FM One(えふえむ花巻)大沢中継局
昨年(2025年)6月、花巻方面に用事があって出かけたついでに岩手県花巻市にあるコミュニティFM放送、「FM One(えふえむ花巻)」の大沢(おおさわ)中継局を見てきました。FM One(えふえむ花巻) 大沢中継局 周波数 78.7MHz 空中線電力 20W 実効輻射電力 44W 電波形式 F3E(モノラル放送)※総務省電波利用ホームページ~無線局免許状等情報より引用中継局のアンテナは、大沢温泉背後にある標高約365mにある花巻湯口テレビ中継局ではなく、県道12号(花巻大曲線)沿いの花巻市消防団第2分団第2部屯所の敷地内に設置されていました。電波塔にありがちな鉄塔ではなく、PC柱に設置されています。公道と敷地の境界付近に建っているので間近で見ることが出来ました。ポール先端に3素子の八木アンテナが1段2面で取り付けられています。ビームの方角は、北北西と南南東になっています。よく見ると送信アンテナの下には3素子の小さな八木アンテナがあります。おそらくこれは山上の花巻湯口テレビ中継局にある固定局からの中継波受信用と思われます。似たようなアンテナは、以前書いた戸塚森固定局(仮称)でも見かけています。太いケーブルが屯所につながっています。同期放送用のGPSと思われるものが受口傍にあります。この白い箱物は送信機?何も書かれていないので詳細は不明です。すぐ傍には消防用の鉄塔とPC柱が建っており、消防無線のものかもしれないです。この場では判断出来ませんでした。このFM One(えふえむ花巻) 大沢中継局、山上にある既存の花巻湯口テレビ中継局ではなくここを選んだ理由は、おそらく矢沢本局(20W)との干渉の影響を抑えるためではないかと思われます。ロケーション的には間違いなく山上に中継局を置くほうが良いはずですが、飛びすぎによる影響は避けらず同期放送を行うためにはこのような場所を選ばざるを得なかったのでしょう。旧アナログテレビ放送時代は、花巻湯口テレビ中継局のVHF帯の電波が弱いながらも奥州市水沢まで届いていました。ちなみに旧大迫町にある大迫中継局(20W)は標高が約280mと比較的高い位置にあり、意外と広範囲に飛んでいるようで、旧石鳥谷町と紫波町の境目付近では矢沢本局との干渉が起きてジュルジュルという雑音が聞こえます。