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カテゴリ:ラジオ受信&遠距離受信
NHKラジオ第2放送停波後の他県局の受信状況についてさらに書きたいと思います。
今回は岩手県の南西に位置する山形県のラジオ局の受信状況についてです。 山形県は岩手県とは隣接していそうでしていない(お互いの県境から7kmほど離れている)だけでなく、間には奥羽山脈の険しい山々があるのですが、岩手県内では山形県の放送がそれなりに聴こえます。 (FM局は異常伝搬でもない限りポータブル機での受信は不可能ですので今回は割愛します。) 受信地・・・岩手県盛岡市 受信環境・・・市街地&木造住宅 受信機・・・aiwa AR-MDS25 受信日時・・・2026年5月 午前11時頃 受信には外部アンテナを使用せず、AR-MDS25 本体の内蔵バーアンテナのみで行いました。 AM(中波)の帯域幅はノイズの影響を抑えるため 1kHz に設定して行いました。 また、電離層反射での受信を避けるため昼間の時間帯で行いました。 まずは山形本局から受信。 盛岡市-山形市間は直線距離で約176kmです。 AM・中波 NHK-AM(山形 540kHz/5kW) ![]() dBμ:13 dB(S/N):04 信号は弱く、辛うじて音声が聴き取れるレベルでは受信出来ているはずなのですが、地元NHK-AM盛岡局(531kHz/10kW)と隣接しているため、NHKの音声が無音になった時に一瞬浮かび上がってくる感じです。 盛岡市での受信は一応可能ですが、内容を聴きとるのは困難です。
AM・中波 YBCラジオ(山形 918kHz/5kW) ![]() dBμ:21 dB(S/N):14 信号は弱いですが、音声は聴き取れるレベルです。 YBCラジオは精密同一周波数放送を行っており、山形・新庄・米沢・鶴岡・酒田・小国のどの局を受信しているのかはわかりません。 おそらく盛岡からの距離が近く、出力が大きめの山形・新庄・鶴岡の3局を受信しているものと思われ、それぞれの局が干渉していることから長い周期のフェージングのような現象が発生しています。 数秒~数十秒のサイクルで音声が大小を繰り返すので聴きづらい場合がありますが、盛岡市での受信は一応可能です。 続いて新庄局・米沢局・温海局・小国局の受信状態も確認したかったのですが、前記のとおりYBCラジオは精密同一周波数放送を行っているため判別不能。 NHK-AMはそれぞれ周波数が異なっているため確認が出来そうですが、いずれの中継局も出力100Wのため電波が弱すぎて受信不可。 NHKの中では唯一1kWの出力である鶴岡局(1368kHz)は、地元局IBCラジオのイメージ受信(684kHz×2)のため受信不可。 ただ、2026年3月まではNHK第2放送鶴岡局(1035kHz/1kW)が微かに受信出来ていましたので、イメージ受信が無ければ聴こえているはずです。 県南の奥州市付近では受信出来ることを確認していますので、強電界域である盛岡から離れた地域であれば受信可能です。 ところで、この鶴岡局は岩手県にもそれなりに電波が飛んできています。 奥州市水沢に住んでいた子供時代、ラジオ福島郡山局(1098kHz/5kW)を受信しようとダイヤルを合わせると、当時は同じ周波数でYBCラジオ鶴岡局(1098kHz/1kW)が出ており、混信でなかなか聴こえなかった記憶があります。 その後1995年頃にYBCラジオが918kHzでの精密同一周波数放送に移行したため、やっとラジオ福島郡山局が聴けるようになったのです。 岩手県内陸部との間には奥羽山脈・出羽山地という高い山々があるにも関わらずAMの電波は飛んで来ていますね。 ここまで山形県AMラジオ局の盛岡市における昼間の受信状況について書かせていただきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.05.23 15:45:51
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