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カテゴリ:ラジオ受信&遠距離受信
前回は盛岡市にある岩山公園駐車場で北海道札幌本局のFM放送の受信に成功したことについて書きました。
今回は札幌本局からどのようなルートで盛岡市までFM波が伝搬してきているのかを検証してみたいと思います。 札幌本局(手稲山)から盛岡市(岩山公園)の伝搬ルート。 ![]() ※国土地理院地図より引用 盛岡から札幌の方角はほぼ真北になります。 札幌本局(手稲山)から盛岡市(岩山公園)までの直線距離は、何と約374km! こんな長距離を飛んでくるとは、さすが出力5kWのFM局恐るべし。 続いて断面図。 ![]() ※国土地理院地図より引用 盛岡市に届くまで2回の山岳回折がある模様です。 手稲山から発射された電波はまず札幌岳(標高1,293m)にぶつかり、ここで1回目の回折。 ![]() ※国土地理院地図より引用 このあとはしばらくの間山岳地帯にはぶつからずに海へ出て、津軽海峡・下北半島・陸奥湾を越えて青森県三八上北地方上空を進んでいきます。 再び山岳地帯にぶつかるのは、岩手県一戸町にある七時雨山塊のひとつである西岳(標高1,018m)の東側尾根。 ここで2回目の回折。 ![]() ※国土地理院地図より引用 これ以降は山岳地帯にぶつかること無く、盛岡市の岩山公園まで届いていると思われます。 札幌本局の標高が高いこと、出力・ERPが大きいこと、山岳回折が2回で済んでいること、障害物の少ない海や平野部の伝搬であることなど複数の要因が重なり、ヘロヘロに弱りながらも何とか盛岡まで辿り着いている電波なのでしょう。 厳密には地球は丸いのでちゃんと地表曲面を作って見るのが筋なのですが、私はそのようなツールを持っておりませんので、正直言って正確ではありません。 だいたいこんな感じで飛んできているんだというのをわかっていただければと思います。 今回は岩山公園駐車場での受信でしたが、いつか機会を見つけてもっとロケーションの良い岩山展望台までポケットラジオを持って行って受信してみたいです。 その時はまた受信状況について書きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.08.26 22:08:19
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