2011/03/10(木)23:31
イサン
韓流ドラマのことではなく、違算のこと。
レジのうち間違いなどで発生し、大半はマイナス=店側の損失となる。
場合によっては始末書を書かされるわけだが、研修生扱いの俺はまだ大丈夫。
俺は2日に1度のペースで違算を出しているわけだが(たいていは一桁で済むが)、
以前400円とか700円とか出していた。
始末書は1000円からなので書かされることは無いが、それでもかなり問題がある。
で、レジでの同年代の研修生はもう1人いる。俺より2つ下の女の子。
俺はそいつの事が会う前から気になっていたが、恋愛的な意味ではない。
そいつが5000円の違算を出していたからである。
客が出した5000円札を1万円札と間違えればありえる話だが、それでもインパクトは大きかった。
実際にあって一緒に仕事をし始めてからは、レジ仲間では一番仲がいい。
おしとやかだけどかなり気さくな性格で、俺ともすぐに打ち解けてくれた。
俺が入るまではその子が一番下っ端だったみたいで、
俺と言う可愛い後輩(?)が出来たのが嬉しい、のかもしれない。
(結構気を使って、いろんなことを教えてくれるのは、正直ありがたい。)
・・・で、今日は久しぶりに隣のレジのレジ番。
8時以降は客が来ずに暇なので、2人で世間話。
俺が入ってからはシフトに余裕が生まれサークルに専念でき、あまりバイトには来ないとの事。
だから2人でしゃべるのは久しぶりだったりするが、
やっぱりこいつとの会話は、店長や副店長との会話とはまた違った意味で楽しい。
女の子にある程度の免疫が出来たのは、結菜やシオさんのおかげだと思う。
自然に会話を出来る程度のレベルになれたことに、まずは一安心。
女の子との会話には、絶対男との会話には無い楽しさがある。
で、途中で違算の話になった時、向こうから5000円の違算を出した話が出てきた。
・・・デリカシーの無い俺のことである。思いっきり、
「あ、実は5000円の違算を見て、貴方のことを覚えました」
もちろん、俺は柔和な表情で言い、向こうもそれは分かってくれたので。
「こらっ♪」
の一言だけ。
不機嫌そうに言ったり、逆にふざけ笑ったような言い方をしたら確実に嫌われただろう。
(もしかしたら現時点でも嫌われてるのかもしれないが。)
そして俺の方がレジ番が先に終わったので、清算に入ったが。
いつも通りと言うべきか、10円合わない。
向こうも俺の様子に気づいて何か合ったのかたずねてきたので、事情を話すと。
「暇だし、落ちているかもしれない10円を一緒に探しましょう」と言ってくれて。
嬉しかった反面、10円の違算は免れないだろうと思っていたが。
「あ、ありました♪」
その子がレジの中から10円発見。
おかげで違算0で乗り切りました。
違算をきっかけに覚えたその子に、違算で助けられるとは。
なんか、本当にごめんなさい。俺が全面的に悪かったです;
自分の愚かさにしょげた一日でした。楽しかったけどw
違算と言えばこんなお話が。
普通、違算はマイナス、店側の損益になるのが普通。
なぜなら、客側は自分が損するようなことは大抵気づき、言ってくるからである。
客側が得をしても、黙っておく場合が多いだろう。
以前暗い性格をした人の話をした人を覚えているだろうか。
違算表にて、その人がこんな違算をたたき出していた。
+9000円
-5000円ならまだ分かる。
5000円を1万円と間違えて受け取り、客がそれに気づきながらも黙って受け取った。
5千円札と1万円札は色が似ているゆえ、これは十分にありえるパターンであるし、実際に多いらしい。
しかし、+9000円って何だ。
プラスの違算もたまにあるのは確かだが、客も気づかないほどの小さな金額が殆ど。
あっても3ケタがせいぜい。
だが、9000円ともなると相当の額。
おそらく、客が10000円を出したのをレジ番が1000円として受け取り、
客がつり銭が異常に少ない事に気づかないまま帰っていったとしか考えられないのだが。
・・・もしそうだとしたら、両方の神経が異常だからこそ成し遂げられる、神業としか言いようが無い。