらり探訪<静岡市の旅 駿河竹千筋細工フロアスタンド 霊峰 駿河竹千筋細工花器 円花 彩 ひご100本 井川メンパ 丸型お弁当箱セット 田宮模型をつくった人々(楽天ブックス) 駿府城 甲府城(楽天ブックス) 静岡市内の宿泊施設をネットでお得に予約出来ます

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