2006/12/10(日)14:14
『あるいは裏切りという名の犬』試写会
昨日の冷たい雨も上がり
今日は晴天になりました。
神社のイチョウがきれいです。
我が家のトトロは出張中です。
しかも、翌朝、早起きしなくても良いという金曜日の夜
『あるいは裏切りという名の犬』の試写会に行ってきました。
舞台はパリ オルフェーヴル河岸36番地、パリ警視庁。
一口に言えば、
美人を巡って争ったけれど友人に破れた男(俳優はシラノ・ド・ベルジュラックを演じたジェラール・ドパルデュー)が
今度は、彼女の夫の地位を奪おうとして・・
という2人のトップ警視が命をかけて争う物語です。
実話がもとになっていて
ハリウッドでのリメイクも決まっているとか。
愛する者の命を奪われながらも、真実を知るために戦う男・・という設定は
よくある日本の時代劇とも共通です。
始めは凶悪なシーンが続き、目を被いましたが、
中盤からは、音楽の流れとカメラワークが良く
バタバタばかりでなく、映像もきれいです。
さすがフランス映画はいいなあ・・と思いました。
主役のダニエル・オートゥイユはもうおじさんですが
アクション映画、よくがんばっています。
アランドロン、ジャンレノを思い出します。
でも・・せっかく
居眠りもせず(実は昼食後に見る映画は、よく居眠りしちゃうんです)、じっと目を見張った1時間50分だったはずなのに・・
始めの手荒なシーンで目を覆ったために・・
(というか・・本当は、物わかりが悪いために)
最後に「この俺を覚えているだろうな!」と言って
フルフェースヘルメットで現れたバイク男、
私にはわからなかったので
未だにミステリーの謎が解けていません。
もう一度ゆっくり見ないといけないようです。